
ヘリコバクター・ピロリ除菌療法
1.適応疾患:ヘリコバクター・ピロリ感染の胃潰瘍または十二指腸潰瘍
2.用法・用量:
通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mg、アモキシリンとして1回750mg(力価)およびクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
参考:本邦においてヘリコバクター・ピロリの除菌療法に使用可能な薬剤
ランソプラゾール:タケプロン
クラリスロマイシン:クラリス(200)、クラリシッド(200)
アモキシリン:アモリン(125)、(250)、パセトシン(250)、
サワシリン(250)、アモピシリン(250)
ワイドシリン(200)
3.有効率:3剤併用療法(1週間)のヘリコバクター・ピロリ除菌率
胃潰瘍 89.2%(83/93)
十二指腸潰瘍 83.7%(82/98)
4.3剤療法の禁忌・原則禁忌
1.禁忌(次の患者には投与しないこと)
1)ランソプラゾール:本剤の成分に対する過敏症の既往のある患者
2)アモキシリン
(1) 本剤の成分によってショックの既往歴のある患者
(2) 伝染性単核球症のある患者
3)クラリスロマイシン
(1) 本剤に対して過敏症の既往のある患者
(2) テルフェナジン、シサプリド、ピモジドを投与中の患者
{QT延長、心室性不整脈などの心血管系副作用が報告されている}
2.原則禁忌(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要な場合には慎重投与すること)
本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往のある患者