
NHK交響楽団
第1484回定期公演 2003年4月12日(土)
先週の新国立劇場「ジークフリート」に続いて、N響の公演を聴きます。今 日はNHKホールでの定期公演で、指揮はシャルル・デュトワさん!
1曲めは武満徹の「セレモニアル」。宮田まゆみさんが笙で登場しますが、 ライブで聴くのは細川さんの「うつろひ、なぎ」以来かな? 笙は、ほんとうに小さな楽器なんですが、3階席まで しっかりと明瞭に 音が届きます。どちらかというとオルガン系の やわらかな響きが印象的。 笙のソロに続いて、(晩年の)武満トーンが全開のオケパート、そして再 び笙のソロへ。どうやったら、オーケストラから ここまで豊かな色彩を 引き出せるんだろう。 続いて、ショパンのピアノ協奏曲第2番。ソリストは、南半球男のネルソ ン・フレイレの登場。フレイレの演奏は、とっても情熱的なショパン。自 由自在にテンポを操りながら、でも 全体としては しっかりとした構成 感がある、満足のいくショパンでした。 休憩をはさんで、ベルリオーズの幻想交響曲。もうデュトワさんの独壇場 です、これは。第2楽章のワルツの優美さ、第3楽章での遠近感ある演出 (パーカッションとイングリッシュ・ホルンの競演ですね)、第4楽章で の おどろおどろしい雰囲気、そして第5楽章での狂騒!と、デュトワさ んのタクトが冴え渡りました。 デュトワさんの音楽監督も今シーズン限り。後任はアシュケナージですか。 どうなってしまうのか、ちょっと不安。。。

