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アマチュア・オーケストラの魅力

楽器は1人で弾くより、みんなで弾く方が、断然楽しい!
特に弦楽器は、ソロで弾くより、アンサンブルをするためにあるようなもの…というわけで、ちょっとでも弾けるようになったら、アマチュアオーケストラに入りませんか?


INDEX
1.アマオケはこんなにおいしい!
2.アマオケに入るには?
3.アマオケに入るときの心得
4.チエックポイント
5.最後に

1.アマオケはこんなにおいしい!

初心者が、アマオケに入るのは、勇気がいることだとは思いますが、アマオケに入って得られるメリットは非常に大きい!し、何よりもアマオケはとお〜っても楽しい!!

それでも、躊躇しているあなたのために、まずは、アマオケに入るメリットをあげてみました♪

そもそもヴァイオリンがどんな音を出せる楽器なのかがよく分かる。

←結構、今自分の出している音がヴァイオリンの音だと思いこみがちなんですが(というより、ヴァイオリン弾いてるはずなんだから、普通そうとしか思わないけど)今思えば、ようやくヴァイオリンの音が出せるようになってきたのは、習い始めて一年以上たってからでしたね(爆) もっと艶のある、大きな音が出せるものだってことを、私は先輩たちから学びました。
本来のヴァイオリンの音が分かっていれば、それに近づけるように練習すればいいのですから、上達が早いはずです。

・悪い癖があったら、直してもらえる。

←経験も、年齢もバラバラな人たちが集まって、一つのことをするのがアマオケの魅力です。ヴァイオリンを小さい頃から習っている人もいますし、大人になってからはじめた人もいるでしょう。そのいろいろな経験を生かして、様々なことを、あなたに教えてくれることでしょう。レッスンの先生とは違った言葉で、いろんな言葉で説明されるうちに、曖昧だったことも身に付くものです。技術的に、変な癖なって、将来的に困るようなことに気付けば、きっと直してもらえるでしょうし、練習やその他分からないことがあったら教えてもらえます。技術的な面だけでなく、精神的なことなんかも、聞けばきっと、いろいろ話してもらえるでしょう。そして、あなたが教えることもきっとあるはず。人に教えることは、すごく勉強になりますよ。
孤独になりがちな、ヴァイオリンの練習がもっと楽しくなること請け合いです。

・励みになる。刺激になる。

←いろんな人がいます。みんな頑張ってます。
自分と同じ時期にヴァイオリンをはじめた人がいれば、自分も負けないように頑張らなくちゃ、と思うし、後輩には抜かれたくないというのが人情でしょう(笑)自然と練習にも力が入ります。素敵な先輩がいれば、いつかは自分もああなりたいと思って、研鑽を積むことでしょう。憧れの力は偉大ですよ(笑)
いろいろな刺激があなたを待っています。きっと新しい生活が始まりますよ。

・いろいろなヴァイオリンがみれる。試しに弾かせてもらえる。

←どんな楽器がいい楽器なのか?普通、自分の楽器しか弾いたことがないし、口でいくら高価な楽器の説明をされても、その良さは、実際自分で弾いてみないと理解できないものです。
みんなそれぞれ個性のある楽器をもっていますし、いろいろな国の楽器のはずです。高い楽器をもっている人もいるでしょう。
いろいろなフィッティングも見れるから、あ、あんなぺぐカッコいい、とかあんな色がいいとかの好みも出てくるし、たくさんの楽器を見るだけでも、けっこう楽しいものですが、仲間なので、親しくなったら弾かせてもらえたり、できます。
いろんな楽器を弾き比べるうちに、楽器のメーカーによっての音の違いも分かるようになって「あ、ドイツの音がする」とか(笑)当てられるようにもなります。値段も、だいたい予想がつくようになります。

・いろんな練習方法や楽譜・教則本を見ることが出来る。

←人によって、ウォーミングアップの方法も違うし、面白いですよ。あ、そんなせこい練習方法があったなんて(笑)とかね。楽譜も、人のお古を借りればタダ。必要ならコピー。自分でも欲しいくらいにいい本だったら、買えばいい。無料お試し期間みたいなもので、大変経済的です(笑)
私は、クラブに落ちてた音階教本をずっといろいろ使ってみたんですが、フリマリーが気に入って買いました(爆)個人差とか、相性とかあるから、これは有り難い。楽譜情報も手にはいるし(笑)口コミは偉大です。

・レッスンでやっている曲と違う曲ができる。

←はじめは、「げげっ」と思うかもしれません。オケの曲は、はっきり言って難しいです(爆)当たり前です。譜面はプロもアマチュアも無く、全く同じものなんですから(笑)
でも、そのうちにコツが分かってきますから、弾けないことはありません。その点は、大丈夫です。なにしろ、プロでも全員が全てを弾いてるわけでは無いらしいですよ(笑)
それより何より、レッスンと違う曲をするのは、とっても楽しいですよ。しかものCDで聞き慣れたあの曲があなたにも出来るのです。すごい!何とも素敵な体験です。
いろんな曲をやることにより、相乗効果も生まれます。

・同じパートを何人もで弾くから、お手本がいっぱい。技を盗める(笑)

←なんとなく弾けるようになったとします。でも、世の中、上には上がいるわけです。自己満足に陥ることなく、日々研鑽を積める(笑)のは、隣に座ったあの人が、同じ譜面を見ながら、まるで違う音で、違う呼吸で弾くからです。「す、すごい。弾けるというのはああいうことを言うのかぁ」とその音目指して練習します。「あ、そこ、そんな指遣いで弾くと楽なんだぁ」と新発見。ヴァイオリンは人数も一番多いから、先生がいっぱいです。今まで、自分で譜面を見ているだけでは気付かなかったことにいっぱい気付かされます。

・音楽をする上で、大切なことがいろいろ分かる。

←音楽には、歌であろうと、どんな楽器であろうと関係なく、共通の部分があります。すごく大切な、基本的な事柄ですが、ふつうに個人で習っているだけでは、あまり意識しない問題です。例えば、ブレス。例えば和声。
オケの曲をする上で、いろいろなことを学ぶはずですが、それはソロで弾くのにも大変に役に立つことばかりです。

・アンサンブルが簡単に組める。

←音楽好きがたくさんいるので、例えば弦楽四重奏がやりたいあなたも、ピアノ三重奏をやりたいあなたも、さらには木管楽器を交えたアンサンブルも、割合簡単に結成出来ます。
アンサンブルはアマオケと同じくらい楽しいです♪でも、普通の生活をしている限り、先生との二重奏が限界(汗)だから、人材のたくさんいるアマオケは、非常においしいです。

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2.アマオケに入るには

アマチュアオーケストラとひとくくりに言ってますが、実はいろいろありまして。活動内容も、メンバー構成も、募集要項もいろいろです。
とりあえず、一般論としてお話しします。
まず、どんなオケに入りたいか。自分の目的なんかから、どんなオケに入るのかイメージをつかむために、アマオケを、運営の観点から、大まかに分類しますと…

・大学オケ →大学のクラブ活動として運営されているものがほとんど。大学の施設で、練習できるのがありがたい。基本的に、学生がメンバーだが、中には他大学の学生や、大学を中退して就職したが、クラブは続けてる、という人も。練習が毎日のようにあったり、割と年功序列で、世代交代しつつ運営している点などに特色が。基本的に、大学生は時間があるので、たくさん練習できる。初心者OK!の団体が多いが、技術レベルが高いことで評判の団体は、入るだけ入っても裏方のみで、舞台に上がれない、という噂も(?真偽不明)。管楽器は目立つので、初心者でソロは厳しいとの声も。でもそんなのは努力次第?

・市民オケ →地方自治体単位のクラブ活動?。オケがない市や、たとえあってもメンバー不足のため、オケと言いづらい活動を余儀なくされている団体も(汗) そこの市に住んでいなくても、来るもの拒まずの団体が多いみたい。市のバックアップが得られている団体では、練習場所が確保しやすかったり、チケットをさばいてもらえたり、有利。練習は週に1回が一般的か?

・OBオケ →大学オケ経験者などが集まって、出来たオケ。純粋に、ある大学オケのOBが集まって「○○大OBオケ」を作っているところもあるが、大学オケ卒業者が集まる混合の、どうしてもオケを続けたい人たちの集まりが多い。アマチュアといっても、かなりの技術レベルを誇るところもあり、未経験者は断られることもあるかも。それらしい名前がついていないところがほとんどで、市民オケと間違えがちかも。もとは市民オケなのに、経験者ばかりが集まりすぎて、そんなオケになっちゃったところもあるし(爆)でも、オケ経験者にとっては、今までの延長上にあって、なじみやすいと思われます。

で、どうやって探すか、といいますと、自分の足で探す(爆)
これが一番確実なのではないかと思います。
確か、「全国アマオケ年鑑」という本が出ていたはずですが、どうやって入手するのか、私は知りませんm(_ _)m

WEB上で、アマオケ情報を集めているページがいくつかありますので、そちらを当たってみてもいいかもしれませんが、なにしろほとんど口コミで情報を集めて掲載しているので、まだまだ情報不足ではないかと私は思っています。でも、運が良ければぴったりな団体が、探せる可能性もあります。(いくつか、有名どころをリンクページに掲載しているので、参考にどうぞ。)
また、アマオケでも最近は、ホームページをもつ団体が増えてきているので、直接検索してみるのも手ですが、こちらもまだまだ発展途上でしょう。

市民オケがある場合には、公民館などの公共施設に行けば、練習日や、誰に連絡を取ればいいかは分かると思います。定期演奏会があれば、そのポスターなどに、メンバー募集が出ていることも多いのではないでしょうか。

楽器屋さんや、大きな楽譜屋さんに行けば、演奏会のチラシと一緒に、メンバー募集のチラシも置いてあることが多いので、運が良ければ探せます。

音楽雑誌のコンサート情報や、団員募集の広告もちゃんとチェックすれば、意外な情報が得られる可能性があります。

地元の情報誌や広報も活用して、地元のオケのコンサートがあれば、チェックしてみるとよいかもしれません。演奏会後に、楽屋に行ってお話を聞くこともできなくはないでしょう。(でも、演奏会直後はみんなハイになってるから、そんなときに込み入った話をするのは、おすすめできませんが。連絡先を聞いて、日を改めた方がよいでしょう。また、演奏会直前は、みんなナイーブになってるので、いくらなんでも非常識でしょうね(^^;))

後は、コネ(笑)
レッスンについている先生に、手頃なアマオケはないか聞いてみる。もしくは、探して貰う。友達の友達を利用する、などです。

適当なアマオケが見つかったら、まず見学に行ってみましょう。演奏会のシーズンなら、演奏会を聴きにいってみるのも、雰囲気を知る上で有益でしょう。

初心者にとっては、「初心者歓迎」と言っているところの方が、入りやすいかもしれません。初心者が多いところなら、それなりの配慮もしてもらえるはずだから、そうストレスを感じることなく、なじめるでしょうし、同士が多いと楽しいはず。

なお、アマオケの中にはオーディションを実施するところもあります。
欠員が出た場合のみメンバーを募集したり、一定水準以上のメンバーでハイレベルな演奏を目指したり…そういうところは、いわゆるプロ顔負けのところだったりするわけですが、他にも、ただ形骸化したオーディションが残ってるだけで、弾けるかどうかは関係ない、という通過行事的な理由でおいているところもあるようです。
私のまわりでは、あまり聞かないのですが、初心者は運営など演奏以外のことをし舞台にはのらない、という極端なところもあるらしい。それも、また一つの楽しみ方ではありますが。
ま、でも私達の目的は、自分たちで演奏して楽しむことにあるので、とりあえず、オーディションの有無は気にせず?自分の目的にあったオケを探してみて下さいね♪

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3.アマオケにはいるときの心得

・技術?

アマオケに入るなんて、そんなこと…まだヴァイオリンをはじめたばかりの私には、できっこない、なんて思っていませんか? アマオケに興味はあるけれど、自分の演奏技術から言って、とても無理だ、なんて後込みしていませんか? 自分みたいな下手なメンバーが入ることで、そのアマオケのみんなに迷惑がかかってしまうのではないか、なんて考え込んではいませんか? でも、そんな心配、全部無用です。全く問題ないです。大丈夫ですよ♪

実は、弾けるか、弾けないかは、どうでもいいことなんですよ。本当に(笑)。大切なのは、みんなと一緒に、音楽すること。曲を楽しむこと。上手く弾くのはプロに任せて置いたらいいのだから、アマオケの存在意義は、みんな音楽をで楽しむということに尽きるのではないでしょうか?もちろん、楽しむための前提として、ある程度の練習は必要だとしても、うまく弾けないから、と言って諦めてしまうのは、あまりに勿体ない。

極端な例でいえば、演奏会直前の私、あっちこっち弾けないんですが、そのまま本番です(爆) が、弾こうとするところに、アマオケの存在価値があるんです。うちのオケなんか、情熱だけでもってるんですから(更爆)もしかしたらうちのオケだって、技術という点に関しては、最近初心者増えてることもあって、低下気味なのかもしれません。でも、何かがある、いいものを持っている、とトレーナーが、客演の指揮者が言ってくれています。

みんなで音楽をする、ということは、当然、上手い人も、下手な人も一緒になって自分達の音を作っていくということです。
考えてみれば、職業としている以上きちんと弾かなくてはならないのプロだって、個人個人で上手い下手があるはずですし、それでもみんなでやっていってるんですから。ましてや初心者OKのアマオケだったら、上手いか下手か、弾けるか弾けないかなんて、些細な問題に過ぎない、と思いませんか?

実は、弾ける人に混じったら、案外、自分も弾けてるような気になりますし(錯覚の時が多いですが(笑)でも、それでも十分楽しいと思いませんか?)
弾けないとこは、弾ける人に任せるなり、他パートに助けて貰うなりすれば、いいことでしょう(でも、特に初めのうちは、やっぱり自分が弾けるかが気になってしまうものですが(笑))。
弾けなくても、そのことにとらわれてしまってはいけないと思うのです。
自分が音を出さなくても、他の人が弾いてくれるなら、弾けなくても気にしない、という位の気持ちでいればいいでしょう。萎縮してしまうくらいなら、みんなで助け合うために、たくさんで同じパートを弾いてるんだ位の気持ちでもよいかも知れません。

考えてみれば、人数の多い弦は、パートとして音があればいいのであって、何も、全員が音を出さなくてはいけないわけではないんです。弾けないところがあってもいい。
それは潔く他人に任せてしまっても(つまり音をとばしてしまって、弾かない(笑))全く構わないと思います。
練習しなくていいという意味では、勿論ありませんが、弾こうとしているのに、どうしても弾けないのを、誰も責めたりしませんよ。大丈夫。お互い様ですから?(爆)

今になって、昔を振り返って思うのです。
うちのオケの弦パートは、初心者多いですから、特に2年生までは、やっぱり練習しても弾けない部分っていうのがあるのです。
でも、みんなで合奏しているときに、弾けないところを弾こうとすると、全体の音楽に乗り遅れてしまいますよね。それじゃあ、なんのために、みんなでやっているのかわからない。音楽にならない、って。
音楽の流れを大切にしよう。
みんなで一つの音楽を造ることに集中しよう。
個人的な事情は、合奏の時に持って来てはいけない(自分が弾けないことがどうしても気になるなら、個人でさらえばいいことで、合奏の場では、みんなでやっているということに集中しようという趣旨です)。

今は、こんなところはどうせ聞こえないし、適当でいい、とか(笑) 若干の手抜きもできるようになったのですが、とかく初心者のうちは、全部弾かなくちゃいけないと思っちゃうんですよね。
実は、そんなところは先輩も弾いてなかった、と知ったときは、ほっとしたというか、拍子抜けしたというか(笑) 自分が一音も間違わずに全部弾くことよりも、大切なことがある。
それが、ソロとオケの違いかもしれません。

まあ、一応の目安としては、1stポジションの曲をある程度弾きこなせるようになり、ポジション移動の練習を始めた、という方なら、さしあたって、アマオケで音楽を楽しむには十分でしょう。2ndヴァイオリンなら、3rdポジションまでで十分弾ける曲がほとんどですから。

初心者でも、アマオケに入るべきだって、意外ですか?
でも、これはいわばショック療法なんです。
ヴァイオリンって奥が深いので、こんなこともできないのに…なんて思っていては、永遠にオケで弾く日は来ないかもしれません(笑)
全然弾けなくても、弾こうとするうちに、うまくなっていくものなんです。努力は必ず伝わるものですし、自分が思っているほど、足手まといになるものではありません。

私が、昔、弾けないのに弾かなくちゃいけなくて、信じられない、という話を、若い頃学生オケで弾いていた人にすると、「あれはね、初めから難しい曲をやったほうがいいみたいよ」と言われました。
今、私もそう思います。
どうにかなるもんです。

手始めに、アマオケに出向いて、一番、簡単な(=短い)曲の2ndに、1曲だけ乗ってみてはどうでしょう?極端な話、練習に参加して、どうしても全然弾けなかったら、本番に出なかったらいいんだけの話です。あ、誤解を招かないようにいいますと、実際には、弾けなくても、ぜひ演奏会には参加するべきだと思います。弾けなくても、本番に向けて練習して、舞台にいることが、次につながっていくので。ちなみに、うちのオケでは、たとえ全く弾けなくとも、強制参加です(笑) 少なくとも、自覚が芽生えるし、よい効果が上がっていますよ。

アマオケに入る。…前向きに、考えてみてはいかがですか?
アマオケの雰囲気をつかむだけでも、目標が具体的になってくると思いますよ。
さあ、一緒にしましょうよ、アマチュアオーケストラ♪

・ソロとの違いー@ボーイング

オーケストラの演奏を見ていて、何か気付くことはありませんか?
よく見れば、ボーイングが全員そろっているでしょう?ヴァイオリンだけでなく、同じようなところを弾いているときには、弦セクション全ての弓が、みんな同じ時に上がって、下りる。非常に綺麗ですね。でも、初心者にとっては、まずこれが最初の難関だったりします(爆)

実は、あれは自然とあっているものではなく、わざわざ「あわせて」いるんです。譜面にはびっしりと、ボーイングの指定が書き込まれています。アップの記号、ダウンの記号が、全てに、です。

このように、ボーイングをあわせる主な理由は、やっぱり見栄えにあると私なんかは思うのですが。まあ、確かに、それぞれが勝手なボーイングで弾いたら、かえって弾きにくいだろうし、音のニュアンスも不必要にバラバラになってしまうし、不自然なのも分かります。が、これがなかなかあわない(笑)みんなそれぞれに癖がありますからね。つい、自分の弾きたいようになってしまう。あるカルテットの主席に、「弦楽器奏者にとって、最も時間がかかる、ばかばかしい重大問題」と言わしめた程、大変な仕事です。

ボーイングを決めるのは、主にコンサートマスターです。それぞれのパートのパートリーダーも、自分のパートに関して決めます。パート員の意見や、トレーナーの意見、古いボーイングや、伝統、そして各パート間の攻防(笑)もありますが、決定権はトップにあるのが普通です。

でも、一度決めたら、それで終わりということは無く、絶えず変わるもの、それがボーイングです。だから、ずっとその弓遣いで練習していたにも関わらず、ある日突然、全く逆のボーイングになったりするんです。なんだ、そんなことと思うかもしれませんが、初心者は、これが出来ない(涙)ボーイングが変わるだけで、なぜか弾けなくなってしまうんです。不思議ですよぉ。なんか情けなくなってきたり(笑)
でも、これは慣れです。時間が全てを解決してくれます。だから、もしそんなことがあっても、みんな経験してきたことですから、諦めず、根気よく弾いて下さいね♪そのうち、変わっても弾ける日も来ますし。

つづく♪

・無理をしないこ

アマチュアでオーケストラをする、ということは、当然、メンバーのみんなは2重の生活をしているということです。音楽だけしていられる、なんて人はいないはず。大学生なら、当然、授業に出席したり、自分の専攻の研究をしたりして、卒業しなければならない。社会人なら、仕事がある。
そこで、大切になってくるのは、無理をしないことです。「二兎を追うもの1兎も得ず」とならないように(笑)、うまく両立して行かねばなりません。
無茶をすると、必ずどこかがおかしくなってきます。無理がたたれば、楽しいはずではじめたことが、楽しくなくなってしまいます。苦痛になってしまっては、音楽をする意味がありません。
せっかく、ヴァイオリンに出会ったならば、せっかくアマオケの楽しさを知ったならば、ぜひ長く続けて欲しい。このとっても素敵な趣味を、一生楽しみたい。そのためにも、ぜひぜひバランスを上手く取るように、決して無理はしないように心がけて下さいね。


4.チエックポイント

入ってから、こんなはずじゃぁなかったなんて思わないために。音楽を楽しめるように。自分にあったアマオケを探すためのヒントをあげてみました。知っているのと知らないのでは、やっぱり心構えが違うと思いますから。

お金?

入団金・入会費 入るときの諸手続で、必要とする団体が多いと思います。
団費・月会費 月々みんなから集めて、運営費に使います。例えば、練習場の部屋代・楽譜の印刷代・トレーナの先生への謝礼・大型楽器の購入代その他、オケの運営には結構お金がかかります。
演奏会負担金・チケット買い取り 演奏会をするには、もっとお金がかかります。ホール代・客演指揮者代・チケットやパンフレットの印刷代・エキストラ(足りない楽器の応援奏者)代など。それらをお客さんの払って下さるチケット代のみで賄うのは、ほとんどのアマオケにとって不可能。で、どうするかといえば、メンバーの頭数で割って、みんなで負担する。もしくはチケットをメンバーが責任をもって売りさばく…どっちにしても、演奏会の度にお金がかかるところがほとんどでしょう。
衣装代 男の人なら礼服、女の人なら黒のロングスカートに白ブラウスといったところが多いでしょうか。お揃いの○○、とかが必要なところもあるかもしれませんね。
打ち上げ・合宿 演奏会前に強化合宿を行うとか、夏に合宿するとかよくある話かと思います。合宿のメリットはなんと言っても親睦が深まることですし、行くしかない(笑) やっと終わった感動の演奏会の後は、やっぱり打ち上げ。これも参加しないはずがない。
写真・ビデオ これも、プロに頼むと結構かかるんだよなぁ。写ってたら欲しくなるし。
楽器維持費 別に、これはアマオケに入らなくったって必要だけど。弦代・弓の毛替え・楽器の調整・ミュートなどに結構お金かかりますよね。

・運営?

運営というのは、具体的には、いつどこで何を練習するかとか、演奏会のプログラム決めや指揮者、トレーナーの招聘、かかる費用の計算などです。
アマオケは、みんなで運営しているものですから、ただ練習に参加していれば良いわけではなく、時には運営にも積極的に関わり、自分の時間を割くことも必要になってきます。雑務も多いのですが、人に押しつけているようでは、そのオケの存続が危ぶまれます。みんなが、何かしらオケに貢献する仕事を持っているのが、アマオケの望ましいあり方かもしれません。
音楽を楽しむ上で必要な前提です。運営がもともと好きな人は良いのですが、そのあたりを理解しない人が、アマオケに入ると、問題が起きるので要注意(^^;)

・練習?

練習には可能な限り、出席すべきです。なぜなら、オケはみんなでするものですから、一人かけても、不完全な状態であるわけで、みんなに迷惑がかかるからです。休んでしまった練習で出されていた指示を、一人知らないで弾くことで、音楽がつぶれてしまうことだってあるんです。
休む場合は、練習に出ていた人に内容を聞くなどして、自分でフォローにつとめるようにしましょう。

・場所?

練習場所は確保されているのか?
練習場所は常に同じ場所なのか、それとも毎回違う場所なのか?そしてそれは、毎回借りているのか?それとも常時借りているとか、年間契約なのか?
これらの事柄は、団費や年会費にひびいてきますし、練習場所が確保できないと、やっぱりアマオケとしてはきついので、知って置いて損は無いでしょう。

・演奏会?

年に何回演奏会があるか?
自分はいつから、どの曲にのることができるのか?
一回の演奏会で何曲のれるのか?のらなければならないのか?
1stか2ndか?
1stと2ndはどっちも出来るのか、それとも固定制か?
年月を重ねることにより、自分の立場はどんな風にかわるのか?
演奏会のために自分が果たさねばならない役割は?

こんな点が気になるところかと思います。
2ndの後ろの方の席から始まって、1stに昇進するという団体もあるでしょうし、本人の希望を考慮したり、1st2ndのバランスをみて決めたり、本人の技術から判断することもあるでしょう。ただ、どんなシステムであれ、そのことは曖昧にしないで、はじめに聞いて置いた方が、心構えもできて良いのではないでしょうか?

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5.最後に

何も、ここまで書かなくても好いんじゃあないか、と自分でも何度か思いました(^^;)
せこいようですが、お金のことも書きました。ちょっとした内部暴露もやってしまいました(汗)かなり厳しいことも書いたと思います。アマオケに入ろうと思っている人を、かえって萎縮させるような脅し文句に見えるかもしれません。
そんなに規律が厳しくなくて、ただ楽器を持って行けばそれでいい、なんて団体も多いと思います。特に初めのうちは、運営のことなんて考えなくても、まわりがみんなやってくれるでしょう。
自分はどうなんだ?とつっこまれたら、返す言葉もございません。すいません。私は不真面目なアマオケメンバーですm(_ _)m
けれども、敢えてこのようなことを書くかといえば、私なりにアマオケの理想があるからです。音楽を楽しむために、そのためにこそ、知っておかねばならないことがあると思うからです。

ま、でも、そんなに気負わなくても大丈夫。自分でかいといて、なんですが(笑)、基本的にアマオケって音楽好きの集まりです。みんなで音楽するのが楽しくて仕方ないんです。

もしかしたら、お金のことで迷う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは気にしなくても、大丈夫。みんなやってるんだから、何とかなるようにできているものです。それに、払ったお金以上のエキサイティングな経験ができますよ!お金はこういうときに使うためにあるんです!!
また、各種援助を受けている団体が多いので、そんなにお金のかからないところもあるはず。例えば、市民オケなら市から、大学オケならOB会や後援会、学校、地方公共団体などから、少しは援助があるはずですし、企業や財団などが援助しているところもあるでしょう。
私は、アマオケ運営にどういうお金が動いているか、知って貰うために書いただけで、実際は、大したことではないことが多いです。

そんなアマオケにあなたも入りませんか?
もっともっと音楽が楽しくなること請け合いです!
善は急げ!今すぐ、あなたのそばのアマオケを探してみましょうよ(^^)/

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