
南米のお金持ち達
ここパラグアイの地方都市に行ったときでしたが、運悪く町中停電になってしまいそれこそ夜中で真っ暗闇の世界に回りは牛だらけ、ぶつかれば車の方が壊れるくらいの牛が車のライトに照らされ道も分からず困ってしまいました。パラグアイの場合は一旦停電になると明朝まで待たねば無理というケースが多く途方にくれましたが、目が闇になれ遠くをみてましたらまるで遊園地でもあるかのようにある地域だけ煌煌とした光があるのです。テレビでしょっちゅう南米はUFOがたくさん見れるので世界中のUFO研究家が来ていると言ってましたから恐いもの見たさに車で近づいていったのです。着いた場所は野原の中の豪邸でめったに人の来ない場所らしくライフルを持って家主らしき人が「何しに来た」という感じでガラニー語で呼びかけるため私が「落ち着いて、私は日本人です。真っ暗で道に迷ったんだ」と答えれば不信感を解いたようで私を家に入れてくれました。プールで泳いだらとボタンを押すとシャッターが開いてライトアップされた大きなプールが現れびっくりし「どうしてここだけ電気があるの?町中が停電だけど」と言うと彼は嬉しそうに「ここは停電が多いからダムと発電所を作ったんだ、いいだろう真夏でもクーラーが一日中きいててビンビンよう」と明日までどうせ電気はないんだから泊まっていけば、翌日はアサード(焼き肉)をやるから食べてから行きなさいという優しい方で{旅先での人の親切には思いっきり甘える}という方針を持つ私は遠慮なく泊めて頂きました。翌日は個人のダムをみせて頂き「さあ肉牛一頭つぶしたから食べに行くか」とセスナで自分の牧場にアサードを食べに連れていってくれました。何をしてここまで儲けたかしりませんが、こんな暮らしが出来たらやめられないだろうなと感心し世界は広いと実感しました。
アルゼンチンではマルデルプラタ(銀の海岸)というビーチで世界一ルーレットの台数があると言われる国営カジノに行ったときでしたが、さすがに何百台もあるようなルーレットに客がびっしりラスベガスと同じような世界がそこにありました。中をうろちょろしてましたら立派な扉があり二人の男性が両側に立って入ろうとする客をチェックしていました。好奇心100%の私はそこに行き「この中には何があるの?」と尋ねればここは超高級ルーレット場だから一般の人は入れないと言われ、そうなると見てみたくなるのが私の性格でして「これが見たくてわざわざ遠く日本からやって来たんだ、見るだけで構わないから頼むよ」と粘れば気のよい男で「よし本当はだめだけど、許してやろう。ただノーネクタイでは入れないんだ買ってから来い、それと絶対チップをかけるなよ、飲み物食べ物もNO!」というので表の店でシャツとネクタイを買って中に入りました。中には映画で見た舞踏会のようなドレスを着た貴婦人やタキシードを着た男性ばかりでさすがに私も気後れしました。確かに皆優雅でキャビアをつまみルイ13世のようなボトルのコニャックを手に談笑しながらチップを置いてましてよく見てたら最低100ドルから1万ドルばかりでそれが山のようにかけられているのにびっくりしました。それは私が見始めて5分後くらいでしたか非常に奇妙なことがあったのです、ルーレットは皆さんご存知かと思いますが1から36と0(もしくは00)の数字からなるわけですが客の全員が16、17、18に賭けなくて他には山のようにチップが積まれまたその目が3回続けて16か17に入りディラー総取りなのに皆もニコニコしながら喜んでいるのです。私の横にいたプレイボーイのような男は私が勘定しただけでも8万ドルはかけていたのに全く悲しまず横にいた女優のような女性と見つめあいながらクスクス笑っているのです。余程あそこに置けば36倍!賭けてやろうかと思いましたが度胸もなく結局5回続けてみなはずれディラーが変わればまた普通どおりに遊び始めました。今思い出すとあれはゲームなんだ、あそこであの3つに賭けるのは野暮なのか?と未だに理解できませんが、自分がどれだけ財産があるか分からない位の人達なんでしょう。いったい職業は何なんでしょうね?
ブラジルでもジョッキークラブの会長でしたが、どこに駐車するのだろうと思うほど長いキャデラックのリムジンで乗りつけマシンガンを持ったガードマンと一緒に日本レストランへ来て刺し身、寿司、天ぷら食べて日本酒を飲み800ドル払って帰って行きましたが、やはりいくらお金があっても護衛をつけてまで歩かなければならないような金持ちは可哀相ですね。それなら安い飲み屋でワーワー騒いで安酒飲んでポーカーや賭けサッカーをやっているラテンの気楽な人達の方が幸せだなと貧富の差が激しいここ南米で私は思うのです。先週でしたかビンゴで88歳のおばあちゃんがビンゴで2万ドル当てその方のお孫さんが心臓手術でお金がいるんだったと友人が言っており、みんなで喜んでビンゴ従業員みなで祝福されたおばあちゃんは涙で顔がくしゃくしゃになり周りももらい泣きした事を聞いて大金持ちにはそんな経験はできないし、感動しないだろうと考えたりする私でした。
宛てにメールを送信して下さい。