第13回目(9/29)







ある日、学校に行くと、同じクラスの何人かの女の子が
(そして、知らない別のクラスの子が何人か)


私を見て囁き会いました
そして笑いました









その中には咲さんもいました
親しい彼女は、私にいいました


他人にも聞こえる声で



「水生ちゃんって、次郎ちゃんと付き合ってるの?」





私は、赤くなりました
なにも、答えられませんでした







(私に、誰か振り向いた)
(私のこと、誰か見てる・・・)






でも、彼女たちは答えを欲しがりました
(どうして、彼女達はそんなに人の恋など聞きたがるのでしょう?)




「あのさ、見た子がいるんだよ」
「二人っきりでさ、森の中に入って・・・」
「なにしてたのよ」
「ねえ、ねえ、どうなの?」





私は、首を振りました
本当の事を言いました






「・・・違うよ・・・」








「うそ、だって・・・ちゃんがね」



うそじゃないです



「隠さなくていいからさぁ」



隠してもいません




「恥ずかしがらなくていいからさ」



恥ずかしいにきまっています




「頑張りなよ、ね、応援してるからさ!」




咲ちゃん、何を・・・?











(私のこと、誰か見てる・・・)













もし、八房君が、こうして噂になってることを知ったら・・・


(彼は、一体どんな顔をするのでしょう?)
(あの人も、赤くなったりするのでしょうか、想像できませんけど?)








やだ、やだ、どうしよう・・!













(ずっと、後ろから、私を見ているのは誰・・・・?)














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