
新日本フィル・トリフォニーシリーズ 2003年6月28日(金)
新日本フィルのトリフォニーシリーズを聴いてきました。 今夜はゲルハルト・ボッセ指揮によるブルックナーの交響曲第8番です。 去年は、ベートーヴェン交響曲ツィクルスをはじめとして ほんとうに 何度も何度もボッセさんの指揮を聴いてきたんですが、今年は この演 奏会がはじめてになります。
で、ボッセさんのブルックナーですが、実に素晴らしい演奏でした。音 楽を聴いているというか、雄大な流れに身を任せているうちに いつの 間にか80分が過ぎていたという感じ。ボキャブラリーの貧困さが悔し いけど、これに尽きます。 新日本フィルも、弦・管ともに申し分ない出来でボッセさんの指揮に応 えていました。特に強靭な金管セクション! これがグラつくとブルッ クナーじゃなくなっちゃいます。 朝比奈隆、ギュンタ・ヴァントと、ブルックナーを特異とした指揮者が 立て続けにこの世を去ってしまいましたが、スクロヴァチェフスキは健 在だし(11月にはザールブリュッケン放送交響楽団を率いて来日する)、 そしてゲルハルト・ボッセがいる! 新日本フィルでは、今秋からクリスティアン・アルミンクが音楽監督に 就任するのですが、アルミンクとは お爺ちゃんと孫ほど年が違うボッ セさんにも まだまだ頑張ってほしいのですが・・・2003/2004シーズ ンのトリフォニーシリーズとサントリーホールシリーズにはボッセさん の出番は全くなく、来年7月の「クラシックへの扉」1回だけというの は何とも寂しい限りです。

