カメレオンに用いられる一般的な餌


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一般的に手に入る餌

 カメレオンは食虫性です。基本的に、昆虫と無脊椎動物を食べて生活しています。生後1から2ヶ月ほどの大きさの時は、フライトレスのショウジョウバエやピンヘッドのコオロギが主体になります。
 それ以上の大きさのカメレオンでは、主食はコオロギになるでしょう。フタホシコオロギが有名で、爬虫類ショップならどこでも入手できるでしょう。自分で繁殖させるか、定期的に購入する事ができます。
 コオロギは、飼育しているカメレオンの頭の大きさの1/3ぐらいがちょうどいい大きさです。ケージの中間ぐらいの高さに設置した餌入れに入れておけば、食べてくれるでしょう。もちろん慣れてくれば手からも食べます。
 餌にするコオロギは、前日から別の入れ物に分けておきます。そして毎日バリエーションに富んだ餌を入れておきます。例えば、ハムスターの乾燥フード、ミキサーにかけた子犬用ドライフード、チンゲンサイ、小松菜、キャベツ、大根菜、スライスしたリンゴやオレンジ、総合ビタミン剤やカルシウム剤などを良く用います。これを日替わりで前日からコオロギに腹一杯与えます。この栄養満点のコオロギがカメレオンの餌になります。  週1回、ビタミンD3の入った爬虫類用カルシウム剤を、カメレオンに与える直前にコオロギ全体にまぶしてから与えるようにします。それ以外の日は、炭酸カルシウムを振りかけてあげています。  その他に手に入りやすい商業ベースの餌は、ハニーワームの幼虫と成虫、ミルワーム、ジャイアントミルワーム(スーパーワーム)、フライトレスのイエバエ、ブドウ虫などがあります。これらのほとんどは、家庭で増やすことができます。また、釣具屋でサシを買ってきて孵化させ、片方の羽をとって与えるのも、食欲が減退したときには効果的です。
 また、野生のキリギリス、イナゴ、バッタ、カタツムリ、ナメクジも喜んで食べるでしょう。


餌のふやしかた

フタホシコオロギの養殖方法は、今井さんのホームページにすごく細かく載っています。参考にして下さい。この通り飼育すれば必ず増えます。しかし、成虫になるサイクルが長いためにかなり大変です。私は、いろいろなサイズのコオロギを手に入れるためにだけに少し増やしています。

ミルワームはとても簡単です。ミルワームを何パックか買ってきて、プラケースに移します。この中に、細かくつぶしたドックフードを入れます。このフードは無添加、無着色の物が望ましいです。そして、毎日リンゴやジャガイモなどを入れておきます。もちろん、次の日には取り除いて下さい。室温25度から30度ぐらいの所に置いておけば、どんどん増えます。もちろん、カルシウムとリンの比率がとても悪いために、リンの含んでいないカルシウム剤を振りかけてからあげるようにして下さい。これは、昆虫全体に言えることです。

スーパーワーム

ジャイアントミルワーム(スーパーワーム)は、かなり大きく気持ちの悪い感じのする餌ですが、ミルワームより栄養的に優れ、嗜好性も抜群です。かなり激しく共食いをするために、そのままでは成虫になれません。売っているスーパーワームは3齢幼虫ですから、時間がたてば蛹になります。しかし、一瞬して共食いされてしまうでしょう。そこで、1匹ずつケースに入れておく必要があります。温度を28度前後に保ち、光の量を少なくしてあげれば成虫になります。私は、10センチほどのプラスチックの入れ物(よくミルワームが入っている入れ物)に昆虫マットを入れて、そこに1匹ずつスーパーワームを入れます。成虫になったら、昆虫マットを入れたプラケースに移します。表面の半分ぐらいをキッチンペーパーで覆って、やや暗めの場所に入れておきます。腐りにくい野菜を毎日入れ替え、取り除きます。一言で言えば、幼虫も成虫もカブトムシのように管理して下さい。成虫は半年ほどの寿命ですが、たくさんの卵を産んでくれます。しばし待てば、小さな幼虫がたくさん孵ります。しかし、市販の物ほどの大きさには育ちません。また、成虫も累代飼育するほど大きさが小さくなってきます。きっと、何か栄養が足りないのでしょう。この原因は、よくわかりません。

カイコは、飼育セットがでているために簡単に飼育できます。しかし、まだ累代飼育は禁止されていますから、卵を孵化させることはできません。注意する点と言えば、1齢から2齢の頃は、温度を28度に保ち、直射日光に当てないことです。また、タバコの煙には過敏に反応しますから、注意して下さい。糞の量の多くなった4齢から最終齢にかけて、自家中毒をおこしやすいので、飼育環境は清潔に保って下さい。

ハニーワームに関しては、すぎやまさんのヤドクガエルのページに詳しく載っているので、そちらを参考にして下さい。この虫は、成虫が何でも食い破るために逃げると大変です。また、孵化直後の幼虫は、ものすごく小さいためにかなり細かいネットが必要です。また、飼育するための餌にダニが発生しやすいためにメンテンスが大変です。とてもいい餌なのですが、増やすのは大変です。私は、市販の物を購入して使っています。

すべて本格的な飼育方法ではありません。私の飼育法ですから、もし間違っていたり、もっと簡単な方法があれば教えて下さい

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Update:971120
吉村友秀(chapa@ngy1.1st.ne.jp)
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