6月のケーキ(歐林洞)

Cake in Jun

*****************6月のケーキ

cake_2.gif (1654 バイト)倒れてしまいそうな上品シブースト

シブースト、クレームキャフェ


Gula 鎌倉かぁ、一年ぶりくらいかなぁ。
Guri どうも、こっちのほうは車が混んじゃって、足が向かないよね。
Gula でも、久しぶりに来てみると、小町通りも変わっちゃったような気がするね。
Guri あ! あそこに納豆専門店が! このドライ納豆買っていこう!
Gula ちょっと! 今日はケーキを買いに来たんだから。美術館のはす向かいにある、歐林洞ってお店。
Guri ここが歐林洞? ずいぶんゴージャスなお店だね。ケーキ屋さんというより、なんかブティックみたい。
Gula お店の人も、ホテルのフロントみたいで、格調高いって感じね。
Guri だけどケーキは、どれもそんなに飾ったところがないんだね、ここのは。久しぶりにシブーストでも食べようか。
Gula あら、珍しい。シブーストが苦手っていってたくせに。
Guri いやいや、このシブーストは、なんとなく相性がよさそうな気がしてね。ほら、やっぱり! 卵くさくなくて、食べやすい。甘さも控えめであっさりしてて、いやみがまったくない。
Gula いや・・・って、どこのシブーストだって、いやみ言うために作ってるんじゃないと思うけど。でも、この味は、◎。まったり系のクレームブリュレのような食感。おそらくシブストクリームの中のカスタードクリームが多めなんじゃないかな。使っているフルーツもフランボワーズとチェリーの2種類なんだけど、それぞれがそれほど主張しすぎてなくていい感じ。
Guri 舌触りはまったりしてるんだけど、クリーム自体はしっとりと水分多め。ソフトすぎてコシがなく、ケーキが倒れそうなくらい。
Gula そうなのよね。しっとりはいいんだけど、それが下のパイ生地まで水分が移っちゃって、ペシャっとなっちゃってるのがちょっと残念だけど。
Guri そうだね。これは出来あがってからすぐ食べるくらいのほうが、パイもさくっとしてていいんだろうな。
Gula 次は私に選ばせて。このクレームキャフェは、どう?
Guri Gulaもまた珍しいの選んだね。キャフェっていうくらいだから、これ、コーヒー系のケーキでしょ?
Gula この、バタークリームとスポンジのきれいな重ね合わせに、なんとなく惹かれてね。
Guri 確かに、この数ミリの厚さにスライスしたスポンジを、丁寧に重ねていったこの構造は、職人魂が感じられるよ。
Gula コーヒー味のバタークリームと、弾力あるスポンジのシンプルなケーキだけど、このソフト過ぎないスポンジが結構おいしいね。
Guri でも、このコーヒー味、かなり濃厚。苦味が口の中に広がるような感じ。僕にはぴったりだけど、Gulaには苦すぎない?
Gula このくらいハッキリしてないと、逆に味がボケちゃうよ。わたしは、これでおいしいと思うよ。
Guri まあ、そうだな。甘さ控えめがおいしいケーキと、きっちり味をつけなきゃいけないケーキと、考えて作り分けるのが本当の職人だもんね。
Gula 全体的には非常にシンプルなケーキ作りを求めてるようで、オーソドックスなものだけれど、完成されたスタイルって思ったよ。ムダがなくて丁寧な作りだから、上品な味に仕上がってる。
Guri 上品という点では、お店も店員もすべてある種の格が感じられる。ここのお店に来るだけで、その優雅な気分が味わえて、ほんといい気分。
Gula 次は、テイクアウトじゃなくて、お店の中で、シブーストを食べに来たいな。
Guri そしたら、ついでにまた納豆のお店に寄ってもいい?
Gula 歐林洞の後にしてね。納豆もってケーキ食べるのって、なんとなくいやだから!

99年6月20日


Shop Data

歐林洞

鶴岡八幡宮から北鎌倉へ抜ける道の、トンネル前右手。

最寄り駅/JR横須賀線・鎌倉駅

鎌倉氏雪ノ下2-12-18


●この記事は、GuriとGulaのまったくの主観で書かれています。文章のテイストには、二人の好みが大きく左右していますので、それを考慮して読んでください。

二人の好みを知っておきたい方は→[Guriの部屋] [Gulaの部屋]をのぞいて下さい。