怒涛のセッションかんそうぶん


 9日夜、 サファリンゲールズ がオープンセッションに来る、という話に、そりゃあもう
全ての予定を変更してかけつけましたさ。
気がはやるあまり、既に6時半にはパブに到着していたワタクシ。
Kokoさんたちを初めまだ誰も知り合いがいなくておろおろしつつ、ミュージシャン
席の末席に腰を下ろして皆さんを待ちました。
 7時を回った頃、なんか外人サンがくるなあと思ったら、オー!よく見るとサファリ ン
ゲールズのメンバーではありませんか!
アロハシャツで登場、ひょうきんオヤジのコナーさん。穏やかな笑顔通りに優しい人
だったデイルさん。大きな体でホイッスルを持つ様子がなんかかわいい、パイパーの
トムさん。 そして、でっかいギターを抱えてリーダーのフィンさん登場。
徐々に始まっていた音楽が、一段と興をまして盛り上がり、セッションも本格的に
開始です。

 さすがプロなのであたりまえなのですが、サファリンゲールズが演奏していると何と
音楽に安定感が増すことか。
そして、本当に皆さんたくさん曲を知っています。。。 演奏は Reel や Jig が多くて、
中にはよく知っている曲もあるけれど、「アイリッシュってこんなにたくさん曲があったん
だ。。。」 と自分の未熟さに気づくことしきりです。
それにしても、ステージも見に行ったけど、この至近距離で音楽につつまれる感じは
何とも言えません。
みんなで調子を合わせて曲の途中で立ちあがってみたりとか、「Galway Bay」を大合唱
したりとか、一体感も高まっていきます。

 そうこうしているうちに、練習を終えたダンサー達も合流。
ナイアルさん、いつのまにかミュージシャン席に座って、前評判通りに素晴らしいスプー
ンズを披露。
おっ、ピアノアコーディオンも持ちましたぞ。アコーディオンとくればポルカでしょう、と
ばかりに誰かがポルカを始めます。
ミスタッチが避けられないと言われるピアノアコーディオンなのに、ポルカのみならず
リールもジグも弾きこなしていてすごいなあ。多才ですね。

  ところで私とKちゃんは、ナイアルさんに、「チョーかっこいい!」という日本語を教えようと
しましたが、彼が言ってくれないので、私達が「チョーかっこいい!」 と彼を絶賛するだけ
に終わってしまいました。。。

 そしてこの頃には完全に皆さんのレパートリーについていけなくなったワタクシ、 とうとう
脱落してその場を楽しむことに徹することにいたしました。。。トホホ。
ダンスの素晴らしさは、もう言うまでもありません。Kokoさんも書いている通りです。
目の前できびきびとリズムが刻まれると、音楽まで一層鮮やかになってくるような気がします。
舞台映えするように練習しているのに、あんな狭いところでも踊れるのも本当にすごい。

 演奏しながら、ダンスを楽しむように後ろをふり向くサファリンゲールズのメンバー。
「今度はあの曲やって!」 「どの曲だっけ、ちょっと歌ってみてよ」 なんてダンサーと
ミュージシャンが話しながら楽しそうに競演している。
ダンスと音楽、お互いが信頼しあい、尊重しあっている様子をかいまみたようで、 なんだか
とてもいいシーンでした。

 しかーし! パブであっても歌とエアーのときは静かに聞くのは大事なマナーなのです。
静かな音楽になると安心したかのように店内みんなしゃべり始めてしまいます。。。
気持ちはわかるのですが、これはミュージシャンに対してとても失礼なこ とです。
特にエアーの時は会場がうるさく、せっかく演奏が美しかっただけに残念でしたし、サファリン
ゲールズの4人も残念そうでした。

 ともあれ、音楽もダンスも一流、というこのセッション、目の前で見られて最高でした!
来年もナイアルさん達は来ると言うことで、そのときも、こんな風に盛り上がれるのだったら
いいなあ。来年まで既に待ちきれない気分です。
とても楽しかったけれど、彼ら、次の日が公演だというのに、朝まで盛り上がっていたとは。
すごいエネルギーですねえ。

 ってなわけで、怒涛のセッションの感動の余韻は今も続き、今週は廃人のワタクシ。
まさに 「怒涛の週末」 でありました。 (終わり)


FROM ぽん吉(バーチャルおやぢ)/2001年6月13日


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