割当移民法(Quota Act)

 1921(大正10)年に制定。1910(明治43)年の人口調査を基礎として、それぞれ米国在住の外国人人口の3%を移民として許可するもの。
 3%の総数は三十五万七千八百三人であった。はじめ一年限りの時限立法であったが、さらに二年延長され、1924(大正13)年の「排日移民法」につながる。
 この法律は、すでにほとんど移民が不可能になっていたアジアからの移民を対象としたものではなく、東欧、南欧移民を対象としたものであった。たとえば、イタリア人移民はこの年二十万人に達していたイタリア人移民は法律によって四万人以下に削減されている。

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