
地方オケフェス(仙台フィル) 2003年3月2日(日)
地方都市オーケストラ・フェスティヴァルの第3回目は仙台フィル。 今回は「第1回仙台国際音楽コンクール」の優勝者2人をソリストに 迎えて2曲の協奏曲、そしてプロコフィエフの「ロメオとジュリエッ ト」組曲版。
前半は、リスト:ピアノ協奏曲第1番(ジュゼッペ・アンダローロ)、 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(スヴェトゥリン・ルセヴ) と協奏曲が2曲続きます。 リストのアンダローロさんは1982年生まれということは20歳、よく動 く指でバリバリ弾いていきます。が、オケとの協調という意味では、 オケを半分置いてけぼりにするようなアッチェレラントをかけたりし て、何度かヒヤヒヤする場面がありました。 一方、チャイコフスキーのルセヴさんは1976年生まれの26歳で、第1 楽章のはじめから堂々とした演奏を展開。特にカデンツァは、ほとん ど完璧といえる素晴らしい出来でした(ほめすぎ?)。途中、突然野 太い音が出て「あれ?」と、オケの間奏のときにヴァイオリンと弓を 点検する場面もありましたが、その後の演奏に影響はなく、最後まで 万全な演奏を披露してくれました。 後半はプロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」の演奏 会用組曲。仙台フィルもフル編成で臨み、第1曲「モンタギュー家と キャピュレット家」の冒頭から大音響が轟きます。やはり、プロコフ ィエフはライブで聴くと迫力が違う! 「聴かせどころのツボ」を心 得た外山さんの指揮もあり、プロコフィエフのモダンな響きをすっか り楽しめました。 アンコールは、同じくプロコフィエフの「3つのオレンジへの恋」〜 行進曲。

