ウ−タン・クラン

ニュ−ヨ−ク、マンハッタンからフェリ−でしか行き来できないステタン・アイランドを中心に集結した
9人のメンバ−(メンバ−は流動的ではあるが)を主体とするHIPHOPシ−ンの革命?!集団。
カンフ−に影響を受けているとされており、ウ−タンとは漢字に置き換えると(武闘)となり、
映画少林寺からインスパイヤ−され、闘う一族的な意味合いなのだということだ。
ジ−ニアスによる解説では、「Wuとは宇宙を斬る音、Tangは刃の振り」とのことで、
少林寺における精神性をおおいに重視しているようです。
メンバ−も一族的な構成を帯びている、主要メンバ−である、RZA,ジ−ニアス、バスタ−ドは
従兄弟同士であり、メンバ−は今はブルックリンとステタン・アイランドに分散しているという。
彼らのイメ−ジとしては、ステタンから這い上がってきた、アンダ−グラウンドの戦士、
ダ−クでハ−ドで、決して媚びたりしない過激な集団というものだ。

しかし、一族がなんと200人とも1,000人とも言われているので、次から次へと新人がデビュ−してる、
頭の固い私などは、ちょっと戸惑い躊躇してしまう向きもあるが、なにせ、ウ−タン・クランとして
3rdアルバムがリリ−スされたのは喜ばしいことだ。過激に媚びることなく突き進んでほしい。

2000年11月29日発売の3rdアルバムにクレジットされているe主要メンバ−は、
ウ−・一族のちょっと次元の違う異才にして頭脳のRZAを始めとして、
GZA、メドット・マン、オ−ル・ダ−ティ・バスタ−ド、レイクウォン、ゴ−ストフェイス・キラ−、
インスペクタ−・デック、U-ゴット、マスタ−・キラ−、カパドンナです。



WU-TANG CLAN
IRON FLAG

SICP72    
2001/12/27 sales.

前作"THE W"から1年で発表された4枚目のオリジナル・アルバムです。
タイトルの"鉄の旗"に象徴されるように、戦闘的なサウンドで、
(いまさら、戦闘的になった訳でもなく、この人たちの音はいつも挑戦的)
過去の作品の流れを汲むものとなっていると思います。
この一癖も二癖もありそうな軍団を纏めているのは、今回もクランの頭脳
RZAです。
先行シングルは5曲目"Uzi"でU-GODからGZAまでのフロウが、かなり
怒りにみちた戦闘態勢の歌詞です。
3曲目"Chrome Wheels"や6曲目"One Of These Days"は、ソウルフルで
どちらもハスキ−&浮游感漂う女声で効果覿面。
10曲目"Back In The Game"は、トラック・マスタ−ズ 制作で、なんと
ロン・アイズリ−がフィ−チャ−されており、(前作でも、シブどころ
アイザック・ヘイズがフィ−チャ−された"I CAN'T GO TO SLEEP"が
あった)かなり、ソウルフルで泣き入る。
変幻自在のRZAのサウンド・プロダクションが凝縮された一枚で、
日本盤ボ−ナストラックも入れて13曲収録されていますが、
このくらいの曲数がちょうどいいような気がします。





WU-TANG CLAN
THE W

SRCS 2399       
2000年11月29日発売

前作「ウ−タン・フォ−エヴァ−」から3年ぶりの3rdアルバム。
そのあいだ9人のメンバ−の個々のアルバムもリリ−スされていた。
このアルバムはリ−ダ−でもあり、プロデュ−サ−、クランの頭脳RZA
が11曲を手がけており、無機な宇宙を放浪しているような感じが
一環して漂ってくる、その意味ではアルバムとしてまとまっているように
思いました。シブク、もの悲しさに拍車をかけるのが
9曲目「I CAN'T GO TO SLEEP」でゲスト参加のアイザック・ヘイズなん
ですね。あのヴォイスですものね。他にレッドマン、ナズ、スヌ−プ・ドッグ
バスタ・ライムズが参加していています。
曲が進むにつれて、聴き流しているうちに徐々に浸透してきて、
麻薬のように離れられなくなる?! 銃撃戦も2nd同様入ってるし。
このアルバム、ダンスアルバムってメンバ−が言っていたらしいが、
どこが?って感じです。ダンスはダンスでも、オドロオドロした闇夜の
妖怪のダンスか!! もちろん絶賛の意味で。
HIPHOPで、泣き入るのもどうかと思うけど、13曲目は悲しい。
個人的には7曲目「PROTECT YA NECK」がベスト!





WU-TANG CLAN
WU-TANG FOREVER

BZCZ 1065 66(2CD) 輸入盤
1997年6月21日発売

2CDで圧巻の29曲入りディ−プ&ソウルフルな2nd.
HIPHOPで2枚組というものすごいもんです。
2パックとかノト-リアスBIGなどは、2枚組でリリ−スしてますが
いずれも故人になってからのことです。
ライナ−ノ−ツなんと96ペ−ジ!
1枚目のCDはエンハンスドCDとなっており仮想ウ−・マンションの中に
あるメンバ−9人の部屋を訪れるといったものです。なかなか
いいアイディアだと思います。
音もそんなに凝っているわけでもない、なのにこの迫力は
やはり魅力だ。ということはセンスの問題かしら・・・無駄な装飾を
剥いだところで、カッコよくみせるのはやはり天性のセンスという
しかないでしょ。
RAZが音楽的にまとめているとのことですが、カッコよすぎ!!





WU-TANG CLAN
ENTER THE WU-TANG(36 CHAMBERS)

BVCP-761
1994年10月21日発売

徹頭徹尾硬派な1st.
ホント、カッコいい!!14曲がアットいう間に終わってしまうんだよね。
HIPHOPを聴くのは、ハッキリ言って勇気がいる。
あまり詳しくないから。しかし、音楽とは、どんな
音楽的な素養がない人にでも感動を与えるものだと信じる。
音楽的知識豊富な人だけに感動を与えるものでは、決してない!
HIPHOPがどんな音楽であるかの定義づけなど知らなくとも、
音楽的に無知であろうと感動が得られればそれでいいと思う。
音楽は万人のものだ。
この人たちの音楽には基本的に「悲」があるような気がするんだよね。
どんなグル−ヴィなビ−トであっても基本的には悲しい。
2曲目「SHAME ON A NIGGA」が個人的にはベスト!!
このアルバムが一番好きだ。




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