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ノンジャンルのいい音探しをしていた私にとって、ジャンルに拘ること自体ナンセンスだと思っていた。
マンソン&スニ−カ−・ピンプスの2曲目「LONG HARD ROAD OUT OF HELL」だったんです。「いい音を追求すると限定することに無理が生じる」この言葉をモット−にしていた。そんな柔軟な姿勢だったが MARILYN MANSONというバンドだけは、もう見た目から受付なかったのです。だから聴くことは、 無かったし聴きたいとも思っていなかった。たぶん私と同じように感じていらしゃる方もいるかも しれません。そのジャケットにしてもグロテスクで、嫌悪感さえ感じていた。 しかし、ある日ドライブ中にかかった曲、この曲がめちゃくちゃ、粘りがあり好きなタイプの 曲だったんです。それがMARILYN MANSONが参加していた、サウンドトラック「SPAWN 」です。 それから一気に聴いてみたら、サウンドはとてもよいことに気が付きました。
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彼らほど賛否両論極端に分かれるバンドもいないのでは、ないでしょうか。
それは、彼らの存在が神への冒涜だとし、ライブ会場で「あなたの魂の健全のために どうか、会場に入らないで」というビラを配布する敬虔なクリスチャンたちの存在、 公演においても余りに過剰で卑猥なパフォ−マンスを披露するといった理由で州政府から 公演禁止命令を出されたり、(ドラムセットおよびドラマ−にたいする破壊、暴力などは、 演出だとしても賛同できるものではない)また、彼らから影響を受たとするコロラド州の発砲事件などで 彼らに対する非難もある。(これはどうしょうもないことですが) アンチ・キリスト教については、マンソン自身、規律の厳しい私立のクリスチャン校に通学し、 それなりの確信をもってメッセ−ジを発しているらしいです。強制的にたたき込まれた キリスト教的なことが「実は偽善的であることに気づき、幻滅した」そうで、このことが根底に あるらしいです。また、幼少体験、家族からの影響(父はベトナム帰還兵)において "善良"であるべき人々の"偽善"を体験してきて、自分の中にある誰にも理解されがたい 絶望と退廃的な孤独感などを音楽というフィルタ−を通して、噴出し「古い世界を壊滅させ自分自身の 価値観を見いだそう」というメッセ−ジを発することで自己救済しているのではないでしょうか。 ロックに於いては、破壊や闘争心といったものが感じられることが、ある種の開放感にも つながるのだが、純粋なメッセ−ジと別のところの商業的なものを考えないプロはいないわけでして、 私自身は若者への影響力を考えた場合、パフォ−マンスな部分で過剰なことは賛同しかねる。 ブライアン・ワ−ナ−(マリリン・マンソンの本名)はオハイオ州生まれ、ハイスク−ルを卒業後に 家族とともにフロリダ州フォ−トロ−ダ−デ−ルに移住した。2年後、1989年 最初のギタリストである デイジ−・バ−コヴィッツ、最初のキ−ボ−ディストのザ・ザ・スペックらと共に前身になるを結成、 1990年にはバンド名を"MARILYN MANSON AND SPOOKY KIDS"とし、1992年にはバンド名を "MARILYN MANSON "と変え、1993年にはNothingレベ−ルと契約し、1994年には1stアルバム "Portrait of an American Family"を発表しツア−も行った。
1995年にはカヴァ−とリミックス中心のアルバム"Smells Like Children"を発表しています。
1996年に発表したオリジナルフル・アルバム"Antichrist Superstar"で一気にブレイクしました。ユ−ズリミックスのカバ−「SWEET DREAMS」を収録しています。アメリカでは100万枚以上の セル−スを記録し、プラチナ・ディスクに認定されました。 このアルバムは私には全然問題ないです。もともと妖怪サウンドが好きなので、一気に聴きました。 ドラムとベ−スがしっかりしているので、サウンドがしっかりグル−ヴしているし、マンソンの声も この手の音楽にはぴったりの妖しさで、かなりいいです。
上記のライブアルバムと下記のニュ−アルバム"Holy wood"を聴きながら、安らかな眠りについて しまったのです。マリリン・マンソン聴きながら寝てしまったということは、 やはりこの手のサウンドが好きなんだろうと思いました。嫌いだ嫌いだといいながら、 本能的にはちゃんと反応しています。(笑) です。"Holy wood"は"Antichrist Superstar"、"Mechanical Animals"との3部作の完結というテ−マを もったアルバムでジャケットからはちょっと想像しにくいかも知れませんが、適度にポップで細部にまで 計算されつくした、聴いていて飽きないアルバムだと思います。 ただの色モノバンドではないということが、音楽的にはよくわかりました。
当然のことながら、全面的に彼らの思想および歌詞を理解して音楽を聴いている訳ではない、 (当たり障りなのないラブソングにおいても人は歌詞をどれほど理解して聴いているだろう?) 聴いたサウンドと声が好きになっただけで、彼らのアンチ・キリスト教や過激な 言動を支持するものではありません。 |
