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GORE GORE MOVIE THEATER+++file no.138+++
『悪魔の調教師』
「BARN OF THE NAKED DEAD」/1973年/アメリカ/86分/監督:アラン・ルドルフ


マニア心をくすぐるナイスセンスなジャケ。さすがはMIMI。

あらすじ
(完全ネタバレご注意)
アメリカの砂漠地帯をドライブ中の若い女3人。彼女達はラスベガスに向っていた。「車の調子がおかしいぜ」とのガソリンスタンドの兄ぃちゃんの忠告を無視して、さらに、誰も通らない道を間違えて走行してしまう。案の定、車は故障。砂漠の真ん中で、なすすべないまま車内で一泊する。
翌朝、目が冷めると車の前にカッコいい男アンドレがいた。「俺のジープに乗ってとりあえず家で電話すれば」ってな感じで、女達は助けられる。しかも、相手はけっこう男前。女達はこれから起こる地獄など、まったく予期していなかった。
アンドレの家のまわりには、檻があってピューマ等の動物が飼育されていた。「ちょっと、中に入って覗いちゃえっ!と軽い気持ちで、納屋に入って見たのもは。。。。。。なんと6、7人の女が鎖に繋がれていたのであった。その女達は完全に生きる気力を無くしているようで、中には精神に異常をきたしている女もいた。
この異常な状況に気付いたシモンら3人の女は、逃げようとするが、時すでに遅し。 アンドレが鎖をつけて、一緒に監禁されてしまう。
完璧にイカレているアンドレは、サーカスの座長気どり。「これからショーのはじまりだぜ!」って感じで、鎖につないだまま、女達を表に出し、輪になって歩かせたりする。食事も「あしたのジョー」の刑務所で出てきたような、きったない餌である。シモンらは完全に飼育されはじめたのである。
もともとシモンら女3人どもは、ベガスでショーを行なう予定だった。いつまで経っても3人がベガスに到着しない為、紹介者のデレクは契約解消を恐れ、捜索を開始する。
そんな中、アンドレは女をピューマの餌にしたり、蛇と絡ませて殺したりと、やりたい放題。
これまでの話はちと置いといて。。。実は、過去にこの場所で核実験が行われ、アンドレの父は醜い姿に変身し、精神もヤラれてしまい、人を見ると殺しにかかる狂暴なバケモノに変身していた。現在は、アンドレがちょっと離れた小屋にカギをかけて閉じ込めていのであった。
また、話を戻して。。。シモンは、ちょっとしたチャンスをものにして、つながれた鎖のカギの入手する。何人かは脱走ができそうな時、それに気付いたアンドレは大激怒! 容赦なく女達を殺そうとしたが、不意打ちにあい、逆に女にあっけなく殺されてしまう。
ここで、めでたくジ・エンドと思いきや、一人の女がアンドレの父の小屋カギを開けてしまい、怪物パパが大暴れ!最初の主役だった3人もブッ殺されてしまう。
捜索していたデレクがようやく現場を見つけた時には、調教され続けられてすでに精神異常になった女2人のみの生存だけであった。その2人を助けて車に乗せている後ろで、ひょこひょこと怪物オヤジが歩いているのだが、誰もその事に気付かないまま終幕となってしまう(涙)
感想
いやぁ。。救いが無いですなぁ。普通のパターンだったら、捜索していたデレクが最後に助けてジ・エンドって事になるんでしょうが、間に合わなくって全員死亡ってところが良いじゃないですか。いいように裏切られましたね。
しかも、怪物オヤジも殺されないどころか、誰にも気付かれないまま終りなんて最高っす!
上のストーリーだけ読み直すと、ふざけたショボショボB級映画と間違えられそうですが、とんでもないです。かなりマジに作りこまれています。
このありえないシュールな設定の異常調教師を演じたアンドリュー・プラインの演技は、一生懸命さが伝わってきますね。
一つだけ残念なのは、何日も監禁されているのに、シモンのワキの下の無駄毛処理が綺麗にされていたところの詰めの甘さっすね。
ビデオは高値すぎて持ってませんが、この映画に関してだけはプレミアがついても許せる気がします。
現時点で、俺の人生のベスト3映画と言い切ります。とにかく傑作。最高っす!
独断と偏見なオススメ度(5段階評価)
★★★★


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