怪談 にせ皿屋敷 (青山劇場 1997.02.15)
この日は私の18回目のBIRTHDAY。当時高校3年生だった為、1月下旬で授業は終わり。
「これはきっと神様が行けと言っているのね」といいように解釈し、チケットもないのにおかんと共に一路東京へ。
今だったらどうにか何日分かはチケットGETしてるだろうけど、昔はネットやってなかったから情報量も少なかったし、
なんと電話予約の日すら知らないというなんちゃってぶり・・・。ちょっと後悔したけどそれでも行った。

そして当日。とりあえず空港から青山劇場まで直行。青山劇場に着いた頃にはちょうど昼ごろ。だけど当然のように
当券狙いでみんな並んでた。な〜んかヤバい空気・・。このままじゃ逢えないぞ〜と不安になりつつそのまま並ぶ。

1部の分は入れず、ますます不安になりながらそれでも並ぶ。この日は2月なんていうただでさえ寒い時なのに
下はミニスカ、上はちょっと厚めのブラウスのみ。今考えるとあほみたいな格好だったわ^^;;
それでも必死に耐えて並び続けた。慎吾に逢う為、そして最高の誕生日を迎える為。(ちょっと詩人?(笑))
数時間後、2部のチケットの発売が始まった。チケの残り具合を気にしつつ、遂に順番が回ってきた。
しかし席アリチケットは1枚しか残ってない。あとは立ち見。そこでとっさにこう発した。「1枚で。」
慎吾の為に親を捨てた(大袈裟)。よっておかんは立ち見・・。ああ、付き合ってもらったのにゴメン・・。
結局外に並んでた時間は7時間ぐらい。アッサリ書くけどずっと立ってて↑のような格好だったし、なかなか辛かったっす^^;
だんだん足の先まで冷えて来て^^;;良く生きてたよ、アタシ・・・(涙)。

そして会場へ。6年ぶりに戻ってきた青山劇場は6年前とはどこか違う。どこがと言われても困るがどこか違う。
私の席は、説明しづらいがステージに向かって左から2番目で、前までの席からちょっと段がついて高くなってる所で、
前に手すりとかがついてる所。でもれっきとした1階席。

そして開演。この時を並んでる時からずっと待っていた・・。ああ、やっと逢えるのね・・・。
最初に役者さんの1人(青山播磨の腹違いの兄の役の木下浩之さん)がタキシード姿で登場して、
お菊伝説の井戸の話をする。その後ろに籠が通る。その中から慎吾が顔を出した!!
もちろん会場中「ぎゃ〜〜〜!!!」と凄い歓声。そこですかさず木下さん、「手を振らない!声をかけない!」

そんなこんなで本編へ。ここでもギャグ(?)が炸裂。最初のシーンでの女中と魚屋(今「池袋ウエストゲートパーク」や
バラエティーなどで脚本をされている宮藤官九郎さん)たちが主・青山播磨について話してる所で、
「なんせあの殿様、トマト食べないんだから〜〜」とか、「ヘリコプターから降りて来て、『あ〜いむぬ〜でぃ〜』
ってやるんだから」とか。慎吾が出てないシーンでも十分楽しめるような構成になってる。

場面は変わり、「KANSHAして」のBGMと共に虎の頭の飾りがついたやたらと派手な籠が登場。(この舞台、BGMも含め、SMAPの歌がふんだんに使われてました)
そして「わしじゃ、わしじゃ、青山播磨の見参じゃああ〜〜!!」とどこからともなく声がして、
大門並みの(謎)サングラスをかけた慎吾が籠の中から登場!!サングラスを外すのに合わせて「ピロリロ〜〜ン」ってな感じの音が。
そして『$10』のイントロ。慎吾がマイクを取り出し、客席まで降りて歌い始めた。
頑張れば行けない事もなかったかもしれないが、強制退場になったら困るし^^;でも目の前であんなの見せられたら
ちょっちブルーよ、慎吾さん・・。とは言ってみても、事前にチケ取らなかった私が悪いやぁね(苦笑)。

SHOW TIME(だったのか?)も終わり、一通り横領した御用金を井戸に隠すという相談をし、女中の中の誰かを殺して井戸にほうり込み、幽霊話をでっち上げて
見えない「封印」をする事に決定。そして播磨は「ザバ〜〜ッ!悪だねぇ」と切る練習をしつつ去る。

しばらく播磨なしの芝居が続き(ここで家臣たちが播磨を利用している事が明らかに)
お菊(藤谷美和子さん)をワナにかけて(鳥を捕まえる要領で籠を立てかけその中に「虎谷の水羊羹」を設置。)
場面転換。そして舞台中央のセリから播磨登場。こっからは8行に渡る長台詞。(会場で公式に販売されてた台本見たら8行だった)
間違えずにちゃんと言えました(って当たり前か。バ●じゃないんだから^^;)
そこでお菊を幽霊に仕立て上げる計画を聞いた播磨、早速お菊を連れてこさせる。当初女中の中でも「鶴田真由似」の美人のお槙
(○○似、は毎回違ったみたいですが)を放り込む予定だったが、家老の愛人だった為お槙に天竺より伝わるお皿を割った罪を着せられた
お菊に決定。播磨はお菊がお槙に負けないいい女だと聞かされ、期待していたが現われたのは「小汚ねぇガキ」。
美人でなくては殺す意味がない、とダダを捏ねる播磨。そして「お皿を割ったこの女を手打ちにする事が話の辻褄を合わせる方法」となだめる家臣。
そこでの播磨のセリフ。「話の辻褄が合えば俺の相手は馬でも牛でもいいのか」と言う所で素で2回噛む慎吾(笑)。
この日はやたらと噛みまくって、他にも2,3ヶ所噛んだ所があった記憶。

内容に戻って、当初は本当にお菊の首を切り落として井戸に投げ込む予定だったが、自ら手討ちにされる事を願い出たお菊を
播磨は手討ちにはせず、「死んだ事にするから厚木へ行ってそして江戸には戻って来るな」と。しかし播磨が去った後で家臣達は本当にお菊を殺して井戸の中に投げ込んでしまう。

そしてお菊が殺された翌日。作戦通り幽霊話を流す。その作戦とは、「ここの屋敷の殿様が、自分が手討ちにした女中の祟りに遭って気が狂ってしまった。」というようなもの。
播磨は「気の狂った殿様」を演じる為に走り回る。あひるのかぶりものをかぶって・・・。ちなみにBGMは「はだかの王様」。
この曲はSMAP6人での最後の歌なので実は聴くのが辛かったけど、この舞台のおかげでこっちの印象の方が強くなって聴けるようになりました^^;
ありがとう、播磨様・・・。(お礼をいう所か?)
そして、播磨の演技も手伝って・・かどうかは謎だが、噂は広まり、自分が幽霊の役をやりたい、と播磨。ここで「ドク」登場(笑)。
「ボク、ユウレイ、ヤリマス」とか「民主主義でジャンケン」「民主主義でジャンケンなのですか?」「ボクノクニ、アリマス」とか
後出しした哲太さんに対して「アトダシ、チガイマスカ?」とか(笑)。ここも結構アドリブが飛び交ってて面白かったです。

そして家臣が去って井戸の側には播磨だけに。そこで幽霊になったお菊と初対面。しかし播磨はお菊が死んだ事を知らないので
「身なりを整えて厚木へ戻れ」と言い、それに対してお菊は「私はいい着物なんか着たって似合わないしどこに行っても大事にされない」と。
そこで播磨は「お前が身なりを整えるのは俺の為だ」という。ああ、私も言われたい・・(アホ)
「もうご迷惑はおかけしません」というお菊と、播磨はゲンマンを交わし、「心機一転新しい土地で頑張れ」と励ます。
「はじめて人に優しくされた」というお菊は「死んで良かった。まるで夢のよう」と。そんなお菊を播磨は「死んで叶う夢などない」と叱る。いい言葉です・・・。
播磨に励まされたお菊、「生まれ変わって播磨様のお側に居られるように頑張ります」と言う。播磨は「生まれ変わったらまたそばにおいてやるから」と約束。
それを聞いたお菊、「絶対ナオミ(ナオミ・キャンベルの事)になってやる」と、顔だけくりぬかれたナオミ・キャンベルの絵を取り出した(笑)。

「なくしたり見つけたりのEveryday」の曲と共に謎のインチキ(謎って言ってるのにインチキって(笑)>自分)霊媒師、東京魔術団団長・沢村翔一さん登場。
(引田天功さんが率いてるものなので、彼女がTVでショーやってる時はすぐ側にいたりします(笑))
播磨にとりついたお菊の霊を取り払うべく奇妙な儀式をする。ここで伊勢福が客席まで降りて客の中から1人選んでステージへ。見てるほう、か〜な〜りツライんですけど(苦笑)。
他の客席に座ってる人も全員立たされ、妙な振り付け(?)をさせられた・・・・(笑)。かなり恥ずかしいっすよ^^;「な〜みはち」ってやるのと同じぐらい・・(爆)。

霊媒(らしき儀式)が終わり、一同ますます崇りを信じ始めた所で「目付けが屋敷を調べにやってくる」との情報。その「目付け」とは
播磨の腹違いの兄・岩田鉄太郎。「ションベンたれのテツ」がやって来る事を知った播磨、「昔みたいにケツからトンガラシ入れてやる!」と意気込む。
他の家臣達にも同じ事を言うと、ただ1人上総之介だけが「わたくしはうれしゅうございます」と(笑)。他の家臣達、「やっぱり本物だぁ〜〜」(笑)。ああ、哲太さん・・(笑)。

ちょっぴりはしょって(笑)、生まれ変わって美しくなったお菊登場。当然驚く播磨。お菊は播磨の事だけを考えて生まれ変わった、と。
あたしだって慎吾の事一途に思ってるのに変わらな〜〜〜い!!(爆)藤谷さんとは元が違うってば(自爆)。
それはいいとして(笑)、しばらく掛け合いが続き、♪星よりひそかにぃ〜〜♪とデュエットへ。(タイトル忘れたんだもん(笑))
双眼鏡で見てたら「手差しのべ」&眼中GET、と思い込んで幸せな気分に浸る(笑)。(何度も言うが思い込んだほうが勝ち。)

やがて播磨の腹違いの兄・岩田鉄太郎が屋敷へやってきた。井戸を調べようとする鉄太郎側とそれを阻止しようとする播磨側。
昔のように播磨に馬鹿にされた鉄太郎は上意文を取り出し、それを掲げて播磨に対し「この女郎の小倅が!」と言い放つ。
実は播磨の母は女郎あがりだった。(哲也と似てるかも・・。)それを聞いて無理矢理座らされた播磨は下から鉄太郎を睨む。
その顔がすごい真に迫ってて怖かった・・^^;;座らされてる間、瞬きもせずに怖い顔して鉄太郎の言葉を聞いてました。役者やのう・・(謎)。
その怖い顔で客席のほう見てたりして、また双眼鏡越しに睨まれたと思い込む(笑)。←だから思い込んだほうが勝ち。私の席、前と比べてちょっと高くなってて、
結構目をやりやすいかな〜って所だったかな、と。←しつこいけど思い込んだほうが勝ち。
そして井戸を覗く鉄太郎の部下・釜石。(トメちゃんの、殺された兄の役の鈴木鉄馬さんが2役を。)
そこには女の顔があった。それは上総之介が手下(?)の捨を忍ばせておいたものだった。
再び鉄太郎は上意文を掲げ、一同ひれ伏すが播磨だけは「俺と母上がいつお前の一族に入れてもらえた!俺は悪党だ。しかし裏でコソコソ隠れはしねぇ。
人を殺して知らぬ顔してるお前らと、天に背いてるのはいったいどっちだ!」と上意文を破り捨てる。そんな播磨を鉄太郎は切り付けようとするが、
刀が宙に浮く。それはお菊の仕業だった。自分が割った皿をお菊のせいにしたお槙は半狂乱。お槙役の斎藤清子さんは半狂乱の演技が似合うというか^^;;

夜になり、作戦成功を喜び合う。しかし予定になかった事が起きた為「本物の幽霊でもでたか?」と。
そして播磨の寝室。お菊と播磨の掛け合いがしばらく続き、井戸(布団か^^;)の後ろから何やら花がいっぱいついた派手派手のナイトキャップ登場。
「愛で包んでやる」とお菊に言う播磨。しかし真実の愛を知ればお菊は成仏してしまうので「成仏してしまうので愛だけはいけません」と。
それを聞いた播磨、「わしは成仏させるのは得意じゃ。一緒に成仏しよう〜〜」と意気込む。成仏させてぇぇぇ〜〜(←あほ・爆)

そして場面転換。ついにここで播磨はお菊が本当に手討ちにされた事を知ってしまう。
お菊が幽霊になった事を知った播磨は半狂乱。そして井戸に供養にやって来たお米、お梶、お槙、トメを刀で威す。
そこに上総之介らが現われ、お米たちを追い払ったあと遂に幽霊話の本当の目的(自分達が御用金を持って高飛びする計画だった事)を播磨に明かし、
そして播磨を残し去っていく。後に残された播磨は狂ったように笑い出し、そこにお菊が現われる。
「気づけば信じられるのは幽霊のお前だけだ」という播磨にお菊は泣きながら「偽りの愛を下さい」という。
真実の愛をもらえば播磨の側に居られなくなるから。「何度も何度も、心にもない偽りで愛してると言ってください」と言う。
そんなお菊に播磨は真実の愛で「愛してる」とお菊に何度も何度も言う。もし真実の愛でお菊が消えても絶対お菊を見つけ出して腕の中に抱いてみせる、と。
そして真実の愛を誓う為、播磨はお菊の元へゆっくりとゲンマンをしに向かう。しかしそこへ魚屋のトメが後ろから播磨を包丁で刺した。
お菊の腕の中に倒れ、そして息を引き取る播磨。トメが播磨を刺した事を知ったお米たちは町中に「お菊の崇りだ」と言いふらす。
ここは客席からすすり泣きが聞こえてきました。私は慎吾を見るのに夢中でその時は泣けなかった・・(苦笑)。
でも、BSの劇場中継を見た時はかなり泣きました。
幕が閉まるとすぐ藤谷さんが出て来てNOKKOの「人魚」を熱唱。でも、藤谷さんは役に入りきっているので
泣きながら歌っていて、時々歌えなくなってしまう部分もありました。
藤谷さんの歌でしっとりした後はキャスト全員で『SHAKE』を振り付き(慎吾が直接指導)で大熱唱。
会場中がちょっとしたコンサと化してました。キャスト全員、のハズなのに哲太さんはバイクに乗りっきり^^;
最後は「明日BSでメーキングがあります。帰りはダフ屋にお気を付けください」と木下さん。
最後までリップサービスを忘れない人ですねぇ。

こればっかりはあらすじを交えながら書いて長文になってしまいました^^;しかも的を得てない書き方してるしぃ〜(苦笑)。
ホントに文章力ないですねぇ、私・・・^^;;

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