ベルワルドの管弦楽曲

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 ベルワルドは、作曲活動初期の1828年に1曲、1842年にまとめて6曲の交響詩を作曲した。1842年の作品はウィーンで初演され、好評を博したと伝えられている。

 

 

 

交響詩『ノルウェーの山の物語』

 ヘ短調。アダージョ、4分の4拍子とアンダンテ、4分の3拍子の序奏を持つ。主部はアレグロ・コン・フォーコ、4分の4拍子、自由な形式。主部のメロディーを暗示する、アダージョのメロディー(『荒城の月』に似ている)で開始される。このメロディーが終結すると、なんの前触れもなく、付点音符を多用した3拍子のメロディーが登場する。このメロディーはフレーズの呼応が不統一で、ぎこちない印象を与える。主部は、彼の交響曲を彷彿とさせる魅力的なメロディーで開始される。情熱的で、スピード感に富み、ベルワルド独特のリズムが光る。主部では、さらに、歌謡的な変イ長調のメロディーが登場する。

 

 

 

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