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ニューヨーク演奏旅行

私達、関西大学交響楽団の有志は1997年12月、アメリカに演奏旅行に行きました。
なんと、あのカーネギーホールで、しかもジュリアードの学生と一緒に、ベートーベンの第九を演奏してきました(^^)/
今思えば、なんて大それた企画だったのでしょう(爆)

なお、私の個人的な感想を書きつづったニューヨーク旅行日記には、様々な暴露話もあります(笑)お暇なら、どうぞ。
ただし、写真をいっぱい入れたため、非常に重いですぅうぅ(^^;)


  ↑カーネギーホールの正面玄関の写真です。
なかなかうまく撮れたんじゃない?(笑)


INDEX
ことの始まり
日程表
演奏情報
トラブル・エトセトラ

ことの始まり

ある日、ミーティングの招集がかかりました。
ニューヨークに演奏旅行に行かないか、という話が来た、というのです。日通旅行(日本通運(株)旅行事業部)の企画で、うちのトレーナーの先生経由で話が来ました。
はじめは関西学院大学交響楽団と合同で、という企画でした。企画内容はというと、カーネギーホールでベートーベンの第九をする、指揮者は日本人で海外で活動している人、合唱も日本全国から募集して、ツアー組んで同行する、一応のオケの体裁(人数)は必要だが、第三回?日米友好コンサートという名目なのでジュリアードの学生がエキストラにのる、というものです。
ちなみに、私達が行った年の前年(1996年)は、甲南大学交響楽団が行ったそうです。で、1997年は私達。1998年は中央大学、1999年は神戸大学が行くと聞いています。

ところが、ミーティングの結果が出そろったところ、関学は賢明にも、今回は参加を見送る、と言ってきました。日程的に、プログラム的に無理がある、と言う理由でした。
一方、関大はというと、ノリでがんがん、というキャラクターで(爆)、誰もそんなこと考えもせず、「わぁ〜、海外。行きた〜い!」と、あっさり行こうということになっていました。
いろいろあって、結局、関大オケ単独、但しエキストラ的に他団体からの参加者も、という編成で行くことになりました。

行くと決まってからも、次々問題は起こります。
まず、団員全員が行くわけではない(お金の都合のつかない人・就職の絡みで行けない人・単純に行きたくない人など)ので、団行事にはできない、ということになり、普段、行事を取り仕切っている幹部会は、関与しないことに。そこで、新たなる実行機関として、クラブとは完全独立の形で、ニューヨーク委員会が設置されました。

でも、完全独立とは言っても、団員の大半は参加することになっていたので、クラブ活動に支障を来さないはずがありません。
まず、いつも定期演奏会の直後にやっていた団長選挙は、団員がいなけりゃできないので、どうしよう…と言うことになりました。1月1日から新団長となるので、選挙を年明けにするわけにもいかず、演奏会の追い込みで忙しい時期にせざるを得ません。
また、同じ12月に本番をひかえた、定期演奏会の選曲にあたって、大もめにもめました。(こんなこと暴露してもよいのだろうか(汗))
定演は4年生の引退コンサートです。だから、4年生にとっての思い入れは相当強く、「ブラームスの4番がずっとやりたかった」人などにとって、急に降って湧いたNY行きのせいで、第九をする羽目になり、自分たちの最後の舞台に合唱を乗せなければならないことに、強く反対したり(合唱団とそんなにあわせ練習が出来ないのは不安だったし、自分たちだけで最後を飾りたいという思いもあったし、何よりも弦楽器の悲願であったブラームスがせっかく出来る状況がやっと整ったのに、出来ないで卒業するなんて、という気持ちだったみたいですね)と言った場面もありました。
NYに行く人にとっても、ブラームスは大変魅力的。ぜひやりたいは、やりたい。けれども、現実に考えて、シンフォニーを2曲、平行して練習するのは、すごく過酷。
様々な意見が飛び交い、話し合いに話し合いを重ねた結果、ようやく第九を定演でも出来ることになったのです。
ただし、過酷なプログラムにはなってしまいましたが(笑)(→シベリウスのフィンランディア・チャイコフスキーのロメオとジュリエット・ベートーベンの第九。でも、さすがにNYではロメジュリはやりませんでしたが。だって、めっちゃ長いプログラム(爆))

<付記>後輩の泣き落としに、快く涙をのみ、ついには自分で企画して関大フィルなるもの(ブラームスの4番をするためだけに暫定的に作られた、関オケメンバー母体の団体(笑))を作り、完全に自主企画のスプリングコンサートで、悲願のブラ4をやってしまったN先輩はじめ、皆様に感謝します<(_ _)>
そんなにもブラ4がやりたかったなんて、私は知りませんでした(笑)その熱意には感動しました。スプリングコンサートにも参加できて、楽しかった♪

実は、こういう演奏旅行の話は、割とよく来るのです。2・3年に1度くらいは、どこからか打診があります。私が入る前の年の夏には、オランダに2週間行ったそうですし(アムステルダムコンセルトヘボウをはじめ、各地で演奏する、という企画)。今年の夏に、オランダに行かないか、という話も、ちょうどNYの話で盛り上がっていたときに、頂いていました。でも、夏は4年生が就職活動に奔走しているはずの季節。4年生になろうという人は、参加を見合わせざるを得ません。しかも、夏はまだ、新入りの1年生がものになっていない(笑)ので、結局、2・3年生のみ、となってしまい、オケの体裁を整える(つまり頭数をそろえる)のが難しいのが実状です。でも、オランダ行きたかったなぁ(^-^)

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日程表

関西大学交響楽団'97ニューヨークカーネギーホールX'masコンサートツアー8日間
 旅行主催:日通旅行(日本通運(株)旅行事業部)

12月18日(木) 関西空港
関西空港発

デトロイト着
デトロイト発

ニューヨーク着
16:35 関西空港集合
18:35 空路、ニューヨークへ
     (日付変更線通過)



<着後>ホテルへ<夜>コンサートの打ち合わせ
12月19日(金) ニューヨーク <午後>オーケストラ練習
<夕刻>簡単なニューヨーク半日市内観光。
12月20日(土) ニューヨーク オーケストラ練習
オーケストラ・合唱全体練習
12月21日(日) ニューヨーク リハーサル開始
ゲネプロ
本番スタンバイ
<OP>クリスマスディナークルーズパーティ
12月22日(月) ニューヨーク 自由行動
12月23日(火) ニューヨーク 自由行動
12月24日(水) ニューヨーク発

デトロイト着
デトロイト発
空路、帰国の途へ
12月25日(木) 関西空港着 <午後>関西空港着
通関手続終了後解散

宿泊ホテル:ニューヨーク ヒルトン&タワーズ
取扱現地旅行会社:米国日通旅行(株)ニューヨーク支店
出発航空便:ノースウエスト航空070便
帰国航空便:ノースウエスト航空069便

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演奏情報

リーフレットに記載された内容は以下の通り。記念に貰ってきたリーフレットは、一生の宝物ですね♪

JAPAN-US Friendship Holiday Concert
1997.12.21.2:00pm

TICKETS $10 AND $20
CARNEGIE HALL

A chorus of 300 voices in Carnegie Hall's tiers and a 100-piese orchestra on the great stage will surround the audience with breathtaking sound in Beethoven' great "Choral Symphony," preceded by Sibelius' "Finlandia."

Members of Japan's nationwide Symphony No.9 Society will be joined by American counterparts to bring an exciting Japanese tradition to America:tha annual mass singing of this timeless work, including the inspiring "Ode to Joy." The concert will feature Japanese soloists and Kansai University Orchestra from Osaka,Japan,under the baton of maestoro Yosimi Takeda.

The Third Annual Japan-US Friendship Holiday Concert promises to be a treat for the whole family.

Tickets are just $10 and $20 and limited by the use of the tirers for the choir.All seats are reserved.

SOLOISTS
Yumi Morino,Soprano
MAkiko Narumi,Alto
Yoji Hoshi,Tenor
Masakazu Sano,Bass

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トラブル・エトセトラ

・楽器の運搬

ヴァイオリン・ヴィオラは機内に持ち込めます。角形ケースはダメ、と一度は(しかも出発直前に突然(爆))言われましたが(詳細は日記の出発の項を見て下さいね(笑))、粘った結果?すべて持ち込むことが出来ました。

ティンパニなどは現地で借りました。現地で借りると、大した楽器でもないのに、ものすごく高くつく(爆)

チェロは持っていきました。けれども、あのサイズでは、機内に持ち込むのは不可能。どうするか。
まず普通のチェロのハードケースに入れる。それをさらに2台づつ(あれ3台だったっけ?(汗))、専用のハードケースに入れるのです。大阪フィルからお借りしたんですが、四角い箱です。その中に毛布なんかを積めつつ。で、コンテナ輸送になるのかな?
なもんで、海外旅行するとき、よくトランクが、間違って別の飛行機に乗ってどっかにいっちゃって、遅く到着する、ということがありますが、そのような問題も起きうるわけです。実際、帰国して1週間後に、チェロの人は関空に呼びつけられました(爆)返ってくるまで気が気じゃなかったみたいですね。気の毒でした。

ホルンが機内持ち込みのぎりぎり限界です。でも、狭い国内線では、座席に持っていくなと(英語で!)言われたりして、微妙でした。ちなみに、その時はフライトアテンダント専用の場所で預かってくれる、というところで落ち着きました。
そんなこんなで、交渉することは、大切なことだなぁと学びました。みんな、自分の楽器となれば、英語分かんなくても必死です。はじめはけんもほろろの応対でも、「さっきはOKだった」「それでは話が違う」とねばり強く主張することで、大抵のことはOKになってしまったりします(^^;)

・楽器保険

何が起こるか分からないので、楽器も保険に入ります。
掛け金は、自己申告の楽器の値段の数%だったと思います(詳細は調べ直しますm(_ _)m)。その際、購入年月日と楽器のメーカーも、紙に書いて提出します。
私、自分の弓のメーカーなんて知らなくて、楽器屋さんに電話しましたよ。「あの〜、自分の弓のメーカーが知りたいんですけど(^^;)」って、かっこわるすぎ。なんでそんなことも知らないんだ(爆) 電話の向こうで、「はぁ」と言いつつ、しっかり笑ってたよぉ(涙)

私達が入ったのは掛け捨てで、出発から帰国まで。保障範囲は一応は全額でしたが、いろいろ基準が厳しくて、ちょっとした傷なんかでは、実際にはなかなか保障してもらえないみたいです。
だいたい、お金貰ってもうちの子は帰ってこないわけですし(涙)
だから、楽器を2台以上持っている人は、大抵、音には目をつぶって安全をとりましたね。高校時代に使ってたセットでいくらの安いやつとか、管楽器でも昔のとか言って、メッキはげてすごいことになってる楽器とか。「だって、盗られたらやだもん。この子がいなくなったら、もう弾けないもん。」

パーカッションは結局、現地調達になりましたが、当初はみんなで保険を掛けようということになっていました(だってパーカスの人だけに負担させるのは、あまりにも酷(汗))。
学校の楽器については、個人で絶対に保険にはいるように、とのことでした。ただ、もはやメーカーや値段が不明のものが多く(笑)、苦労したみたいです。

もしも?の実例ですが、盗まれるをはじめとして、飛行機に乗るわけですから、気圧の変化や湿度の変化で割れたり、はたまた機内の荷物入れ(なんて言うんだっけ?)を開けたとたんに落ちてきて壊れるとか。何が起こるか、分からないわけです(^^;)

・練習

いくら、定期演奏会と同じ曲目とはいえ、本番を振る指揮者は違うわけです。定演では、フィンランディアは正指揮の大岸さんが、第九は客演指揮の竹本泰蔵先生が振ったのですが、カーネギーでは武田善美先生が振ります。どうするか?

乞うご期待!ただいま作成中m(_ _)m

・ニューヨーク委員会の運営

乞うご期待!ただいま作成中m(_ _)m

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