
地方オケフェス(群馬交響楽団) 2003年3月16日(日)
地方都市オーケストラ・フェスティバルに ほぼ毎回参加している 群馬交響楽団の演奏会を聴いてきました。 群響の東京公演はマーラーの交響曲第9番、ブルックナーの交響曲 第5番など、大曲が選ばれることがけっこう多いのですが、今回の プログラムも期待通り(?)、マーラーの交響曲第3番です。
ホルン8本の咆哮で始まった演奏は、高関さんと群響の最良な関係 を反映した素晴らしいものでした。 様々な素材が次々に現れ音楽のパッチワークと化す第1楽章。バラ バラにならないように、これをしっかりとまとめ上げちゃうのが高 関さんのウデ。さすがです。オケもはじめっからエンジン全開で、 言うことなし。 残念だったのは、第1楽章がはじまってから10分ほど経った頃に、 誰かの携帯?が「ピ・ピ・ピ・ピ・・・」と鳴り出したこと! 本 人が気付くまでに結構時間がかかったので、ずいぶんな間、鳴って ました。舞台上にマイクがたくさんあったから、おそらくライブ録 音していたと思うんだけど、大丈夫なのかなあ。それにしても腹立 たしい。不注意な客が相変わらずいるんだなあ。 休憩をはさんで、第2楽章〜フィナーレまでの「第2部」へ。 第3楽章のポストホルンは、途中1箇所ほど よろめいたけど、ま ずまずの演奏。第4楽章のメゾ・ソプラノは永井和子さんが体調不 良のため急きょ加納悦子さんが代役で舞台に立ちます。加納さんの 歌は、語尾の"...cht"などで「シュッ」という音がして それがず いぶん気になりました。 女声+児童合唱が加わる第5楽章を経て、いよいよクライマックス の第6楽章。穏やかな表情を持つこの楽章は、まさに癒しの音楽。 この楽章だけで25分はかかっているはずだけど、「長さ」を全く感 じさせない素敵な演奏、そして音楽でした。

