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本にはいろいろな名言があるものです。それを集めてみようという主旨からはじまりましたが、本だけにとどまらず他の名言も少し入っています。 ぼくがぼくであると解くことができず、事件の流れの通りに見たのでは解くことができない 斎藤肇『思い通りにエンドマーク』より ・まったく、あんたほど意固地な男は見たことがないな。グラスに九分まで入ったビールをもらっても、あんたなら足りない一分のことを騒ぎ立てるにちがいない A・ハンター『極大射程』より ・なにせ年寄りには悲劇はしんどい。わしも気持ちのいいハッピーエンドが好きだよ A・ハンター『極大射程』より ・追憶は美しいものである。まこと、忘却の霧は、はるかなる時の彼方にわだかまる苦悩と悔恨とをおおいかくし、美しきもの、なつかしきもの、心うたれる思い出だけを、鮮やかに浮びあがらせるものであろうか。 高木彬光『わが一高時代の犯罪』より ・出版の世界には、古本屋に出回るようになったら、その作家の本が動いていることだという、一つの目安がある。 宮部みゆき『さびしい狩人』より ・何もみえない。目の前に、白い闇が広がっていた。ホワイトアウトだ。 真保裕一『ホワイトアウト』より ・小説はあくまでも娯楽であるという見地に立てば、意味不明の文章の羅列なんかには価値はないね 二階堂黎人『地獄の奇術師』より ・出口はひとつしかないんだ。戦って勝てば、またやり直すこともできる! 映画『男たちの挽歌U』よりチョウ・ユンファ ・もし、誰かがあなたをしいて一マイルいかせようとするなら、その人と共にニマイル行きなさい コリン・デクスター『謎まで三マイル』より ・将棋と推理小説は似て非なるものや。ポオは『モルク街の殺人』の冒頭でいきなりそう書いてるのを知らんな? 有栖川有栖『双頭の悪魔』より ・さすがに来る日も来る日も読書に明け暮れると食傷気味だ。 恩田陸『像と耳鳴り』より ・母は冒険が嫌いなんです。必ずもうかる株を買いたがる人で、それが保証されないなら株を買うのをやめるタイプです。 有栖川有栖『朱色の研究』より ・人間はみんなそうだよ。判事さん、その立場になってみてはじめて真剣になれる。 映画『デビル』よりブラッド・ピット ・観客というのは、いつも意地の悪いものです。なかなか、こっちの思うようには感じてくれない。 斎藤栄『ファウスト殺人事件』より ・それがホームページってものだ。いや、ネットってものだ。覗くため、あるいは覗かれるために、人はネットに接続する。 氷川透『真っ黒な夜明け』より ・探偵の仕事とはそうしたものなんだ。人の罪、人の哀しみを見据えて、時にはそれを暴き出さねばならない。傍で思うほど恰好いい仕事でもない。それでもやりたいかね? 太田忠司『月光亭事件』より ・たしかに相手がどういう人間か前もって知っておくのは重要だ。だが、そんなことばかり気にしていると、いつも人の眼ばかり気にする、少しも面白くない人生になってしまうぞ 太田忠司『月光亭事件』より ・来る日も来る日も同じ顔ぶれで遊んでいると、お互い相手のいない人生は考えられなくなるのだが、同時にそれは、相手に対して苛立つことも多くなる、ということなのだ ジェフ・アボット『図書館の殺人』より ・本当のことなんて、たいしたことじゃないさ 近藤史恵『凍える島』より ・一番最初の設問に、ここでまた立ち戻らなければなりません。即ち、犯人はどうしてこの霧越邸で事件を起さねばならなかったのか、という問題です 綾辻行人『霧越邸殺人事件』より ・あたしゃ、カミさんとは至極円満にやってる。男が威張りちらしたりさえしなきゃ、たいていはうまくやっていけるもんだ・・・コロンボ 新・刑事コロンボ『探偵の条件』より ・世の中には、二種類の人種がおりますんですよ。人生に立ち向かう者と、流される者と 若竹七海『名探偵は密航中』より ・なにをお悩みか、私わかりません。ただ言えること。あなたも私も人間で、神様と違う。先のことわからない。そのときよかれと思ったことが、あとで悪くなることある。その逆もまたしかりです。私があなただったらその判断がつかなかったとき、友の身を第一に考えます。誰かひとりでも自分の身守ろうとしたひとがいた、それ人間にとって大きな財産。私、息子にいつも言います。人にとって大きな財産とはなにか。それを知りたければ住所録を見るよろしい、と。そこに人にとって一番の財産が並んでいます 若竹七海『海神の晩餐』より ・左様。中国にこういう言葉あります。『一筋の小さな川、やがて大海に通じる』と。どんなささやかな事柄でも、見逃すことなりません。正しい川を選びさえすれば、やがて真実の答え見出すことかないます。 若竹七海『海神の晩餐』より ・さあコニャックをやりたまえ。わたしぐらい長くこの種のゲームに関わっていると、いいこともあれば悪いこともあると割りきれるのだよ ジャック・ヒギンズ『シバ・謀略の神殿』より ・去年ここへ来た時には、感動しましたよ。正に、カボツの作者がすむにふさわしい。正に、中村青司の名にふさわしい 綾辻行人『迷路館の殺人』より ・時・場所・目的、TPOの全てがこれほど揃うことなどあり得るだろうか? 麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』より ・だからあたしは頭がこんがらがって・・・。それがあたしの悩みの種なんです・・・コロンボ W・リンク R・レビンソン『刑事コロンボ自爆の紐』より ・よく考えた結果だろうね。よく考えてから、言葉は出すものだ。ここに君以外の人間が三人もいる。その三人は、君のしゃべった内容を、将来証言できる人間になるんだ・・・御手洗 島田荘司『御手洗潔の挨拶』より ・だから甘いんだよ、おまえは。ちょっと弱った仕草を見せてやれば、すぐ寄ってくる 麻耶雄嵩『あいにくの雨で』より ・目指すものが見つからなければ、見つかるまで探しつづけるだけさ。一生見つからなければ、それもまた人生だよね。 東野圭吾『学生街の殺人』より ・もはやメリーゴーランドから降りるのには遅すぎるよ、ヴィルダー、もう降りることはできない ジャック・ヒギンズ『鷲は飛び立った』より ・あなたは自分が犯人であると絶対に悟られてはならなかった。私が紙より薄っぺらな理屈を並べてみせるのを片っ端から否定し、笑い飛ばさなくてはならなかったのですよ・・・江神 有栖川有栖『孤島パズル』より ・殺むるときもかくならすらむかテロリスト蒼きパラソルクルクル回すよ 藤原伊織『テロリストのパラソル』より |