森を歩くと
(05/04/2001)

誰もいない森は
それはそれは静かで

あまりにも

静かで
どこまでも並ぶ
迷路のような木を見ながら

歩く自分のみしみしと鳴る
足音だけを聞いていると
たとえばこの陰に
妖精や精霊が
いるのではないかと

いてもいいなと

ふと思う
でもそれはやはり
まぼろしだからこそ
木々や空気に向き合って

こんなにも気持ちが
おだやかに

落ち着くのだ

きっと



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