第三十五話 

 食べても食べてもお腹がすいてしまう人達


 子供のころTVでポパイをよく見て、あれに出てくるハンバーガーを見るとついつい食べて止まらなくなっちゃうキャラクターで笑っていたものですが、実際USAや南米で目の当たりにああいう食欲の方達をみてしまうと本当にいるんだな〜とビックリしてしまいます。

 日本では肉は高いですが、当地では10分の1位と安くここでは一般家庭でも2〜3KG買うのは普通で誕生日会やるから10KG買うなんて当たり前の世界なのです。前に行ったアルゼンチンのパンパ平原で馬に乗って牛を追うガウチョ(カーボーイ)の人達なんか明け方5時ころ朝飯に肉焼いて食って昼も夜もずーっと肉ばかり食べており肉を食べない日なんて信じられないと言っていましたが我々日本人とはやはり胃袋が違うんでしょうね〜普通あれだけ肉ばかり食べたら胃がもたれますよ。

 それから私は首都ブエノスアイレスへ移動したのですが夜8時にはまだ開店していないレストランも多く10時半ころやっと客が集まるのが普通なようでした。まだ私が南米に来たばかりのころでしたがウェイターに一番小さいサーロインステーキちょうだいと頼むと、なーんと幅が30CM位はあろうかと思われる肉が現れ「おいおいベビーサイズって言っただろう?普通サイズと間違えてるぞ」と注意すれば横の女性が食べている私の倍はあるような大きさのステーキを指差し「あれが普通サイズ。あんたのは小さいの!男だろそのくらい食わないでどうする?」と笑われました。しかしぃ・・その女優のような美しい女性は小柄で痩せており、まさかその量を食べれるとは思えずずっと観察していましたら、カップルの男性と談笑しながらすんなり平らげおまけに小腸や部分肉それに鶏肉をあらたにオーダーしワイン二本を空けデザートにケーキ食べてアンミツ食って優雅に男と腕組んで立ち去っていきました。横であまりの驚きと無事あれで歩いて帰れるのだろうか?と心配した私は2時間このカップルが去るまで観察したのです。(まあヒマですよね〜私って・・)しかし未だにあの食後に甘いものを食べる習慣に馴染めない私はいつも皆から「どうしてデザートを食べないの?お肉いっぱい食べた後に甘ーいもの食べるのはちゃんと理由があるのよ。それはずっとお肉食べ続けると胃も次また来るぞと身構えていると思うのね。だからもう終わりだよって甘いもの食べて知らせてあげなきゃいけないってわけ」と教えてくれるけど・・でもねぇ。

 このような食生活を続けている人達ですから当然のようにダイエット物は南米ではとても流行ります。それも食べながら痩せられるノンカロリー、低コレステロールと書いていようものなら喜んで買ってきて「もうこれで大丈夫!」といいながら普段食べる量の3倍食べてダイエットコークを2リットル飲む、全くメーカーの思惑に見事にハマる方達が私のまわりには多いようです。前にうちのお客さんが話していたのですが「自分のお腹が出てきてみっともないから病院に行って皮下脂肪を掃除機でチュイーンと抜く手術してもらったの、そしたら腹回りが20CM小さくなったのよ。でもねなーんか鏡で自分の裸身を眺めていたらオカシイのよねぇ〜そしたらウチの人が{おまえヘソがないぞ}っていうのよ笑っちゃった。」なんて平気で話して後日また医者に言ったら「ああゴメン、ゴメン前のヘソより格好いいヘソつけてあげるから赦して」とすぐつけてくれたそうです。しかし幾ら食べながら痩せたいっていってもなんか気味が悪いですよね?

 そういう私も実は昔食べながら痩せられる腹巻というのを10万円も出して買ったことがあるのです。(私を知る人はボクを通信販売の鬼、別名カモネギと呼びます)それは耳たぶに細い線を貼りつけそこから脈拍をとり同時にお腹の腹巻がグニュっとマッサージをしてくれるのです。この脈拍と同時にグニュというのがミソらしくあまり不快感がなく日常生活から寝てるときまで着ければ「貴方はもう1日何千回も腹筋運動をしたのと同じです」というので「これはきっと楽して痩せたい、食べながら痩せたいラテンでは爆発的に売れる」と直感した私はその日から使用を始めたのです。確かにみるみる間に腹がしまってきてベルトも緩み出し効果を感じる毎日が快感でしたが・・・ある日私は商談に行ったとき、この腹巻をしたまま相手と話していたところ相手が不気味そうにぼくのネクタイを見るのです。「今日のネクタイの柄かな?それとも何か汚れているのかも?」と自分のネクタイを見ればなんと私の脈拍と一緒にネクタイが前後に出たりひっこんだりしており慌ててしまった私の脈拍に合わせて今度はすごい早さでピコピコし出し「何なの?こいつ・・」という顔をされるまま顔を真っ赤にし「急用を思い出しまして」と退去し車で急いで立ち去りました。逃げるように高速道路へ乗り{これは良いけど商談時には使えないな}と後悔していましたら、運悪く前の車が小雨の為かスリップし慌てて私も急ブレーキを踏めば今度はネクタイが私の脈拍に合わせてピコピコしお腹はすごい力でグニュグニュしぼりあげられ「ひえぇ苦しい太ももに力が入らないぃーブレーキ踏めないよ」と叫びながらサイドブレーキを思いきり引きあげ車は見事に半回転し、勢いで千切れた線が耳たぶから外れ{鬼のような腹もみ}から逃れた私は後続車のないのを幸い路肩によけ10分くらい肩で息をしながら呆然としてしまいました。

 こういう泣くになけない経験をしながらも、やはり食べたい。でも太るのはイヤ。というワガママな自分は先月パラグアイに伝わる「秘伝のやせる野菜スープ」を試したのです。その結果たったの一週間で6KG痩せました。お腹が空いたらスープは何杯でも飲んでよいとあったので、そんなに空腹感は無かったです。 私の友人の妻は11KGその娘は8KGこの方法で痩せたのです。むっふっふ。。。知りたいでしょう?そんなお悩みをお持ちのあなたに読者サービスとしてこの 「秘伝のやせる野菜スープ」(この部分をクリックしてください)を伝授しましょう。使用前後のお写真お待ちしています、但しこの食餌療法後は非常にお腹がすきますがちょっと食べても胃が小さくなっているのか満腹になってしまうのです。私の場合苦しい、もう食べられない、でももう少しとつまんでしまう意地汚い性格のためか、食欲が回復してしまい又4KG増えました。(なんのためやったんでしょうか?結局・・)現在、私は食べながら痩せたいラテンの人達にいらんお世話をやきながら皆にこの食餌療法を伝授しています。誰だって食べたいもの食べたいでしょ?痩せるために薬飲むよりずっといいですよぅ。


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