第34回目(10/7)
人を喰う鬼が舞っております…
ゆるゆると身を翻しながら舞っております…
(笛と太鼓のゆるやな古い拍子に合わせて…)
人を喰う鬼は、舞いながら子供を追いかけます…
半ば巫山戯ながら逃げる年嵩の子の声と、
心の底から脅えて逃げるがんぜない幼児の泣き声が、
寒村の夜にこだまします…
「お前をとって喰ってしまうぞ…!」
その申し出があまりに甘美な事のように思えたので、
私は目の前の鬼に思わず自らの手を差しのべました
鬼が私を捕まえ、手の包丁を振り上げて…

そこで私は目覚めました
最近、私はよく微睡むのです
(消化器官が余り丈夫でないのに、質の悪い食事をとり続けているせいかもしれません)
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