ループバックデバイスの活用


VACとMIDI Yokeを使ってちょいと遊んでみることにします。
この手のことに慣れていない人向けにかなり丁寧に書いています。

2003年6月9日追記
VACが未レジストでは3分までしか利用できなくなってしまいました。


用意したソフトウェアは以下の通り。

Virtual Audio Cable  WAVループバックデバイス(レジストなしで2ch利用可)
http://www.ntonyx.com/vac.html

MIDI Yoke  MIDIループバックデバイス
http://www.midiox.com/

Cherry  MIDIシーケンサ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA010012/

Soundforum Synthesizer  DYNAMOエンジンのアナログシンセ(WIN/MAC)
http://www.native-instruments.net/index.php?soundforumsynth_us

SoundEngine Free  波形編集
http://www.cycleof5th.com/


やりたいことは、

「SoundForum SynthをCherryで演奏し、それをWAVに録音する」

です。


もくじ

1.セットアップとソフトウェア紹介
2.各種設定
3.演奏してみる


1. セットアップとソフトウェア紹介


1-1 Virtual Audio Cable


パソコンから出て行くべき音を横取りして、パソコンの中に逆戻りさせてしまうドライバです。
サウンドカードのLine OutとLine Inをオーディオケーブルで繋いだようなもの、とでも
いいましょうか。

横取りすることで音が外に出ていかなくなってしまいますので、その不便を解消するために
Audio Repeaterというものもついています。詳しくは後述。


セットアップは 普通にダウンロードしてexeファイルを実行するだけです。

vacinstall


このように、再生に「Virtual Cable 1 Out」、録音に「Virtual Cable 1 In」が列挙されていれば
セットアップは完了しています。


1-2 MIDI Yoke


パソコンから出て行くべきMIDI信号を横取りして、パソコンの中に逆戻りさせるドライバです。
MIDIインターフェースのMIDI OutとMIDI InをMIDIケーブルで繋いだようなものですね。

Win9x系とNT系では落としてくるファイルが異なるので気をつけてください。
ダウンロードしてきたexeファイルを実行すると、ファイルの展開先を聞かれますので
適当に入力してください。

midiyokeinstall1

この状態で「Unzip」ボタンを押すと、ドライブの先頭に「myinst」というディレクトリが
できるはずです。場所を確認しておいてください。

このソフトウェアは「デバイスドライバ」として機能しますので、更にハードウェア(仮想ですが)
のセットアップが必要です。
WindowsXPの場合、
コントロールパネル→ハードウェアの追加→次へ→「はい、ハードウェアを接続…」
→「新しいハードウェア デバイスの追加」→「一覧から選択した…」→「サウンド、ビデオ…」
→ディスク使用→「参照」で先ほどのmyinstディレクトリ→OEMSETUP.INF   と辿ります。

midiyokeinstall2

そうしてOKすると「MIDI Yoke NT Driver」を本当にセットアップしていいかと聞いてきます。
どんどんOKして進んでいきましょう。

midiyokeinstall3

最終的に、このように「MIDI Yoke NT: 1」などといったデバイスが認識されていれば成功です。
個数は設定によって異なります。
また、Win9x系では列挙される名前が微妙に異なります。


1-3 Cherry


国産の名作MIDIシーケンサのひとつです。ユーザも多いですね。
ピアノロール、ステップ入力、リアルタイム入力と一通り備えています。
今更語ることもないでしょう。

セットアップはzipファイルを展開するのみです。


1-4 SoundForum Synth


商用ソフトシンセの大手、Native Instruments社の売り物であるところの「Dynamo」の機能を
そのままフリーソフトに押し込んだ高性能アナログシンセです。
同社の商用ソフトと異なり、プラグインとしての動作はなくスタンドアローンのみで、
また直接WAV書き出しができるわけでもありません。
しかしそれだけで敬遠するのはあまりにもったいないというものでしょう。
そもそも本記事は、そういった「縮小された機能」をいかにして補うか、という目的で書かれています。

ダウンロードはページの左上の方のリンクをクリックします。さらに名前とe-mailアドレスを
聞いてきますので入力。
(余談ですが、この手のものは不真面目に入力してもたいていは無問題ですが、
メールアドレスくらいは(フリーのWebメールアドレスでも構わないので)実在のものを
登録することをお勧めしておきます。
製品版の優待販売案内などが通知されることもありますので。)

インストールは、zipファイルを展開してexeファイルを実行するだけです。


1-5 SoundEngine Free


フリー、国産、わかりやすい、という素晴らしい敷居の低さを誇る波形編集ソフトです。
それだけでなくちゃんと多機能で、またエフェクトはプリセットがたくさん用意されているので、
「コンプって何?」「EQってどうやって使うの?」という波形編集ビギナーは
がちゃがちゃといじっているだけで色々とわかってしまいます。

セットアップはzipファイルを展開するのみです。



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