基本操作

Rgui.exeを実行すると下のような画面が現れます。 左側の文字の出ている画面をコンソールと呼び ここにいろいろな命令を入力します。コンソールの一番下の 不等号「>」の後にカーソルがある部分はプロンプトと呼ばれ、 入力を待っている状態です。

いきなりですが終了方法を説明します。プロンプトの後に以下のように書きます。
> q()
これでEnterを押すと「save workspace image?」と聞いてきます。これは 長い作業をするときに今までの作業したものを保存して何回・何日にもわたって 使うときのためのものです。いまはキャンセルして終了するのは止めましょう。

まずRでどんなことができるかデモが用意されているので 見てみましょう。次のように入力してください。
> demo(graphics)
入力したらEnterを押してください。その後も必要に応じてEnterを押します。 入力するときは必ずコンソールのウインドウをアクティブにしてください。 つまりウインドウ上をクリックしてコンソールウインドウの 一番上のバーを青色にします。
また
> demo(image)
も試してみてください。

このような強力なグラフィックス機能が使えます。

それでは用意されたものではなく早速自分で使い始めましょう。 まず高機能な電卓として使うことができます。
> 1+3*5
[1] 16
> 1/3
[1] 0.3333333
>
上の一行目を入力すると二行目が答えとして得られ、入力待ちとなります。 次に三行目を入力すると四行目が答えとして得られ、再び入力待ちとなります。 普通のコンピュータ言語などと同じく掛け算の記号は「*」、割り算は「/」を使います。 また計算の順序は普通の数学どおり足し算・引き算より掛け算・割り算優先です。

次にべき乗を使ってみます。
> 3*2^5
[1] 96
> 3*2**5
[1] 96
>
一行目と三行目が入力です。べき乗は「^」または「**」で表し、これも普通の数学と 同じように掛け算・割り算より優先です。

Rでは普通の数学のようにある文字を定数または変数として、その中に数を 代入することもできます。この定数または変数はオブジェクトと呼び、代入することを 付値すると呼びます。オブジェクトはローマ字と数字交じりの文字列を使えます。オブジェクトは大文字と小文字が区別されます。
> x <- 10
> x
[1] 10
> xx1 <- 1000
> xx1
[1] 1000
>
上では一・二・四・五行目が入力です。xに10を付値し(つまり代入し)、 その後xに何が入っているか確かめ、xx1に1000を付値し、これも確かめました。

ではオブジェクトを使ってみましょう。
> x + 10
[1] 20
> xx2 <- xx1*10
> xx2
[1] 10000
>
一・三・四行目が入力です。まずx+10を計算し、次にxx2にxx1の10倍を付値し、それを 確かめました。

Rではベクトル(いくつかの数を一列に並べたもの)や 行列(いくつかの数を長方形状に並べたもの、しばらく扱いません)も扱うことができ、 オブジェクトにも付値できます。
> v <- c(2,7,1,8,2,8,1,8,2,8)
> v
[1] 2 7 1 8 2 8 1 8 2 8
>
ここで「c( )」は「,」で区切られた複数の数を結合(combine)する 関数でベクトルを作るのに使います。

ベクトルについて演算をしてみましょう。
> v
[1] 2 7 1 8 2 8 1 8 2 8
> v+1
[1] 3 8 2 9 3 9 2 9 3 9
> v*5
[1] 10 35 5 40 10 40 5 40 10 40
> v/2
[1] 1.0 3.5 0.5 4.0 1.0 4.0 0.5 4.0 1.0 4.0
ベクトルに対して演算をするとベクトルのそれぞれの成分についてその 演算がなされます。ただしここで注意しなければならないのは 普通の数学で掛け算や割り算はこのような記法は許されますが、 足し算や引き算は許されません。



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