
地球も裏と表じゃ考え方もさかさまになる?
短い冬が終わり初夏が来るころ、この町のショッピングセンターに働く女性達の衣替えを各店はするのです。ある日私はそのユニフォームを決めるのにその店のオーナーからお客さんの立場としてアドバイスが欲しいと呼ばれたのです。その店のオーナーの個人的な趣味によってその夏のユニフォームはワインカラーのミニスカートに浅い藍色の薄いブラウス。私自身も「こんな店ならボクも毎日来て買物したいな」と思えるような美しいものでした。パラグアイ女性は少々太めの脚の女性でも喜んで新しい制服を着て「見てみて似合う?」と少女のようにはしゃぐのですが、ブラジル女性の数名が「私は脚が細くて恥ずかしい。もっとむっちりした脚ならミニをはけるだろうけど」と困った真顔でオーナーに苦情を言っているのです。端からみてるとその数名のブラジル女性が余程、日本で言えば「脚やせ効果ー使用後の写真」と女性誌広告に載せてもよいほど美しいと思える位の美脚なのに結局蹴られ彼女等にはパンタロンのユニフォームが支給されました。私個人の審査員としては(おいおい・・)非常に残念な結果に終わり後日この店に行ってこれらパンタロンをはいた女性に「本当はミニはイヤだったから断ったんでしょ?」と訊ねると「ノオン 暑いしミニのほうがいいわよ絶対。羨ましいわホントに肉付きのいい脚を持った女性が」と真剣に悩んでました。分からないもんですね〜「美しいものの基準が違うと言えばそれまでだけど・・」釈然としませんでしたね。(なんで私が不満を感じてるんでしょうか?)
それで思い出したのですが昔、メキシコに旅して生演奏を聴かせてくれる日本でいえばサパークラブのような所に男性2名で行ったのです。我々の席にウェイターが二人のホステスさんを連れてきてくれました。 私の友人には青色の瞳で物憂げな表情をしたスレンダーな美しい女性で私にはB95W95H95すなわちドカンのような肢体をした陽気な女性がついてくれたのです。「なんか、オレってついてないな・・」と思いつつ二人とも良い子達で話しもはずんだ所にギターを持った3人組が現れ「貴方達のエンジェル達(彼女)にセレナーデをプレゼントしてあげませんか?」と訊ねられホの字の友人はすかさず5曲ロマンチックな歌を彼女のためにオーダーしました。歌が始まると彼の彼女の方は見向きもせず私の隣に座ったドカンのような女性を3人は見つめ激しく募る恋の情熱をおさえきれないような絶唱をするのです。やがてオーダーした曲が終わり帰ろうとしつつ彼らの一人が「いやあ貴方の横に座った彼女の美しさったらないね。まるで太陽のようだ。(って言うか確かに彼女の顔は太陽のように丸い)久々に拝ましてもらったよ」というのに驚き私が「はあ?前の彼女のほうがスタイルもいいし絶対綺麗でしょ?」と聞けば彼は「なーに言ってんの?あんなのメキシコにはザラにいるよ。がりがりの鶏みたいじゃないか?贅沢いうんじゃないよ!この果報者」と言い名残惜しそうに去って行きましたが、確かに周りを見渡すと私の横のホステスさんのような体型はいませんでした。でもね・・・
話しは全く変わりますが昨年暮れに私の家族も真昼間に危険だと言われるブラジル国境地帯で渋滞のなか車を運転中に少年ら4名にガラスを叩き割られナイフをつきつけられ中に侵入され車内のモノ盗って行かれました。昼間でしたし近くに警官もいたそうですがナニもしてくれなかったようで全く危険な状態で私らの知人友人みなに注意するよう呼びかけました。その数日後に私の子供の小学校の友達が母親と同じ状況に陥ったのです。ナイフを窓ガラスの隙間から突き付けられた母親はナニを思ったのかいきなりカーステレオをフルボリュームにし後部座席にいた自分の娘に「踊るのよ ジェニ。さあ立って!もっとお尻ふって。身体をもっと揺らすのよ ああっぁあ」と言いながら自分も曲に合わせて踊ったそうです。凶悪な少年グループ達も突然の予想外のリアクションに戸惑いやがてみな笑いだし「ほっほい オーパ」とリズミカルに踊りながら去って行ったそうです。彼女は翌日からみなに「私はこうやって強盗を立ち去らせたの。みなもこの作戦よ」って説明するのですが果たしてこの親子のように車内で踊れる気分になれるのか、それは?ですね。(どういう頭の構造で踊ってその場を凌ごうなんて考えれるのでしょうか??)
この手の話は書きだすと止まらないので今日はもうここまでにします。過去にびっくりした話しなのに今では別に疑問もわかず「当たり前なんじゃないかな?別に・・」と思う私は完璧にずれてると思います。でもこの症状を治しても別にこの先、日本に住むわけじゃないし「まっこのままでいいっか」と考える私に将来はあるのでしょうか?
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