C型慢性肝炎と診断するためには?

1. C型慢性肝炎と診断するには、どのような検査をしていけばよいか

 GOTやGPTの異状が6ヶ月以上続いていると慢性肝炎を疑います。その際に、お酒であるとか、薬であるとか、免疫が関係した病気であるとか、こういった要素を除いて慢性肝炎であることを診断します。
 それがC型であることを診断するためには、ウイルスマーカーというものを用います。
最もよく知られているのがC型肝炎ウイルスの抗体(HCV抗体)です。
HCV抗体が陽性で、GOTやGPTが異状があれば、ほぼC型慢性肝炎と診断できます。

2. HCV抗体が陽性であるということは何を意味するのでしょうか

 HCV抗体は、C型肝炎ウイルスに感染して、現在もC型肝炎ウイルスが体内にいて慢性の肝炎をおこしている人、あるいは肝炎に罹ったけれども、すでにウイルスが排除されて治ってしまった人の両方が陽性になります。
 ですから、GOTやGPTが正常でHCV抗体が陽性の人では、体内にウイルスが本当にいるかどうかを知るために、HCV抗体検査に加えて、ウイルス(HCV RNA)そのものの存在を調べることがあります。また、ウイルス量、さらにはウイルスの種類(遺伝子型)がどのようなものかをみるための検査をおこなうこともあります。
 こういった検査は、すべて血液を調べるだけで簡単にわかるようになってきています。

戻る