増水邦之助

 エドワード・スネルに率いられたワカマツ・コロニーの一員として渡米。黒人女性と結婚してベイエリアに定住する。子供が誕生した際にお祝いに来たおけいが、2日後に急死した。
 大工。宮大工で、いっしょに渡米した大藤松五郎の弟子だったとされる。現存するカリフォルニア最古の2階建て木造建築として記念物に指定されているコルマ・ホテルの建築に、大藤とともに加わった。また、邦之助はのちにフレズノの仏教会の大会堂も建てた。
 英語に堪能で、通訳にもあたった。サクラメントに居住。1915(大正4)年9月13日、コルサで死去。

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