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Kinoppiの音楽日記


第2回地方都市オーケストラ・フェスティバル(仙台フィル) 1999年2月28日(日)

この日、錦糸町の新星堂Q5に寄ったところ、店頭に<すみだトリフォニーホール>
のコンサートスケジュールが掲示されてました。ふと見ると、仙台フィルのコンサート、
今日ではないですか!  しかも開演時間は3時。今は2時30分。何で今日まで気付
かなかったんだ〜、と思いながらも、ひょっとしたら当日券があるかもしれないと思っ
て、隣りのビルにあるトリフォニーホールの当日券売り場に行くと、まだ残席がある
ようなので、列に並びました。
すると、見知らぬ初老の男性が「もし良かったら、招待券が余っているので差し上げ
ましょうか?」と声をかけてくれました。おお、なんという幸運!  
もちろん、ありがたく譲ってもらいました。しかも1階席で前から8列めのS席。とっ
ても良い席でした(^^)
 

 
プログラムは、ブラームスのピアノ協奏曲第2番と、リヒャルト・シュトラウスの
交響詩<ドン・ファン>、同じくリヒャルト・シュトラウスのオペラ<ばらの騎士>
からの組曲です。出演は、梅田俊明指揮/仙台フィルハーモニー管弦楽団と清水和音
(ピアノ独奏)。
 
一曲めは、ブラームスのピアノ協奏曲第2番。火花が飛び散るような熱演で、第1楽章
で燃え尽きちゃうのではないか、と思った位でした。第3楽章は、チェロのソロで始まる
優美な音楽で、チェロとピアノの息もぴったり。うっとりするような響きが生まれまし
た。休みを入れず、第4楽章に突入、あっという間にフィナーレを迎えました。
ちょっと残念だったのがホルンの不調。第1楽章冒頭で「ぷわっ」と音を外してしまい、
動揺したのか、その後も肝心なところで音外しちゃって。でもまあ、全体としては、満
足のいく出来でした。
 
休憩をはさんで、リヒャルト・シュトラウスの交響詩<ドン・ファン>。冒頭からゴー
ジャスな響きで観客を魅了。「さすがリヒャルト・シュトラウス」ですが、きちんと
音にする仙台フィルの力量もさすがです。
続いて<ばらの騎士>演奏会用組曲。前奏曲に始まって、オクタヴィアンとゾフィーの
出会いの場面の音楽や<ばらの騎士のワルツ>など、オペラの聴きどころが切れ目なく
演奏されますが、まるで交響詩のような規模と内容で、聴き応え十分でした。
これまではアンサンブル金沢のような室内管弦楽団を中心にコンサートに通ってました
が、大規模なオーケストラの迫力も良いな、と思った次第です。
 
アンコールはヨハン・シュトラウス2世の<常動曲>。曲の終わりに、団員全員が
<ありがとうございました!>と唱和しておしまい。この気の効いた仕掛に、場内は
拍手の嵐でした。
 
すみだトリフォニーホールの<地方都市オーケストラ・フェスティバル>、第1回の
去年は、日によっては前売りで全席売り切れになったようですが、今年は不景気のせい
なのか、空席が目立ちました(当日券も残っていましたし)。普段は聴けない実力ある
オーケストラをわが街で楽しめるというこの企画、応援したいと思います。
という訳で、早速、群馬交響楽団(3月21日、マーラー:交響曲第9番)のチケット
を衝動買いしちゃいました(^^ゞ  次回が楽しみです。

 


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