ウイリークランシー サマースクール 2


ファイナル コンサート
  (2001年7月15日)



  これは、7月15日、ミルタウンモルベイのコミュニティ・ホールにて行われた、Wウィークの最後を飾るファイナルコンサート風景です。
このコンサートは、愛蘭国内の伝統音楽演奏者を中心に海外の演奏者も含めた、とても内容の濃い、人気の高いものです。
15プントもするチケットですが、毎年売り切れるほどだとか。

 土地の古老の、まさに燻し銀のような味わい深い演奏から、ティーネイジャーの若さ溢れるアンサンブル、CDを多数出している Martin Hayes, Jacky Daly, Noel Hill 他のメジャーでも著名な演奏者たち、言葉がわからずとも思わず目の潤むような、女性歌手によるシャンノース歌唱、
最も伝統的な形式である、楽器一本の伴奏によるソロダンスの妙技にセットダンスなど、それは盛りだくさんでした。
時間は夜の7時くらいから、深夜に及びます。長時間のコンサートになかなか体力も要りましたが、でももうシャワーを浴びるように素晴らしい音楽を誰もが楽しんだ夜でした。

 写真は、すでにファイナルコンサートの常連となっている守安ご夫妻出演時に、ご好意で、昨年または今年セイリーン先生のクラスに参加した
青石みどりさん、石井亜由子さん(セイリーン先生クラスのレポート筆者)、そして私KOKOの3名が共演の栄に浴しました。
演目は "The Priest and His boots" です。
その2日前同会場で行われたダンスリサイタルでは、セッツ、ソロの各ダンスクラスの発表会も兼ねていたため、多くの生徒が舞台出演を果たしましたが、その時はお客さんの目が優しい。どんな演技でもニコニコと大きな拍手を送ってくれましたが、今回は高いお金を払って良い演奏を期待して来る方たちばかりです。
もう最初から会場の雰囲気が全然違います。ステージ脇の控え室にいる間も、緊張のあまり誰も笑ってません、笑っているのは膝だけ。
色白の青石さん、石井さんは蒼白に。(無理もありません、出演はその当日の数時間前に決定したので)ついに出番です。
私も笑顔のつもりがひきつり顔。
一応客席が見える程度の理性はあったとはいえ、前列のお客さんたちの視線の厳しいこと厳しいこと。。。。 それはそうでしょう。施設が不十分とはいえ、国を代表するイベントのひとつで、外国人に自分たちの大切なものを安易安直にちょろりとやられたら、それは私たちでも気持ち良くないでしょうから。
身の引き締まる思いとはこのことかと思いました。
サラシモノになったかのような時間が過ぎ、どうにかこうにか、特に失敗もなく終えた後は、もうわきの下は汗びっしょりでした。楽屋でスタッフの皆さんが労ってくださるのを良いことに、ビールとウィスキーをしっかりいただき、残った緊張とアルコールで赤い顔をしながら席に戻るKOKOでした。
終わってしまえば良い思い出、と思いましょうか。

 出番ギリギリまで励まして下さった司会の方、一生懸命気遣って緊張を解いてくれようとしたフルート奏者のデシ・ウィルキンソン氏(クラン)ほか、セットダンスで私の相方を勤めてくれた、長年Wウィークのスタッフとして貢献してくれているキアラン・ヴォーハン(エーデンさんの親戚)ほか、裏方のスタッフの方々にも、ここでお礼を述べさせていただきたいと思います。



文 : Koko/2001年8月7日
写真: Nao



HOME

©Koko&アイリッシュダンスホームページ 2001