
日本人は海外では内弁慶
私のパートナーはドイツ人で馬の牧場主(58歳)、お互いこのクラブには他にドイツ、日本人がいないという事もありますが何故か気も合うのでかれこれ一年ちかく続いてます。南米のようなラテン気質に住んでますとたまには真面目な人とも付き合っていませんと日に日にルーズになっていく自分が恐くもあり彼はそういう面においては頑固、真面目、何事にも真剣と昔の日本のオヤジを思い出させるいい人ではあります。ただ融通がきかないのと飲んでいるときや遊んでいても必ず最終的には仕事の話をやってしまい周囲の人間をしらけさせてしまう欠点もあり日本人にもよくいるタイプでラテン系とは全く異なる人なのです。
彼と出場する場合はいつも国別対抗でもう毎回、荒れて乱闘寸前になるような試合が多くテニスを知らない人までケンカみたさに観客が集まっているようです。ドイツと日本は一人づつしかいませんのでいつも応援なしでやってはいますが韓国人とやるときは相手側は10人以上集まり応援とヤジと思われるような罵声が(韓国語が分かりませんので確かではありませんが)とびかい、すごい敵対心をむき出しにし又あるユダヤ人とやるときなども双方絶対ジャッジに不服があればゲームを中断し20分くらいドイツ人とユダヤ人がスペイン語でケンカしています。韓国人は中国人とやるときは素直で大人しく、ユダヤ人もアメリカ人とやるときはフレンドリーにプレイするのでやはりこの組み合わせが悪いとしか言えません。
しかしお互いの主張を聞いていると国によって様々で「ああこういう納得のさせ方 をするのか」「まあ無茶苦茶なこじつけだなあ」等聞いてましたら突然私に意見を求められ「どっちでもいいから早く始めよう」と答えれば「何だ日本人は」「どうして自分の意見を主張しないんだ」とやり玉にあげられ現在の日本の首相は弱腰でだめだとか交渉がヘタすぎるとか非難され私も同感でしたが、状況こそ違え日本の理論を展開し議論で相手を納得させるのは並々ならぬ気力と根気にかなり高度な会話能力がいる訳で本当に難しいとレベルこそ全く違いますが日本の首相も大変だよなあと訳が分からぬことで同情してしまいました。
日本に住んでますと「あうんの呼吸」「みなまで言うな、言うのはヤボ」とか「ほどほど」「ここらで妥協して」など人との衝突を恐れるがために回りくどい言い方となりまた気も使うわけですが、私が外国でみを持って感じたのは「全部言わなきゃ絶対相手は理解してくれない」「お願いしなければ何もやってくれない」という事でした。
セールスマンが来て欲しくもない品物を断ればよいのに「今、時間がないから後できてくれ」と言ってみて何度も再訪され怒ると「何で最初からいらないって言わないんだ、そしたら来ないだろ全く日本人は」と逆に私が文句を言われ、なるほどと自分の過ちに気づいたりしたものです。インターネットを通じていろいろな国で苦労する日本人同胞から慰め又は励まし、叱咤等頂くと状況こそ違えどこまで強気でどの位までやればいいものか悩んでしまい、又こういうふうに人はどう考えるかどうすれば相手は傷つかないか考えているようでは日本人の内弁慶は直らないのかもしれませんね。
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