漫才/便器
横田「横田+」
塚越「塚越=」
二人「スピッカートです。よろしくお願いします。」
横田「ついに来ましたねIBC新人グランプリ。」
塚越「若手の祭典ですからね。真面目にやってくださいよ。」
横田「最近、便器を買おうかと思うんですよ。」
塚越「言ってるそばから・・・。動機を教えてくれ。」
横田「やっぱり洋式、和式、小便器とセットで揃えたいじゃないですか。」
塚越「揃えたくないよ。第一便器コレクションしてどうすんだよ。」
横田「集めることに意義があるんですよ。」
塚越「絶対無意義だろ!便器をコレクションするって。」
横田「飼いましょうよ。」
塚越「生きてないから!そんなに便器が家にあってどうすんだよ。」
横田「便器をもっといろんなことに使うんですよ。」
塚越「どんなことするんだよ。」
横田「クイズとかが出来ますよ。」
塚越「・・・どうやって?」
横田「解答席が便器なんですよ。」
塚越「凄い光景だな・・・。」
横田「カンニング出来ないように個室になってて。」
塚越「まあ便器だからね。」
横田「わかったら水を流して答えるんですよ。」
塚越「声消えちゃうよ!」
横田「間違えたら和式にランクダウン。」
塚越「地味に嫌だよ。」
横田「たまに2択問題もあって、手元のボタンで答えるんですよ。」
塚越「それウォシュレットのボタンじゃねえか!」
横田「和式の人は解答権無し。」
塚越「ボタンついてないですけど。」
横田「ただ選択肢が おしり、5 ビデ、10 とかになっちゃうんですけどね。」
塚越「答える気失せるわ!」
横田「間違えた人は罰ゲームで水がかかります。」
塚越「股にピューってかかってもおもしろくないわ!もっとザーッとかかるからおもしろいんだよ。」
横田「クイズはダメか・・・じゃあ宝箱にしましょうか。」
塚越「いきなり発想がぶっ飛び過ぎだろ!宝箱って。」
横田「RPGとかで使いましょうよ。」
塚越「どんな宝箱だよ。」
横田「個室の中にあるんですよ。」
塚越「それはなんとなく想像ついた。」
横田「個室にはたまに罠がしかけられてて。」
塚越「そりゃ個室に魔物が入ってるときもあるでしょうね。」
横田「ほうきが倒れてきて。」
塚越「掃除用具入れ!たまに間違えるけど!しょぼすぎますよ。」
横田「便器にも罠があって便器をあけるとウォシュレットが発動!」
塚越「これまたしょぼいわ!そんな水がかかるだけじゃないですか。」
横田「いや、なんと便器かと思ったら人食い便器だった!っていうのもありますから。」
塚越「人食い便器!?どんな攻撃するんだよそいつ。」
横田「攻撃1、ウォシュレット。」
塚越「やっぱり!でも1ってことは他にもあるんだな。」
横田「攻撃2、花子さんを召喚。」
塚越「強いんだか弱いんだかわかんないよ!」
横田「攻撃3、貞子を召喚。」
塚越「井戸と間違えた!?どんだけでかいんだよ・・・。」
横田「攻撃4、流す。」
塚越「食われちゃった!」
横田「即死攻撃です。」
塚越「恐ろしすぎるよ。」
横田「鍵のかかった便器を開ける呪文も考えましょうか。」
塚越「便器にどうやって鍵かけるんだよ!そんなの開け便器とかでいいよ」
横田「私は、開け!ベンキッキがいいと思うんですがね。」
塚越「変なとこからパクってくるな!」
横田「開け!ベンキッキでいいですか?」
塚越「もうなんでもいいよ。」
横田「これはいつか発売するとして便器をもっと広めましょう!」
塚越「やめてくれよ・・・。」
横田「この世界中のイスを全て便器にしましょうか。」
塚越「そんな野望のために世界を巻き込むな!」
横田「小学校の席も便器。」
塚越「机が寄せられないよ。」
横田「それは動け!ベンキッキでなんとかなるでしょ。」
塚越「それで動いたら奇跡だよ!」
横田「バーのイスも便器。」
塚越「ムードのかけらも無い・・・。」
横田「お客さんも『ブルーレットひとつ。』とか。」
塚越「どんなカクテルだよ!」
横田「よくマスターがカウンターでカクテルを滑らせるじゃないですか。」
塚越「確かによく見ますけど。」
横田「ブルーレットじゃ禁止ですよ。」
塚越「ああ、置くだけってバカ!」
横田「座布団1枚!」
塚越「え!?」
横田「が便器1つ!になるとか。」
塚越「紛らわしいよ!てかどう考えても重ならないだろ!もうイスですらないし・・・。」
横田「まあ便器運びの人は交代ですね。」
塚越「山田君がかわいそうだよ!そんな理由でやめさせられるなんてさ。」
横田「じゃあ魔法使いに転職してもらわないと。」
塚越「動け!ベンキッキとかもうどうでもいいから!」
横田「でもこうなると世界中から漂ってくる悪臭が問題ですね・・・。」
塚越「大ピンチじゃねえか!責任とって消臭しろよ。」
横田「えっ?収集?」
塚越「いや、コレクションは認めてないよ!」
二人「どうもありがとうございました。」
