患者さんの日常生活上の注意は?

1. C型慢性肝炎の患者からよく質問を受けるのは、ウイルス感染ということで、他の人への感染については?

このことは、患者さんにとって大事な問題です。C型肝炎ウイルスは血液を介して感染するので、献血ができないことに関しては患者さんもよく知っています。
実際に患者さんが聞きたいのは、例えばセックスは大丈夫かなどといったことですね。
奥さんや恋人とのセックスでうつることはありません。また、一緒に食事したりしても大丈夫かという質問がありますが、「これもまったく心配ありません。お風呂に一緒にいったり、タオルを共有したりしても感染することはありません」などと答えています。

注意しなければならないのは、女性の生理の時や怪我をした場合に血液の処理をきちんとしておくことぐらいではないでしょうか。

2. C型の場合の母子感染はあるのでしょうか。


C型ではB型に比べて格段に少ないのですが、だいたい100人に1人くらいのレベルで母子感染が存在すると報告されています。しかし、C型肝炎の場合は早く見つかれば早いほど、例えば急性肝炎の段階で見つけて、慢性化しかかったときにインターフェロン治療を行えばほとんど治ります。

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