徳島県北島町のアイルランド音楽演奏会で、本場のアイリッシュ・ダンスが共演! 


* アイルランド音楽の世界 〜 グレイグース・コンサート *


 今度は徳島から、アイルランド音楽&ダンスイベントのリポートです。
このイベントと、小西さんのことは、ケルティック・ミュージック・オンラインという掲示板で発見し、連絡させていただいたことががきっかけです。
つい東京、大阪近辺に集中しがちなイベントですが、それ以外の地域にも、地元の方にも喜んでもらえる良心的なイベントを企画、運営している方々が いるのは、とても喜ばしいことです。ぜひ応援したいですね!
今回の出演グループ、グレイグースのリーダーである北村 剛さんは、偶然ですが、私とお会いしたことのあるお方でした。
かつて、原宿のビューリーズ(現スクラフィー・マーフィーズ)でのカウントダウンパーティーでのライブや、成城学園で毎年3月に行われていた 「セント・パトリックス・デイの集い」(日本アイルランド協会主催)のライブにも、弦楽器やバウローンで、守安さんと競演されておられました。
もちろん私たちの伴奏をしていただいた訳です。何とも言えない カッコよいノリと、独特の楽しい雰囲気をお持ちだった、という記憶があります。
(北村さんは、才能あるイラストレーターでもあります。彼の素晴らしい絵の数々は、今回公演パンフにも掲載されているそうです。)

 また、過去には、本HPでもご紹介している、ハープの坂上 真清さんも参加されています。(坂上さんは、新作CDを準備中とのこと)
初回出演のシ・フォークは、現在はバードでも活動されている、赤澤さんの色彩豊かなフィドル、吉田さんの地に足の着いたアコーディオン、コンサーティーナに味わいのある歌。そしてイリャン・パイプスの原口さんは、日本におけるパイパーの草分け的 貴重な存在です。本拠地の関西だけでなく、関東にもファンの多い老舗バンドです。 (KOKO)


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  私は徳島県の北島町立図書館・創世ホールという公立文化施設の職員で、企画広報などの仕事をしている小西昌幸と申します。
創世ホールでは、毎年11月に国内の演奏家を招いて、アイルランド音楽を探求する「北島トラディショナル・ナイト」というシリーズを続けています。
過去4回の催しは次のとおりです。

1997年「アイルランド音楽の夕べ」   シ・フォーク
1998年「アイリッシュ・ハープの世界」 ディングルズ・ヴュー(坂上真清ユニット)
1999年「北の調べ、ケルトの息吹き」  ハード・トゥ・ファインド
2000年「アイリッシュ・コンサート」  カロランズ・カフェ

 催しを続ける中で、ネットワーク組織の必要性を痛感し、徳島アイルランド音楽愛好会を結成、現在会員は30名ほどいます。 これまでに「会報」も2号発行しています。

第5回の今年は、11月24日(土)午後7時から「アイルランド音楽の世界〜グレイグース・コンサート」を 開催しました。  グレイグースは、高知県の若手実力派アイリッシュ・グループで、リーダーの北村 剛氏は守安功氏の弟子筋にあたる方です。

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写真: 北島トラディショナル・ナイト2001:「アイルランド音楽の世界〜グレイグース・コンサート」公演パンフレットより (転載許可済み)/ 写真 左端が北村氏

 今年のコンサートには大きな特徴がありました。それは、アイリッシュ・ダンスの特別共演が実現したことです。ダンスを披露したのは、徳島県羽ノ浦町の英語指導助手ショーナ・マッカーノンさん(英国北アイルランド・ベルファスト出身、22歳)。
ショーナさんは、お母さんがアイリッシュ・ダンスの先生だったことから3歳のときからダンスを習っており、各国のアイリッシュ・ダンスの大会で数々の上位入賞経験をお持ちです(英国や米国で1位)。

 ショーナさんは、当館の昨年のコンサートを見に来てくれた方です。私は羽ノ浦町の職員の方から、ショーナさんが地元の人たちにアイリッシュ・ダンスを講習されているということを聞き、今春に1度見学に行きました。
ダンス講習には、10代の女子高校生から60代のおばあちゃんまで十数名の女性がいて、皆さん大変熱心に練習されていたことが印象に残っています。
 私は今年の演奏会の企画を進めるうちに、ダンス共演ができないかと考えました。そして出演者とショーナさん双方に打診し、慎重にとりもった結果、両者のOKが出て、このたびの共演が実現したわけです。

 演奏会には250名が集まり、大変な盛況でした。ショーナさんは、アンコールを含めて3曲でダンスを披露しました。ショーナさんは、ソフト・シューズで1曲、ハード・シューズで2曲、ダンスしました。もちろんバカウケでした。客席にはショーナさんのダンスのお弟子さんたちをはじめ、県外からのお客さんも来場していました。

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写真: 同上


 この催しには、町の予算はついていません。入場券を必死で売って、その収入で殆ど全ての経費を捻出しているのです。もしも赤字が出たら、私が負担するということで始めた超暴走企画です。北島町の人口は約2万人、徳島県全体で約83万人です。そんな中で、一般には殆ど無名の国内のグループを招いて 250人集めるのは並大抵のことではありません。毎回血を吐くような思いで取り組んでいます。それもこれも私がアイルランド音楽を大好きだからです。
どうか今後ともご支援くださいますよう、お願いいたします。                                 2001年11月30日

小西 昌幸(北島町創世ホール職員、徳島アイルランド音楽愛好会事務局長)


※創世ホールの連絡先は次のとおりです。
771−0207 徳島県板野郡北島町新喜来字南古田91 北島町立図書館・創世ホール
電話088ー698ー1100/FAX088ー698ー1180
http://www.infoeddy.ne.jp/kitajima/new/sakuru/kikansi.html


tokushima

写真: 同上 / イラスト ©北村 剛


公演時のショーナさんとグレイグースの写真はこちらから →  Seanna #1    Seanna #2    Greygoose

(写真: ©江富 久雄)


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