第1回目(2/25)



街外れのさびしい駅から発車する
この列車は、長く、遠く旅をします
なにもない所を、旅します

(あ、何もない、というのは言葉の綾ですね)
(ずっと真空の中を行くわけじゃ、ないんです)
(人、それと人の街がないということなんです)





はるか続く…線路…

私の手元には、やたら大きい…路線図…
(これでも、部分限定の地方版なんです)

本当は、永遠に続くのではないかとも言われている、線路…
(もちろん、環状線なんてオチではないですよ)


そう、あまりにはるか広大に続くので、



次の駅に着くのに、なんと1年もかかるんです!





だから、列車の名前は、「歳越」です
(私の国での、名称ですけど)














当然、乗客は、1年分、持って乗らなければなりません

だから私も、一年分持って乗りこみました
何を?

食糧?
着替え?





まさか、そんなの1年分も持ち込めないですよ


私が持って来たのは

頭のなかに一杯のお話

ザックのなかに、1年分の紙
それにワープロです
(あとインクと予備の電池もね)







そうです、お話を必需品と変えるつもりなんです…




(それは、私なんかでは街じゃ売れませんけど)
(列車のなかでは皆、退屈しますから)
(だから…)










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