あなたは人目の来訪者です。


みなさま
今度、このホームページの一部を使い日能研労働組合の契約社員、講師のページを開設します。
日能研労働組合は2001年の2月に設立されましたが、職員(正社員)のみならず、契約社員、講師も組織して、会社との交渉に当る団体です。
今後さまざまな問題を掲載していきます。


日能研労働組合からのご挨拶


12月26日、故酒井博之さんの過労死訴訟が、小松原代表が謝罪することによって和解に至りました。
私たち日能研労働組合は、この間、ともに働いてきた仲間の死を悼み、また労働者の人権を守り、働きやすい労働環境を創るという労働組合の当然の立場から、この裁判をご遺族の側から支援してきました。
その意味で、今回の会社のご遺族の方に対する謝罪は感慨深いものです。以下に、株式会社日能研関西が、故酒井さんのご遺族に提示した謝罪文を挙げます。


謝 罪 文 

当社の社員であった故酒井博之氏が平成12年1月29日死去されたことにつき、ご遺族に対し深く哀悼の意を表すとともに、謝罪致します。
平成14年12月26日
株式会社日能研関西代表取締役 小松原景久



過労死発生以来、一貫して自らの責任を認めようとせず、会社幹部をして「過労死とはどういうものかわからない」とまで言わしめた会社の非常識に対して、「酒井さんの過労死裁判を支援する会」を通じて日能研関西につきつけられた抗議は、団体・個人あわせて300件を越えました。
企業の社会的責任をないがしろにするその姿勢に、一般社会は力強く「NO!」と答えたのです。
会社はようやく自ら故酒井さんの過労死の責任を認めました。
あまりに当然のことであり、むしろ遅きに失した観が深いと言わざるをえませんが、ようやく自ら引き起こした過労死の責任を認め、謝罪したことを、私たち日能研労働組合は評価したいと思います。


しかし、私たちは現在も続くこの会社の問題を忘れてはいません。
その象徴が、昨年12月に発生した酒井浩さんの不当降格問題です。


この事件では、故酒井さんの過労死時における時間外労働未払い賃金において、日能研関西および小松原代表が書類送検された事件が発端となっています。
書類送検時に事情聴取を受け、時間外労働を認定された社員に対し、会社は書類送検が行われるや、ただ「未払い賃金を支払うからはんこ持ってとりにくるように」との通告をのみ行い、一片の事情説明すら行いませんでした。

これまで、会社および小松原代表は、当時の状況について「何ら問題はなかった」と主張してきました。ところが、書類送検されるや否や、その態度が豹変したのはすでにご存じの通りです。
自らの主張を変更するのであれば、少なくともその経緯を今まで会社の姿勢によって不利益を被っていた当事者に対して明らかにするのは当然でしょう。ましてや、今回の会社の対応のように、「白」といっていたものをいきなり「黒」と正反対のことをいうのであれば。


やむをえず、酒井浩さんをはじめとする先の社員の有志は、11月18日の全体集会で説明を求める文書を小松原代表に手渡しました。

そもそも会社は今回書類送検の対象となっている1999年12月から2000年1月の期間についてのみ、その不備を認めていますが、それ以外の期間については一切不問に付しています。
当時の会社の強圧的な姿勢、劣悪な労働環境を知るものであれば、会社のその傲岸な姿勢はあまりに納得できないものがあるはずです。


しかし、有志に名を連ねている組合員3名が代表に直接説明を求めた際にも、小松原代表は、
○ 今回の措置は弁護士から言われたから行っただけだ。
○ 自分としては今回の未払い賃金の支払いの件に関しては納得して
いない。時間外労働は、授業手当などで賞与で支払ってきた。社員もそれでみん な納得していた。
と発言されました。また、同席した五條総務課長は、今回の書類送検は、単に時間外労働に対する割増賃金の支払方法に関する解釈の違いで生じたものである、との見解を示しました。しかし、解釈の違いで過労死が発生するとは思えません。

 
そして有志を代表し、文書を手渡した酒井浩さんに待っていたものは、全く不当な課長から課長補佐への不当降格でした。


すでに会社は、この降格について、「課長としてふさわしくない行為」に対して行われた「懲罰」であり(以上12月9日全体集会前、浜野次長発言)、「会社の姿勢である」(同日全体集会での小松原代表発言)と明言しています。

これは、明らかに会社にたてつく者はあくまで排除する、といういわば脅しではないでしょうか。私たちはあまりにも根深いこの会社の病根を見る思いがします。
酒井浩さんの行為が「課長にふさわしくない」のであれば、労働基準法違反で書類送検されることは、何にふさわしくないのでしょうか。ぜひ教えていただきたいものです。


私たち日能研労働組合は、あくまでこの不当降格に対して抗議し、白紙撤回を求めたいと思います。その第1弾として、日能研関西で働くみなさんに、酒井浩さんの降格の白紙撤回を求める署名を集めています。まだ、署名されていない方は、お近くの執行委員まで声をおかけ下さい。

 
新入職員の方や、最近日能研で働きはじめた方の中には、この問題が自分とは関係ないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、職場の労働環境は自ら考えることが大切ではないでしょうか。
法律違反を問いただすことすら、会社秩序を乱す行為だなどという強弁がまかり通るのであれば、そんな会社が、この世の中から、子どもの夢を実現する塾だと認知されることなどありえるはずがありません。
それが自分の勤める会社であるのならば、それは私たち自身の問題であるはずです。

「裁判を支える会」よりのご挨拶


ご遺族のご挨拶にもありますとおり、昨年12月26日、日能研関西と和解が成立しましたことは、喜ばしいことです。

これまでご支援を賜りました全国の労働組合、諸団体、個人の皆様に厚く御礼申し上げます。

「和解」というのは、仲直りという意味ではなく、民事訴訟において妥協点を見出して妥結するということで、判決と同等の意味を持ちます。 従って、小松原社長が「謝罪文」をご遺族に出したことは評価されるべきことではないでしょうか?

しかし、これまで、日能研が「準備書面」と称するさまざまな文章を提出して、あくまで「過労死はなかった」と主張し続けてきたことは忘れられてはなりません。
洒井君はどうも、われわれの前には二度とあらわれてくれそうもありません。本当に不条理なことです。世間では90歳をすぎて、まだかくしゃくとして活躍されている人もいるのに、39歳になったばかりで生涯を終えるのは、納得のいかない限りです。
  
「洒井さんの過労死裁判を支える会」事務局須崎克己


「酒井さんの過労死裁判を支える会」連絡先
〒535−0011大阪市旭区今市1−4−29−1c
電話06−6956−3972

日能研労働組合
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/2629/nichinouken_union.html



結成宣言
抗  議
(株)日能研関西の酒井さんの過労死裁判を
   支える会への加盟の要請書
酒井さんの過労死裁判を支える会会則
酒井さんの勤務状況

掲示板 ひとことお願いします。

日記(!3月30日更新、12月26日のこと!)



2001年9月17日

 酒井さんの過労死は我々の労働条件の問題と表裏一体です。 全国でサービス残業つまりタダ働きが押しつけられ、労働者は呻吟し、怨嗟の声は地に満ちています。資本は自らが生き残るために、労働者に働いた分の給料さえ払わず、あまつさえ命まで奪っているのです。殺された仲間のことを思うとき、我々の胸は怒りと憎しみで燃えたぎらずにはいられません。

 酒井博之君はわかっているだけでも、50日以上休むことさえ許されず、朝から、晩遅くまで休みなしの労働を強制されていた。食事の時間すら認められていなかった。亡くなる前一週間の労働時間は80時間にもなろうとしていた。こんな事は、天人ともに許さない、大きな犯罪でないのか?本年の3月労災が認定されたのは当然のことでしょうが、未だに、(株)日能研関西の小松原代表取締役は、謝罪もしないし、残業代の支払いすらしない、いや、ご遺族に事情の説明すらせず、誠実に損害賠償の交渉に応じないのです。

 今回ご遺族が神戸地方裁判所に日能研関西を相手取って、損害賠償の請求を起こされることになり、今日その提訴の日を迎えました。我々は、「酒井さんの過労死裁判を支える会」を本日結成し、全力で裁判を支えるとともに、一刻も早く日能研がその責任を認め、損害賠償に誠実に応じることを強く要求します。

結成諸団体・個人
  *全労連・全国一般労働組合 日能研労働組合
  *全労連・全国一般労働組合兵庫県本部
  *酒井の友人の会 
  *静岡の友人の会
  *全国金属機械労働組合  港合同
  *北大阪合同労働組合
  *京都大学農学部自治会
  *京都大学熊野寮自治会 
  *京都大学農学部名誉教授 中村一
  *大阪大学文学部助教授 富山一郎


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