ジーザス・クライスト=スーパースター   オリジナル東京キャスト

 

CAST

ジーザス・クライスト     鹿賀丈史

イスカリオテのユダ       寺田稔

マグダラのマリア       久野秀子

カヤパ         水島弘     アンナス        菱谷紘二

司祭1        瀬下和久     シモン          沢木順

司祭2        吉谷昭雄     ペテロ          滝田栄

司祭3        光枝明彦     ピラト         平野忠彦

                    ヘロデ王        市村正親

使徒たち/商人たち/群衆   井関一(兵士) 松宮五郎(老人) 松井良 長澄修 川原洋一郎 岡本隆生

大島宇三郎 田代久雄 園岡新太郎 西久保治好 竹尾秀樹 深見正博 小宮守 野村忠

     三田和代(炉端の女) 菅本烈子 山下トミ(ソウルガール) 林朋子 末次美沙緒(ソウルガール)

  平本晶子 藤田晶子 吉岡恵子 菊池ひで子 浅見陽子 田中方子(ソウルガール) 白木和子

駒塚祐子 坂田治美 宮野由美子 安藤京子 田坂雅子 服部良子

 

 1975年版CD。さすが古いというか,このキャストって今見るととっても楽しいです。

 

 寺田ユダはわりと高い声で,普段は何かをこらえるような抑えた歌い方をしていながらシャウトが悲鳴のように響くためか最初からかすかな狂気を感じるユダでした。だんだんそれが強くなっていくのがまた何とも言えません。

 沢木シモンもこれまた気持ちよくイッちゃってました。狂信,というよりは熱狂ですがはっきりいってジーザス置いて自分らだけ盛り上がりまくってるような。そういえば彼のナンバー,バックに民衆の歓声が入ってるんですよね。それがとても効果的で熱狂が凄く伝わってきました。

 カヤパ,ピラトたちは朗々たる低音で非常に好みです。特にピラトは,これまで聴いたどのCDのよりも威厳と貫禄を感じました。何というか,骨太なイメージがあります。また菱谷アンナスは高い声で,抑えたような一見すると優しげに聞こえる歌い方をするんですがそれがまた怖さ倍増です。ユダの裏切りのナンバーでの彼の声はまさに悪魔のささやき。祭司団の中で密かに一番怖いです。

 市村ヘロデ王,こちらも優しげな声ですがそれだけにイヤミな口調が素敵に‘イヤな奴’です。でも歌のラストに今ひとつぶち切れっぷりが足りないかな?それだけがちょっともの足りなく感じてしまいました。

 

 贅沢を言えば,音響のせいかコーラス部分で低音が弱いのが残念。

 

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