
アンサンブル金沢 第91回定期公演(ゲネプロ見学)
2000年4月28日(金)
アンサンブル金沢(OEK)第91回定期公演で、はじめてゲネプロ を見学することになりました。 OEKのゲネプロは、定期公演の場合、ヨーロッパスタイルで午前中 (10時半から2時間)に行われます。現在日本のオーケストラで、 このスタイルでゲネプロを行っているのは、OEKのほかではN響 (11時から)だけなんだそうです。 そんな訳で、午前中に金沢入りしなければならないので、前日のうち に出張先の明石から金沢に移動して、ゲネプロに備えました。 さて、指定時間に金沢市観光会館のロビーに集合。ここで事務局から 注意事項が伝えられます。本番同様、アラーム付き時計や携帯電話に 関することでしたが、付けたしで「アンコール曲も演奏しますが、曲 名は伏せておいてください」とのこと。そりゃ、そうですね(^^; 客席に入って、まず気がついたのがオケの配置。左から扇型に、第1 ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリン。チェロの後ろ にコントラバス、第2ヴァイオリンの後ろにホルン。弦楽群の後ろが 木管セクション、さらに最後列が左から、トロンボーン、トランペッ ト、ティンパニ。こんな配置はこれまで見たことがありませんが、こ の配置はシューベルトの時代には一般的だったのだそうです。 もちろん全員が私服で舞台にあがります。そのせいか、普段よりもリ ラックスした雰囲気です。 指揮のシュマルフスさんの演説のあと、プログラム順に、通しで演奏 が進みます。演奏中、各パートのトップ奏者が、気がついた注意事項 をパート員に伝えて、それが譜面にメモされる、という光景があちこ ちで見られました。これまでの練習を受けて、最終の確認作業が行な われているのだな、という印象でした。 ショパンのピアノ協奏曲第2番にしても1回通しただけ。ゲネプロの 前に、合わせる機会があったのかどうか不明ですが、解釈やテンポ設 定等に関しては、既に意思疎通ができていたのでしょう。 このゲネプロを受けて、今夜どんな演奏が繰り広げられるのか、とて も楽しみです。 →コンサート編へ

