ペイ・フォワード


「シックス・センス」でブルース・ウィリスと共演し、ウィリスを
喰うほどの強烈な表現力・名演技でアカデミー賞にノミネートされた
ハーレイ・ジョエ ル・オスメント君、「ユージュアル・サスペクツ」や
「交渉人」・・での名演、「アメリカン・ビューティー」ではついに
アカデミー賞を受賞したケビン・ スペイシー、「恋愛小説家」で
同じくアカデミー賞に輝いたヘレン・ハント、端役ではありますが
なんとボン・ジョヴィまで起用した豪 華キャスト、
監督は「ディー プ・インパクト」のミミ・レダーといったなんとも完璧な
布陣で望んだ作品がこの「ペイ・フォワード/可能の王国」。
こりゃ期待大にもなりますよねぇ。かなり期待して鑑賞しました。
さてさてストーリーは・・・
ある事件の取材中に自分の車を犯人の逃走の際に大破された記者が、
その現場をたまたま通りかかった見知らぬ男性から、
「車のトラブルかい?それならこれを君にあげるよ」
といきなりその男性の車である新車のジャガーをプレゼントされます。
「馬鹿にするのもいい加減にしろ!見知らぬ他人に新車のジャガーをあげる人がいるものか」
と驚く記者に、紳士は「ペイ・フォワードだよ」と一言。
記者は「ペイ・フォワード?」・・・・一体何なんだ・・・・変な宗教なのか?
詳しく取材して特ダネ記事にしてやるぞ・・・と行動を開始したところから始まります。
この「ペイ・フォワード」現象のそもそもの最初の物語の舞台は高級住宅地と、
貧民街が共存したような街ラスベガス。
そんな中にある中学1年のクラスで、顔や体に生々しい火傷の跡を残す
社会科教師のユージン・シモネット(ケビン・スぺイシー)が
「もしきみ たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?
君たちの手で世界を変える方法について考えよう」
と課題を出します。
生徒であるト レバー少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、
あるひとつのアイデアを考えます。それがその「ペイ・フォワード」。
シンプルだがユニー クなひとつのアイディアで・・・・
ある人が自分の周囲にいる3人に対し、
その時の自分でなければ出来ないような善い行いをし、
手助けされた人は、手助けされたその人に返すのではなくて
自分の周囲にいる別の3人に善い行いをしないと行けない。
これが広がれば世界中が・・・・というもの。
アイデアとしてはシンプル、しかし実行するのは難しいこのアイディア。
しかし、そのアイディアはやがて、ト レバー少年の
父親であり、今や家を捨て行方不明の暴力亭主(ボン・ジョヴィ)との生活に疲れ、
アル中になっていた母親(ハント)の心を救い、
そんな母親とケンカ別れし、ホームレスになっている祖母(ディキンソン)の 心も救い・・・・
火傷の跡とともに実は心に大きな傷を負っている社会科教師である
シモネット先生の心をも救い・・
そんな心を閉ざした、そんな大人たちを、トレバーの気持ちが少しずつ変えていき・・・
ほんとうに世界を変える可能性を持ち始めて・・・。
って感じです。
詳細は御覧あれ!!
作品柄、詳細は書けませんが、観賞後色々と考えさせられますね。
ストーリーその他は、こんなアイディアを展開させればもっと大袈裟にも出来たし
もっとファンタスティックな夢一杯のストーリーにも出来たと思いますし、
観賞後、色々と異論反論ある作品って気もします。
でも我々へのメッセージ性を考えるとこの作品はこれで良いのでは・・とも思います。
何か大切なものが心に残る作品です。
これは必見です。


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