「オペラ座の怪人」
ミュージカルのあらすじ

ミュージカルナンバーの紹介


プロローグ

1911年 (諸説あり)パリ オペラ座
オペラ座の舞台の上でこの劇場に縁のある品々がオークションにかけられている。
シャニュイ子爵ラウル)がペルシャ風の服を着た猿のオルゴールを落札した。
そのオルゴールを見て過ぎた日のことを思い出すラウル「♪ア・コレクターズ・ピース(ラウル)」
同じく競りにかけられている巨大なシャンデリアに明かりが入るやいなや、
シャンデリアは閃光と共に不気味に揺れながら客席の頭上高く上がっていく。「♪序曲」


第一幕

1881年(諸説あり) パリ オペラ座

★第一場:「シャリュモー作・歌劇ハンニバルのリハーサル」

舞台上では新作オペラ「ハンニバル」の舞台稽古中である。「♪ハンニバル(カルロッタ・ピアンジ・コーラス)」
そこへオペラ座の支配人を引退するムッシュ・ルフェーブルが、新しい支配人のフィルマンアンドレを連れて入ってきた。
二人に請われて、ソプラノ歌手のカルロッタがアリアを歌い出す。「♪スィンク・オブ・ミー(カルロッタ)」
すると、突然背景幕が落ちててきた。危うく幕の下敷きになりかけたカルロッタは腹を立てて舞台から去って行ってしまう。
代役にたったのはバレリーナのメグ・ジリーと舞踊教師のマダム・ジリーが推薦する、
コーラスガールのクリスティーヌ・ダーエ「♪スィンク・オブ・ミー(クリスティーヌ・ラウル)」


★第二場:「ガラ」

クリスティーヌの代役公演は大成功を収めた。
舞台を見ていた観客の中には、オペラ座の新しいスポンサーで、クリスティーヌとは幼なじみのラウル子爵もいた。


★第三場:「ガラの後」

控え室でメグ・ジリーの賞賛を浴びるクリスティーヌ。上手く歌えたのはパパが贈ってくれた
「音楽の天使」のおかげだと話す。「♪エンジェル・オブ・ミュージック(クリスティーヌ・メグ)」
控え室にラウルが訪ねてきた。14歳の頃の二人の思い出を話し、再会を喜ぶ二人。「♪リトル・ロッテ(クリスティーヌ・ラウル)」


★第四場:「地下の迷路」

ラウルが席を外したわずかな間に、クリスティーヌは鏡の中から現れたオペラ座の怪人と共に、
オペラ座の地下深くへと降りていく。地下の湖を舟で渡り、怪人の住処で歌のレッスンを受ける。
「♪オペラ座の怪人(ファントム・クリスティーヌ)」「♪ミュージック・オブ・ザ・ナイト(ファントム)」


★第五場:「翌朝」

ファントムの仮面の下の素顔を見たくなったクリスティーヌは、隙を見て仮面を剥ぎ取り、
怪人の醜い素顔を見てしまう。怪人は激怒し、仮面を返すように懇願する。
怪人の孤独な心を感じ取ったクリスティーヌは仮面を返す。
「♪アイ・リメンバー(クリスティーヌ)」「♪ストレンジャー・ザン・ユー・ドリーム・イット(ファントム)」


★第六場:「舞台裏」

怪人はクリスティーヌを再びオペラ座に戻し、二人の支配人とカルロッタ、マダム・ジリー、ラウルにそれぞれ手紙を出す。
二人が地下から出てきたとき、舞台裏で大道具係のブケーが踊り子たちを相手に
ファントムの真似をして見せていた。その様子を怪人は見ていた。
マダム・ジリーはブケーに死を暗示する。「♪マジカル・ラッソ(ブケー・ジリー)」


★第七場:「支配人のオフィス」

ファントムからの手紙には「5番のボックス席を怪人のために空けておくこと」「怪人に対して給料を支払うこと」
「次のオペラのイル・ムートでクリスティーヌを主演させること」などの要求が記されており、
要求に背いた場合「諸君の想像を絶する災いが起こる」と脅す。「♪ノート(フィルマン・アンドレ・ラウル・カルロッタ・ピアンジ・ジリー・メグ)」
手紙を読んで「侮辱された」と怒るカルロッタを支配人たちが「プリマドンナはあなたしかいない」となだめ、
怪人の要求を無視して「イル・ムート」の主役をカルロッタにしてしまう。「♪プリマドンナ(フィルマン・アンドレ・ラウル・カルロッタ・ピアンジ・ジリー・メグ)」


第八・九場:「イルムート」

オペラ「イル・ムート」の幕が上がる。カルロッタ扮するカウンテスの歌
「♪プア・フール(コントラルト・宝石商・ヘアドレッサー)」「♪ヒー・メイクス・ミー・ラフ(カルロッタ)」
ところが歌の最中にカルロッタの声が急にヒキガエルのようになってしまい、さらに、大道具担当の
ブケーの首吊り死体が舞台上にぶら下がり、大混乱に陥る。


★第十場:「オペラハウスの屋上」

大騒動の劇場を抜け出したクリスティーヌはラウルを屋上に連れて行き、助けを求める。
「♪ホワイ・ハブ・ユー・ブロート・ミー・ヒア(ラウル)」「♪ラウル・アイヴ・ビーン・ゼア(クリスティーヌ)」
お互いの愛を確認し合った二人は将来を約束し合う。「♪オール・アイ・アスク・オブ・ユー(クリスティーヌ・ラウル)」
二人の様子を陰から見ていた怪人の哀しみは嫉妬に変わる。
そして、カルロッタの代役で舞台に立っているクリステイーヌの足元をめがけて
シャンデリアを落下させる。「♪オール・アイ・アスク・オブ・ユー<リプライズ>(ファントム)」


第二幕

半年後。

★第一場:「オペラ座の階段」

その年の大晦日。仮面舞踏会に集まった人々が華やかに歌い、踊る。
クリスティーヌとラウルは密かに婚約を交わす。「♪マスカレード(全員)」
舞踏会の最中に仮装したファントムが現れ、自作の新作オペラ「ドン・ファンの勝利」の
スコアを支配人に渡して消える。「♪ホワイ・ソー・サイレント(ファントム)」


★第二場:「舞台裏」

ラウルがマダム・ジリーにオペラ座の怪人の秘密を問いただす。

★第三場:「支配人のオフィス」

支配人のオフィスに怪人から「ドン・ファンの勝利」上演に際しての指令の手紙が届いた。
「主役はクリスティーヌ」「オーケストラメンバーへのダメ出し」など。ラウルは怪人を罠にかけるため、
クリスティーヌに主役をやるように言うが、クリスティーヌは恐怖から、それを拒否する。
「♪ノート」「♪トゥイステッド・エヴリ・ウェイ(フィルマン・アンドレ・カルロッタ・ピアンジ・ラウル・クリステイーヌ・ジリー・ファントム」


★第四場:「ドンファンの勝利の稽古」

「ドン・ファンの勝利」のリハーサル中。何度やり直してもスコア通りに歌えないピアンジ。
カルロッタがスコアが悪いのだと主張すると、稽古場のピアノが勝手に鳴り始める。
「♪ドンファン・トライアンファント(ピアンジ・カルロッタ・コーラス)」


★第五場:「墓場」

思い悩むクリスティーヌは父親の墓を訪ねる。「♪ウィッシング・ユー・ワー・サムハウ・ヒア・アゲイン(クリスティーヌ)」
すると、怪人が十字架の中から現れ、我こそが父親の言っていた音楽の天使だ、とクリスティーヌを誘う。
「♪ワンダリング・チャイルド(ファントム・クリスティーヌ)」
クリスティーヌは怪人の語りかけに誘い込まれそうになったが、追ってきたラウルの一言で我に返る。
「♪ブラボー・ムッシュ(ファントム・クリスティーヌ・ラウル)」


★第六場:「ドンファンの勝利の初日の夜のオペラ座の舞台」←内容とは全然関係ないけど、この「の」の連続はどうかと思う(笑)。

ラウルが怪人を罠にはめるべく、消防隊に指示を出す。


★第七場:「ドンファンの勝利」

「ドン・ファンの勝利」の初日。「♪ドン・ファンの勝利(ピアンジ・カルロッタ・パッサリーノ・コーラス」
ドン・ファン役を演じるのはピアンジのはずなのだが、途中からファントムに入れ替わっている
(頭からフードをかぶっているので、顔は見えない)。
クリスティーヌは様子が違うことに気付くが、舞台は続けられる。
激しい愛を告白する、ファントム扮するドンファン。
「♪ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン(ファントム・クリスティーヌ)」
デュエットの途中で、クリスティーヌがドン・ファンのフードをはぎ、またもや舞台は大混乱に。
怪人はクリスティーヌを拉致する。舞台からはピアンジが死体で発見された…。


★第八場:「舞台の上」

マダム・ジリーはラウルにファントムの行き先と注意すべきことを教え、途中まで案内すると言う。


★第九場:「地下の迷路」

ファントムとクリステイーヌは再び地下の湖の隠れ家へやってきた。
遠くからは人殺しを捕らえろという追手の声が聞こえてくる。
「♪ダウン・ワンス・モア」「♪トラック・ダウン・ディス・マーダー(ファントム・ラウル・ジリー・コーラス)」


★第十場:「ファントムの隠れ家」

ファントムはクリステイーヌにウェデイング・ベールをかぶせ、結婚を迫る。
「♪ミュージック・オブ・ザ・ナイト(ファントム・クリスティーヌ)」
そこにラウルが現れるが、招き入れられたラウルは首に縄をかけられてしまう。
怪人は「私の愛を受け入れてラウルを助けるか、拒絶してラウルの死を見るのか、どちらかを選べ」と選択を迫る。
クリスティーヌは怪人の横暴なやり方に絶望した。
しかし、「一度は心を捧げた人。この人が一人ぼっちではないということを分かってもらえるために…
私の心を見せてあげる」と、怪人にキスをする。
キスの後、怪人はラウルを自由にし、二人で逃げるように言う。二人は言われた通りに去って行くが、
クリスティーヌはラウルからもらった指輪を怪人に渡しに戻ってくる。ファントムは彼女に愛の告白をするが、
クリスティーヌはそのまま去って行く。
一人になってもなお、「クリスティーヌ、愛している」と泣き崩れるファントムを残して、
クリスティーヌとラウルを乗せた舟が遠ざかっていく。「♪オール・アイ・アスク・オブ・ユー(クリスティーヌ・ラウル)」
ファントムは玉座に座り、マントを頭からかぶる。
ファントムを捕らえようとする人々が隠れ家まで降りてきた。その中にはメグもいる。
メグが玉座にかぶせてあるマントを剥ぎ取るとファントムの姿はなく、彼の仮面だけが残されていた…。


終わり

参考資料:「オペラ座の怪人プログラム」「ロングランキャストCD歌詞カード」

曲の切れ目や曲名などはスコアを見たわけではないので、誤りがあるかもしれません。
ご承知置きください。←同じメロディでも曲名が違う、などが考えられますので…。

二幕十場の解釈は異論のあるところだと思いますが、「私はこう思って見ている」という個人的な意見として
お受け止めください。

間違いや追加事項がございましたら、ぜひぜひこちらへご連絡ください。


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