Niall O'Leary Dance Troupe のリーダー Niall O'Leary さん

すでに北海道ではたくさんの公演をこなし各地で好評の "Irish Dance with Suffering Gaels"公演

ダンスチーム Niall O'Leary Dance Troupe のリーダー Niall O'Leary さん



niallvideo Niall さんのこと
ダブリン出身で、Kevin Massey, Grainne McCormack 先生の元で学び、
全アイルランド及び世界大会の優勝経験という経歴をお持ちのダンサー/振付師です。
彼は1994年にダンス教師の資格を得た後、1995年にはダブリンに、96年にはNYにご自分のダンススクールを
開校されました。

現在は活動の拠点をNYに移し、数々のショウや競技会用に振り付けをし、また自ら出演されて
いるそうです。
また、かつてCCE本部(ダブリン)のステージに出演や振り付けの経験があり、
7年程前には、渡愛前の山下理恵子さんに現地で会ったこともあるそうです。
彼自身は Ull Mor CCE (The Manhattan Branch of Comhaltas) の創立者及び会長でもあります。

また彼はダンスだけでなく、アコーディオン、バウロン など、楽器の演奏もされるそうで
これはまさに本物!


本日の感想(5月25日 文京シビックセンター公演/東京公演初日)
全体として、ダンスたっぷりで見ごたえがありました。
6人編成と聞いていたところ、12人の大編成で 東京襲来!でした。
サファリン・ゲールズの地に足の着いた演奏は心地よく 最近のステージでありがちな
やたらエレキギター、 ベース、打ち込みを多用したサウンドに比べ、かえって 新鮮だったかも
しれません。 合間に入るフィン・マギンティさんの歌も、年輪を重ねた味わいある歌声で、
華やかなダンスと良い対照をなしていました。

ダンスはこれはもう盛りだくさんです。これだけ振付けて出すのはホント大変だったでしょうと
素人が余計なことを。
ナイアルさんは、さすがプロ、という素晴らしさでした。
チャーリー・シーンを長身にしたようなルックスはステージでとても映えます。細かなクリック音、
バタリング音はバンドの奏でるダンスチューンにぴったりとはまり、またジャンプやさり気ない
ステップも 音楽が見えるようでした。先日のチ―フテンズのダンサーが、せっかく実力派の人たちなのに
妙にリバーダンス風の手つきをムリにとり入れていてどこか違和感があったのに比べると、
非常に余裕たっぷりで、自然な上にカッコよかったと思いました。
ダンサーの中では最年長のベテランらしい、同じくダブリン出身のジョアンナさんは、モダンバレエも
経験豊からしく、振り付けはかなりはモダンバレエ風のものが多くて女性的で美しい、という感じ。
が、やはりアイリッシュダンスを幼い頃から叩き込んでいるので、肝心なところはきっちり決めてました。

上2人のほか素晴らしかったのは、際立って華やかな若い2人組、アメリカ出身の仲良しさんマギーさんと
エリカさん。子供の頃から一緒にダンスを学ばれたとかで、デュエットでは息もぴったり。
溌剌とした素晴らしいモダンスタイルダンスでした。
エリカさんは明るくなつっこい人らしく、 リハーサル見学中の私が一人でいるとしきりに気を使って
声をかけてくれました。舞台フィナーレの時、前列の私と目が会うと、ニカッと笑って手を振り返してくれた
のが嬉しかったです。

群舞では、4人ごとに円となって踊るシングル・ジグ (曲名忘れました)が愛らしかった。
なんとこれは、 かのセイリーン・タブラディ先生が昨年のウィリーウィークのステージで踊られた
「シングル・タイム」の モダンスタイルヴァージョンではありませんか。
曲も同じ、ターンが入るところも同じです。(やはり、トラディショナルものは侮ってはなりませんね。
モダンスタイルの親ですからね)

そういえば、ハイジャンプ、ハイキックお得意の ナイアルさんも、よりトラディショナル色の強いダンスの時は、
動きも押さえた穏やかなものに切り替わっていて、さすが、と思いました。
もうひとつ、CCEでお馴染みの4-Hand Reelに男性一人を加えて5-Hand Reelは、見慣れたもののはずが
大変新鮮に感じられました。ナイアルさんの振付師としての才能が、こんなさり気ないところにも光ってます。

ちょっと残念だったのは、せっかくこれだけ素晴らしいダンスの中に、どうもレベルの追いついてないとしか
思えないダンサーがいたこと。(ああごめんなさい) 人種に関係なく、皆美人揃いで甲乙つけ難いルックスだった
ために、かえってダンス力が目立ってしまいました。しかしプロの舞台で出ているのだから、ひざの間をパカパカ
見せないで!とか 子供のスキップみたいにバタバタしないで欲しいーー明らかに周りとずれているのは ちょっと、
と思うのは意地悪すぎるでしょうか。。。

ナイアルさんとお話したとき、ベーシックや練習が肝心、ということに触れたら、目を大きくしてうなずかれました。
(道は遠いですが頑張りましょう。) 良いダンサーは、シンプルな123& のステップだけでも充分魅せられる
と言われる由縁ですしね。。。                           (2001年5月25日 KOKO)



HOME ©Koko Miyazawa 2001