■ 蒼のマハラジャ ■

登場人物は、基本的に名前のある人、それに準ずる人に限っています。

 蒼のマハラジャ第3巻
◇コメント◇
ナチス・ドイツのロンドン爆撃計画を聞いてしまったがために、狙われるモイラ。 そのドイツ軍から、ジョドプール王家の証である「蒼の石」を取り戻すため、モイラはヒヤシンスと 乗り込みます。
エミール・ラージャはすぐさま自軍を呼び、また、知らせを聞いて駆けつけた シルバとその軍によって、モイラは無事、石を取り戻し脱出に成功しました。
そうしてモイラは シルバと久しぶりにジョドプールに戻ってきます。しかしそこにも新たな問題が山積みなのでした。

何と言っても、三巻のハイライトシーン、シルバとエミール・ラージャの モイラを巡っての会話でしょう!

「きっと彼女のために、藩も家臣もその地位さえ、何ひとつ捨てられはしないはずだ。
それでいて彼女を愛しているというのか」
「…藩は私にとって命です。その命の半分をモイラは握っています。
彼女がいなければ、藩も私の命も、半分では存在できません。(後略)」

モイラは、そう言うシルバとともに、晴れてジョドプールへ戻ったというのに、 それこそが、モイラの、マハラーニとしての本当のスタートだった訳ですよね。
ジョドプールという一国に、いよいよ「部外者」イギリス少女が入っていく過程に、 神坂さんは、インド人の代表たるシルバにも、何ひとつ意見させず、むしろ突き放すような形を 取らせています。まさに「試練」。おかげで、可憐な容姿のモイラは、ますますパワーアップ…

 蒼のマハラジャ第4巻
◇コメント◇
戦争のためシナイに出かけたシルバの留守を預かって、モイラはひとり、王宮にも戻らず、 蒼の石を使って、まるまるひとつ町を造り上げ始めました。苦難の末、モイラはとうとう、 ジョドプールにとけ込みます。
一方、遊びに来た(?)エミール・ラージャは、ウダイプルの姫君ウシャと知り合い、 駆け落ちしてしまいます。怒るウダイプル王クマーリと一緒に、モイラはシナイのシルバの元へ 赴きます…



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