官費留学生の全廃

 明治政府は当初から官費による留学制度に積極的であり、旧幕時代からの留学生への官費給付を進める一方、1870(明治3)年には「海外留学規則」を制定して法制化に当たった。しかし財政難に加え、期待した成果が上がっていない留学も多かったことから、1873(明治6)年、留学生の一括引き上げが命令された。ただし、陸軍関係は除外され、自費留学への変更も認められた。

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