■ シルクロード・シリーズ〜ヘディンの手帳 ■

登場人物は、基本的に名前のある人、それに準ずる人に限っています。

<白泉社花とゆめコミックス版>シルクロード「ヘディンの手帳」

 シルクロード「ヘディンの手帳」
表紙:アーサー

登場人物:ムムル、セラ、(ムムルとセラの)母さん、カシュウ、アーサー

◇コメント◇
「ヘディンの手帳」以降、「ソグディアナの娘」「ヤグノブの谷」「ウイグルの砂」までは、 一枚の絨毯を巡って繰り広げられる物語群。個人的に一連の作品、非常に完成度が高いと思います。

アーサーがムムルの思考を読み取って一瞬で誕生した純白の絨毯。このシーンは圧巻。


 シルクロード「ソグディアナの娘」
表紙(見開き):サリア姫

登場人物:サリア姫、ソグディアナ王、王妃、マーラ、フェルハーン、エル・ラシード

◇コメント
この国家のモデルが何か、ちょっと分かりませんが、アラブ侵攻の点から、大体8世紀頃かな?
主人公のサリア姫が、国家の存亡という大事なときに、 勇気を奮い起こせなかった少女として描かれているのがユニーク。 実際、こんな事態に遭遇したら、サリア姫みたいに脅えてしまう方がむしろ普通でしょうが、 でも彼女はそれゆえに、一生分の静かな罰として父王のことばを負わなければならなかったのでした。


 シルクロード「ヤグノブの谷」
表紙(見開き):アーサー

登場人物:チェルカ、シルバ、チェルカの母(ラーナ)と父、アーサー

◇コメント◇
お高くとまっているチェルカちゃんですが、にしても、絨毯引きずっていくこの根性はすごい (良くも悪くも、サリア姫の子孫とは思えないパワーの持ち主だ……)
恋をして、ふられて、チェルカが何かを悟ったとき、天山の神は現れる… やっぱ神様はこうでなくちゃ。


 シルクロード「ウイグルの砂」
表紙:アーサー

登場人物:ヘディン、カシム、ユイミン、アーサー、テングリ兄弟

◇コメント◇
ヘディンがタクラマカンで遭難した実際の出来事と、昔話をからめて描かれた作品。
絨毯の最後の一切れが、伝説通り残っていて(つまりカシムの話は本当にあったことだった!) ヘディンが手に入れたこと(同時にヘディンは水に辿り着いた)で、 一連の物語が完結している、というプロットには、思わずじんときてしまいます。


 シルクロード「青い柘榴」
表紙:カルム

登場人物:カルム、シュラ、カルムの父と母、アッシュ

◇コメント◇
ウイグルの娘・カルムの勇気とその恋。
恋人のシュラに自分の名前を言わないで、「わたしの目印は柘榴だけ」なんて おしゃれなことを言わせてますね〜

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