
地方オケフェス(大阪シンフォニカー交響楽団) 2003年3月9日(日)
地方都市オーケストラ・フェスティヴァルに特別参加の大阪シンフォニカー 交響楽団の演奏会を聴いてきました。 大阪シンフォニカー交響楽団は、今回はじめて聴くオーケストラです。
1曲目は、大阪シンフォニカー委嘱作品、間宮芳生の「地球のともだち」。 間宮さんによるプログラム・ノート。「この作品のタイトルの中の「ともだ ち」とは、地球のまわりを回る月や、地球の上のいろいろな国々に住む人び と、そしてくまやムカデなどの生きものたちです・・・」 間宮さん自作の歌曲、韓国やアメリカ・インディアンの民謡など、聴きやす い曲に仕上がっています。特に第3曲「やまのこもりうた」のしみじみとし た情感、リズミカルな第4曲「ダニの歌」、そしてちょっと悲しめの第7曲 「ムカデのうた」が印象的でした。 2曲目はオネゲルの交響曲第2番(弦楽のための)。これは一転、かなり晦 渋な曲でした。第二次世界大戦中、ドイツ占領下のパリ(?)で作曲された という時代背景もあるんでしょうか。ただ、第3楽章にはバンダでトランペ ットが出てきて、華やかさを添えてくれました。 休憩をはさんで、シベリウスの交響曲第2番。前半が[10,8,6,6,4]だったの が、後半は[14,12,10,8,6]。メンバー表をみると約半分がエキストラ。コン トラバスの音程がちょっと今一つ・・・でしたが、全体としては見事なアン サンブルだったと思います。 指揮は音楽監督・常任指揮者の曽我大介さん。ダイナミックな音作りはさす がですし、動と静のコントラストの描き分けも見事でした。 大阪シンフォニカー、なかなかの腕前のオケだと思いました。今後も、機会 があれば聴いてみたいなと思えるオケが、また1つ増えました。

