■ シルクロード・シリーズ〜風とビードロ ■

登場人物は、基本的に名前のある人、それに準ずる人に限っています。

<白泉社花とゆめコミックス版>「風とビードロ」

「風とビードロ」に収録されている一連の作品は、 独立したひとつのシリーズと言っていいと思います。
詩織を出した天池家の、もうひとつの末裔である、竹織と織花・父娘の辿った 悲劇の物語群です。
 「風とビードロ」
表紙(見開き):竹織と乃実絵

登場人物:乃実絵、竹織、羽間崎

◇コメント◇
昭和10年代が舞台。
羽間崎は、乃実絵とは兄妹と思えないほど、まったく感心しない男です。 でも神坂智子作品には、けっこう、こういう勘違いand救いようのない キャラクターが登場します。
疑問なのは、乃実絵がどうして竹織の子ども・織花を身ごもったのか、です・・・
なお、竹織の予知能力を始め、キーポイントである「甘いお菓子」の使い方など、 ずっとのちの作品である「時計の音」に応用されています。


 「風の子守唄(ララバイ)」
表紙(見開き):アップの織花。他、結城数也、乃実絵、竹織、羽間崎

登場人物:織花(おりか)、結城数也(ゆうきかずや)、羽間崎、乃実絵

◇コメント◇
敗戦後、大体10年くらい経っているんでしょうか?
織花は、父親の竹織よりも、超能力が強いですね。
問題のRCガスについては・・・ま、いいんです。なんでも。


 「風のメモリアル」
表紙(見開き):抱き合う織花とJ(ジェイ)、テングリ兄弟

登場人物:織花、J、テングリ兄弟

◇コメント◇
「はるかなるシルクロード」が現代だとすると、 詩織が迎えに来た点から察して、この作品は未来です。
織花は年を取っているように見えません。超能力も相当なものなのに、 空を飛べずに終わってしまうのは、ほんとに哀れです。


 「イシククル天(あま)の幻影」
表紙:能面を付けた人

登場人物:サムカ、笠縫(かさぬい)、 起源(オリジン:テングリのオリジンではありません)

◇コメント◇
この作品は、特にシリーズに関連するような人や出来事も登場せず、 厳密に言うと「シルクロード・シリーズ」ではありません。
掲載紙も花とゆめではなくて、作画グループ関連で発表した作品ですし・・・
ブラックな作風ですが、きちんと輪廻を押さえています。




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