このページはライター・石動三六が個人的な日記を公開しています。あまり期待しないでご覧ください。

3月31日
都内某所で「さくら」という名の風俗嬢取材。「さくらさんの初体験は?」なんて、同姓の知り合いがいるとインタビューしにくいもんですね。
なんとか今夜中に原稿をまとめるのじゃぁ〜!

3月30日
予定が流れてしまった。時間潰しに、ぴあから貰った招待券で浅草新劇場へ行く。例のごとく汚い劇場だが、今日はホモに狙われなくてひと安心。
『帰らざる波止場』(66年・日活 監督/江崎実生 出演/石原裕次郎・浅丘ルリ子・志村喬他)
『瀬戸はよいとこ 花嫁観光船』(76年・松竹 監督/瀬川昌治 出演/フランキー堺・財津一郎・山城新伍・朝丘雪路・日色ともゑ・村地弘美他)
どちらも典型的なプログラムピクチャーで、特に感想はない(あ、村地弘美が可愛かった)。もう一本の東宝大作『軍閥』は、肩が凝りそうなので観ないで劇場を出る。
築地に移動。ブディストホールで麻生みゅうが出ている劇団太陽・第一回公演『涙をふいて』を観る。メインの三好鉄生の唄が懐かしい。私がカラオケで初めて歌ったのが「涙をふいて」なのである。ナマで聴いたのは昔のNEW YEAR ROCK FESTIVAL以来。このとき一緒に出ていたのが、松田優作・桑名将大・アンルイス・ビートたけし・ジョニー大倉・BORO・東京JAP・ヒカシュー等々。隔世の感がありますね。芝居の感想?書かないことがすべてを物語る・・・。

3月29日
某所でエロ告白本用のヌード写真を撮る。モデルさんを手配して、場所を決めて、安いカメラでカシャカシャ撮って、これでギャラが出るんだからオイシイ仕事だよなぁ。終了後にみんなでインドネシア料理を食べに行く。
今日も早めに帰宅して、イベント用の電話かけなどを少々。新しい仕事もGETできたし、なかなかいい一日でしたね。

3月28日
新橋ロマンでエクセス作品を観る。
『欲情夫人 恥ずかしい性癖』(00年・エクセス 監督・脚本/北沢幸雄 出演/上原めぐみ・林由美香・葉月螢・岡田謙一郎・千葉誠樹・伊藤猛・飯島大介)力作だし、最近の北沢作品の中では文句なしに一番面白い。ただ誰でも感じるだろうが、話を詰め込みすぎ。ストーリーを追うのに精一杯で、画面に余裕がない。後半の殺人をめぐる心理と駆け引きに的を絞った方がいいのではないか。あの葉月さんが「クサレ○ンコ」と叫ぶシーンにはビックリ!
『襦袢未亡人 白い蜜肌』(00年・エクセス 監督/下元哲 脚本/岡野有紀&小猿兄弟舎 出演/桜沢菜々子・佐倉萌・杉本まこと・やまきよ・久須美欽一)ゲゲッ!なんと渡辺護的設定だ。後半をこう変えれば完璧だな。男が人妻を縛りあげて滑車で吊す→鞭とロウソクでいたぶる→縄をほどいて犯す→意識朦朧となった娼婦が日本刀で襲いかかる→男が気づき、刀を奪い取って斬りつける→そのすきに人妻が短刀を手に男の背中をグサリ→血まみれで倒れる二人→ラジオから流れる敗戦を告げる玉音放送→赤ん坊の泣き声がかぶさる→END。ついでに配役も変えよう。桜沢→日野繭子、佐倉→岡尚美、杉本→下元史朗、やまきよ→武藤樹一郎、久須美→堺勝朗。ううっ、懐古趣味に走ってしまった。
雨が降るということなので、早めに帰宅してイベント関係の電話をかける。日野繭子さんとお話ししてしまったぁぁぁぁぁ!

3月27日
原稿書きでもバイトでもない用事で川崎へ。
そのまま中野へ移動。なかの芸能小劇場で、「世紀末対決 立川談之助VS唐沢俊一」を観る。
【この日の出演者】挨拶(立川談之助・唐沢俊一) 立川志加吾「談之助の浮世根問」 林家しん平「怪獣時代」 立川談之助「赤尾敏物語」 −仲入り− トーク(唐沢俊一・山咲トオル・睦月影郎・稗田オンまゆら)
いやぁ、結構面白かったですね。談之助も良かったし、寄席ファンの間で噂になってるしん平のウルトラマンかっぽれもあったし、唐沢トークのS君ネタも可笑しかったし。
終了後は観に来ていた瀬川氏と居酒屋へ。

3月26日
ボーッと寝ていたら、しょういちクンからの電話で起こされる。ゴメン!昨日星座観てしまったんだ・・・。
おかげで予定より早く原稿書きに突入する。今日もエロ告白ネタ。主人公の女性を小柄で、可愛くて、眼鏡をかけていて、自主映画にも出たことがあるアツコという設定にしてと…ウソですよー!
なんと20時には原稿書き終了。昨夜、頑張って書いてたら、星座の打ち上げに行けたなー。残念だなー。
イベントの用事であちこちに電話。こうして今夜も過ぎてゆく・・・。

3月25日
炎の原稿書きは、途中何度か電話の妨害を受けながらも明け方に終了。送信して昼まで寝る。
午後から三軒茶屋のシアタートラムへ。星座の公演パンフに、荒井注イベントのチラシを折り込む。宣伝宣伝また宣伝!だな。
渋谷へ移動して、神戸顕一さんといろいろな打ち合わせ。イベントとか、○○披露宴とか(うっ、伏せ字の意味がない…)。
再びシアタートラムへ戻り、劇団星座公演『マクベスの妻と呼ばれた女』を観る。いやぁ〜、なんて面白いホンなんだろう。これは素晴らしい。オススメです。芝居そのものは、星座の長所短所がハッキリ見えたという印象。よく大劇場ではごまかしがきかないとか言うけど、その通りですね。水原かなえ・里見瑤子はいい味出してます。
観に来ていた佐倉萌さん(会いすぎかな? シズオさんゴメン!)や出演者の方に挨拶して帰宅。なんと渡辺護監督から電話でBIGニュースだぁぁぁぁぁ!

3月24日
以前原稿を書いたエロ本が届く。後から伝えた訂正箇所が全然直ってない!おまけに写真の修整もしてないので、これは大変なことになるかも。幸い、私の名前もミスで載ってないので、あとは知〜らない、と。寄席演芸のミニコミ誌『東京かわら版』も届く。ありがたいことに荒井注イベントの情報を掲載してくれたが、こちらは開始時間が間違っている。もう、みんなちゃんと仕事しようよ。
国映のお姉さんの事務所へ行き、渡辺護上映会の許可を戴く。そのまま1時間ほど雑談。事務所にいた田尻監督に、監督賞とベストワンおめでとう!と挨拶して、上野オークラへ移動する。
『淫行タクシー ひわいな女たち』(00年・大蔵 監督/関根和美 脚本/金泥駒 出演/町田政則・佐々木基子・吉原夕子・中村杏里・やまきよ・岡田謙一郎・亜希いずみ他)俗っぽくて安っぽいかも知れないが、私は結構好きな話である。亜希いずみの面影が佐々木基子に重なるという構成もいい。主演二人(町田・佐々木)の好演が、見応えのある作品にした。
珍しく夕方には帰宅。夜は炎の原稿書きが待っている。

3月23日
郵便局・銀行を経て新宿へ。TSUTAYAでビデオを返し、模索舎・シネキャビンに荒井注イベントのチラシを置いてくる。そのまま某美人女優に紹介された事務所で、エロ本モデルの交渉。都内某所に移動して、チラシを追加印刷。ここで無駄話をしてから青山へ。スパイラルホールでダンスカンパニーNomade〜s公演『4×4Shadow』を観る。分かったかどうかと言われれば分からないんですけどね。一つ興味深かったのはアコーディオンの存在で、この生演奏の時のダンスが妙にいいんですよ。自分の得意分野の例えで恐縮だけど、寄席で「かっぽれ」やら「奴さん」やらの踊りを披露する芸人さんがいます。で、下座の生の三味線とテープとでは受ける印象がまったく違って、もちろん生の方がはるかにいいわけですよ。テープだと踊らされているような感じがしてくるんだよね。それと同じことを強く感じたダンス公演でした。貴重な場所に招待してくださった佐倉さんに感謝です。

3月22日
昼頃起きて、TSUTAYAで借りたビデオを観る。
『瘋癲老人日記』(62年・大映 原作/谷崎潤一郎 監督・脚本/木村恵吾 出演/若尾文子・山村聰他)前半の描写は面白いのだが、鬼気迫るはずの後半が盛り上がらない。ところで私はなぜこんなビデオを観ているのでしょう。理由を書きたいけど書けません。
メールをチェックしたら、某脚本家様より連絡が。「メル友になって」と言われても恐れ多いことでございますよ。私なんぞメル奴隷くらいで充分(本気にされたら怖い…)。
出版関係の人にちょっとだけ会って、渡辺護監督のお宅へ。モツ鍋を囲みながら(これが旨い!)、5月の上映会の打ち合わせ。今回のブレーンになっている脚本家I氏を交えて話し合う。しかし『少女を縛る』でピンク映画にハマって20年。渡辺監督とこんな関係になる日が来るとは。うーん、感無量の一日であった。

3月21日
深夜、ピンク大賞の結果がメールで届く。その結果を知人に電話したり、他のHPに書き込んだりしているうちにあっさり明け方。慌てて蒲団にもぐり込む。
今日は打ち合わせが一つ。不在にしていた間に、原稿料振り込みのお知らせが留守電に入っていた。結構まとまった金額!Lucky!お世話になってる人たちにごちそうしようかな?(ただし男性は不可)
原稿の締切が一週間延びたので、だらだらと過ごしてしまう。どうも怠惰な生活ですね。とにかく眠くてしょうがない。今日はぐっすり寝るか。

3月20日
結局、朝までかかって原稿を書く。素早くメールで送信して昼まで寝る。
午後から上野世界傑作劇場へ。場内で植ムラ氏+αに会う。
『大阪のひと』(85年・ENK 監督・脚本/石川均 脚本/沢木毅彦 出演/西条しのぶ[山路和弘の変名?]他)あの京都の8mm映像と音楽、そしてチャーリーへの切ない語りかけ。もう、たまりませんね。数年前、京都で観たときの感動そのままでした。そうそう、京都では観終わって劇場から出たら雪が降ってたんだよね。うーん、最高でした。
『ふりむけば君がいて』(00年・大蔵 監督/池島ゆたか 脚本/五代暁子 出演/千葉誠樹・佐々木共輔・坂本頼光・河村栞・平川ナオヒ・しょういち・かわさきひろゆき・佐野和宏・佐倉萌・林由美香・神戸顕一・幸野賀一他)試写以来二度目。去年の『ぼくとダディのこと』同様、ホモの血統の話と全員幸せになるというラストがどうしてもつながらない。でも、この作品の平川ナオヒ&しょういちはちゃんとした役者に見えますね。
終了後、錦糸町へ移動してG’S SPOT打ち合わせ。

3月19日
一日中だらだらと原稿書き。気合い入れれば、あっという間に書けそうな原稿なのだが、どうも気分がのらなくてね。
気分転換にPGのレビューを書く。久々に悪口三昧であっさり終了。
もう一度、気分転換で図書館へ。『テレビ局の人びと』という本を借りてくる。著者は最近H系OVを撮っていて、私もお世話になった笠原唯央監督。へぇ〜、こんな凄い経歴の方だったんだ。ゴメンナサイ、ちっとも知りませんでした。
夜になっても、原稿書きは進まない。知人から電話がくるたびに、これ幸いと長話。こんなことじゃイカン! なんとかしないと!

3月18日
夕方まで寝る。夜は原稿を書くぞ!と思ったのだが、どうにも気合いが入らない。いい歳して徹夜で遊んではいけませんね。反省・・・。

3月17日
床屋・区役所・銀行・郵便局・本屋・図書館とかけずり回り、ようやく東映化工へ。無関係者軍団の一員(他に麻生みゅう・佐倉萌・しょういち…最近よく会うよね)として、深町組試写に潜り込む。
『OL 金曜日の情事』(00年・新東宝 監督/深町章 脚本/岡輝男 出演/山崎瞳・佐々木麻由子・時任歩・岡田智宏・かわさきひろゆき・池島ゆたか)ネタバレになってしまうから詳しくは書かないが、ユニークな設定である。ただ、その設定を上回る映画的な魅力に乏しいのが残念。池島さんとも話したのだが、佐々木麻由子のキャラクターをもう少し膨らませると、面白くなりそうだ。カラミはいつも以上に強烈なカットがあって刺激的。コメディーリリーフとして出てくる、かわさき・池島・時任のベタベタなシーンは笑えます。特に時任がこんなに芸達者だったとは・・・。
終了後は近くの居酒屋・三三九で打ち上げ。そのままカラオケBOXに移動して二次会。佐々木麻由子の「プレイバックPart2」とか、佐倉萌の「逢いたくて逢いたくて」とか、貴重な歌声を聴いてしまったのだ!
山崎瞳さん&しょういちクンとともに渋谷に移動。石川雄也が働く東京食堂・紫水で朝まで飲む。ここの料理は絶品です! せっかくなので、店に荒井注イベントのチラシを置かせてもらう。4人で賭ダーツ勝負をしたが、石川さんに負けてしまった! くそー、罰ゲームか・・・。
カラスの巣窟となっている早朝の渋谷の街へ。3人でラーメン&餃子を食べてから帰宅する。昨日からのレバ刺し・ペペロンチーノ・餃子で身体中がニンニク臭いぞ!

3月16日
朝から都内某所で荒井注イベントのチラシを無料で印刷する。午後からの用事がなくなったので、急遽神戸顕一さんに会い、イベントの打ち合わせ。そのまま二人でチラシを持って営業に回る。近々○○するカンベちゃん、非常にノッてます。それにしても、チラシって結構置いてくれるもんですね。ちなみに以下の場所に置いてあります:中野ブロードウェイ・タコシェ他数店、中野武蔵野ホール、BOX東中野、渋谷シネパレス、シネセゾン渋谷、ユーロスペース、居酒屋・名なし(仲本工事の店)、新宿TSUTAYA、ロフトプラスワン。数が少ないので、早い者勝ちですよー!
神戸さんと別れて中野へ戻る。ラーメンを食べに青葉へ行ったら今日はお休み。仕方がないので、近くの新装開店・おーくら屋で横浜風ラーメンを食べる。まずまずイケます。
近くでコーヒーを飲みながら、「演劇ぶっく」4月号を読む。99年俳優ちゃーとの377位に水原かなえの名が!なんと水谷八重子・村木藤志郎・ルー大柴と並んでいます。星座の手塚美南子様(今日メールを戴いたので、敬称つき)は357位、739位にはのろけん・葉月螢の名も!
そのまま中野武蔵野ホールで荒井注追悼レイトショーを観る。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(77年・東映 監督/山口和彦 出演/せんだみつお・浜田光夫・荒井注・草川祐馬・松本ちえこ・龍虎・田中邦衛・由利徹・片桐夕子・Gメン'75のメンバー他)いかにも、という感じの安直な作りだが、今観ると出演者の持ち味だけで結構楽しめる。主演のせんだはともかく、ラストで東映任侠映画のパロディのような殴り込みを見せる浜田&荒井がいい。チョイ役陣も絶好調。歌いまくる由紀さおり、もの凄い勢いで自転車から転がり落ちるたこ八郎、寅さんの物真似で出てくる佐々木つとむ、意味なく裸にされる三崎奈美…たまらないメンバーですね。おまけ:今日の映写技師はのろけんさんでした。

3月15日
今日もバイト。でも、明日からは予定がいろいろあるので、バイトをしばらくお休みします。
税金が還付され、給料が入り、ちょっとだけリッチな気分。残っている用事を片づけて、週末はどこかへ行きたいもんだね。
杉のない 国へ行きたい 花粉症(落語を知らない人には何のパロディだか分からないか…)

3月14日
バイトの後、上野でG’S SPOT打ち合わせ。
いやはや、今一番の問題は口内炎ですよ。口の中が痛くて、何を食べても旨くない。なんか人生の快楽の半分を削り取られたような気がする。だいたい口内炎なんて、たかが風俗嬢の言い訳病だと思ってたけど(分かる人だけ分かってね)、こんなにツライものだったのか・・・。
そういえば今日はホワイトデーでしたね。すっかり忘れてました。

3月13日
バイトの後で、上野オークラへ。『和風コンパニオン 絶頂露天風呂』のラスト、妙にノリがいい篠原さゆりの「ソレソレソレ」から入る(観てない人には意味不明)。
『未亡人女将 握って食べて』(00年・大蔵 監督/小林悟 脚本/三河介 出演/吉行由実・里見瑤子・森下美樹・坂入正三・港雄一・村井智丸・吉田祐健・幸野賀一)二大女優ですよ。珍しくカット割りも細かいですよ。柳田キャメラマンの手ブレも最小限ですよ。それなのになぜこんな出来なんだろう。一種の才能ですね、これは。
映画の後、品川で知人から荒井注イベントのチラシ版下を受け取る。うーん、なかなかいいよ。その後、某大監督に電話をしてから原稿書きに突入する。

3月12日
朝からひたすら原稿書き。これでだいぶ先が見えてきたぞと。
昼に佐々木共輔さんから電話。今度の荒井注イベントのスタッフリーダー(=使い走り)をお願いしているんですね。名優をこんなことに使っていいのだろうか?
夜、ちょっと休憩して、らんまんラジオ寄席の柳家権太楼「代書屋」を聴いているときに、衝撃の電話が!そうか、ついにそうなったか・・・。さすがにここにはまだ書けませんが、私には大ニュースです。うーん、楽しみだ。

3月11日
たまには親孝行ということでレンタカーを借りて両親を乗せ、千葉県千倉町まで墓参り&花の買い出し。アクアラインを通り、途中まで完成した館山道を走ったら、千倉町まで2時間少々。近くなりましたね。
帰宅後、疲れたので軽く寝る。22時頃起きて細かい用事を片づけている間に、またまた眠くなって寝てしまう。気づいてみたら翌朝7時。原稿書きはどうするんだよー!

3月10日
バイトの後、天麩羅の種類がやたらと多い立ち食い蕎麦屋に寄って、山手線半周爆睡してから、渋谷でエロ本の打ち合わせ。たまにはバイト先からまっすぐ帰りたいよぉ。

3月9日
バイトの後で、市ヶ谷で行われた「野上正義氏還暦記念パーティー」に出席する。若松孝二・滝田洋二郎ら、そうそうたるメンバーの中にいるだけで大満足。その上、たかとりあみさんとお話ししてしまったのだ。第四回ZOOM−UP映画賞・助演女優賞のコメントをもらいに行って以来だから、17年ぶりですよ。昔の面影そのままだったのが嬉しかったです。もう、大感激!池島監督、パーティーにお誘いいただき、ありがとうございました。

3月8日
バイトの後で、上野オークラへ。
『巨乳発情ナース』(00年・大蔵 監督/渡邊元嗣 脚本/波路遥 出演/神崎優・林由美香・西藤尚・佐々木共輔・螢雪次朗他)疲れていたからなのか、まったく楽しめなかった。結局出演者のノリ次第だと思うけど、良かったのは西藤尚くらいかな。螢さんはもうこの手の話には向いてないんじゃない?
映画を観ている間に携帯に留守電が入っていた。あわてて聞いてみるとかわさきひろゆきさんから。ハイハイ、星座のパンフの文章ね、今書いてるところなんです…って蕎麦屋の出前か!

3月7日
バイトの後、招待券で立川流日暮里寄席を観に行く。
【この日の出演者】快楽亭ブラ房「子ほめ」 立川談号「狸札」 立川談生「復讐おんな」 立川ぜん馬「長屋の花見」 桂文字助「雷電・小田原相撲」 −仲入り− 立川笑志「持参金」 立川談之助「松田一男一代記」 立川文都「胴乱の幸助」
上方大ネタの「胴乱の幸助」。文都の力から考えると、この日の出来は今ひとつだったが(客も重かった)、まぁ珍しい噺を聴くことができたので、良かったことにしましょう。また、今日も遊んでしまった・・・。

3月6日
というわけで、3時までに7500字のエロ告白記事を一本仕上げる。うーん、我ながらなかなかの出来。今度は官能小説にチャレンジしようかな。でも400字300円じゃ書く気がしないぞ、と(この間、某掲示板も同じこと書いた)。
午前中に起きて、中央信託銀行へ行き、預金を解約する。以前、北海道旅行を趣味にしていたことがあって、たくぎんの口座を持っていたんですよ。これなら北海道のどこでも手数料なしでお金を引き出せるからね。ところが、倒産によってその役目を果たせなくなったので解約したというわけです。このままにしておくと、また合併とかでごちゃごちゃしそうだし。
午後から神保町へ。遊覧舎へ寄った後、本屋街で原稿用資料を物色。ついでに橋で昼食をとる。この定食屋には昔から同じジイサンがいて懐かしいのだ。私が食べるのは、洋食メニューの中の「牛肉朝鮮焼」。このストレートなネーミングがたまりませんね。さて「朝鮮焼」とはいったいどんな食べ物でしょう?興味のある人は食べに行ってね。
都営新宿線から京王線で東映化工へ。高田監督デビュー作の試写を観る。
『痴漢電車 −ナマ足けいれん−』(00年・エクセス 監督/高田宝重 脚本/岡輝男 出演/新人の名前を忘れた・佐々木基子・池島ゆたか・荒木太郎他エキストラ多数)デビュー作だしあまり悪口は言いたくないが、コメディー&ラブロマンスを作りたいなら、せめてトーンを統一しないと。荒木太郎・池島ゆたかが見せる個性丸出しの芝居は確かに面白いんだけど、やはり抑えるべきところは監督がビシッと抑えないとね。それとラストのカラミ。女が男を優しく包み込む設定で、いきなり騎乗位は変だと思うけどなぁ。
終了後は打ち上げに参加。なぜかピンク映画サイトのメンバー(麻生みゅう・鈴木敦子・きく・瀬川ゆうじ)でお話しする。鈴木さんがスクリーンで観るより小柄で地味で可愛い方なのでちょっとビックリ。それから今夜の佐倉萌さんは、ダイエットの成果か一段と美しく輝いて見えました(と書くように言われた…)。

3月5日
いかんいかん。ちゃんと早起きして近くの図書館へ行き、山崎ハコのCDがあったので借りてきて聴いているうちに、すっかり眠ってしまった。脳ミソが腐るくらい寝ていたのだ。森山さん(何者でしょう)からの電話がなければ、今日一日寝てたかも知れない。歳のせいか結構疲れているんですね。えーい、今からエロ原稿を書くぞ!

3月4日
所用で以前勤めていた会社へ。そのまま中野へ移動し、第18回・トンデモ落語の会を観る。その前に時間があったので、タコシェで立ち読みをしていたら、PGのアンタッチャブル林氏に会う。同じ用件で来ていることが分かり、二人で仲良くなかの芸能小劇場へ。
【この日の出演者】快楽亭ブラ房「春の艶笑小咄」 立川志加吾「談之助の浮世根問」 立川談生「片輪泥棒」 三遊亭新潟「給水塔の幽霊」 −仲入り− 立川談之助「松田一男一代記」 快楽亭ブラック「子はカチンコ」
ブラックの「子はカチンコ」をまた聴いてしまったが、朝鮮人ネタや立川文都ネタが追加され、以前より噺に膨らみが出てきた。持ちネタのひとつとして定着しそうだ。ちなみにこの日場内でお会いしたのは、唐沢俊一・ソルボンヌK子・睦月影郎・北千住ひろし・松村克弥ら。そういえば斉藤清六を見かけたぞ・・・。

3月3日
バイトから帰ってきて、いろいろと電話しているうちに一日が終わってしまった。そうそう、新しい「P・G」が届いてました。いやぁ、座談会は字が細かくて読みにくいね。出席者以外誰も読まないんじゃないかな。

3月2日
バイトして、松屋でメシ喰って、電話して、原稿書いて、といういつも通りの一日。
伝言板にも書いたとおり、いよいよ2つのイベントが動き出しました。皆さんよろしくね。客が来ないと、今後はロフトプラスワンを使えなくなってしまう・・・。

3月1日
バイトの後で、出版社へ原稿を届けに行く。ということで、のんさんの分の『韓国夜遊び読本』、入手しましたよー!

2月29日
[松屋観察日記]いやぁ、毎日松屋で昼食をとってるといろんなことが起こるもんで、今日は牛丼とカレーを両方頼んで食べてる客がいました(カレギュウじゃないよ)。で、「みそ汁は一杯でいいよ」と言ってるのに、店員は案の定二杯持ってくる。決められたことしかできないのかね、まったく。もう一つ、紅生姜を取る道具(あれはなんて言うんだ?)を落とした客がいて、「スイマセン、落としました」と言ったら、店員全員の動きが止まってしまいました。つまり想定してない事態が起こると、どう対応すればいいのか分からないんだろうね。うーん、人間はここまでマニュアル化されてしまうのか・・・。
バイト終了後、吉祥寺のMANDA−LA2で山崎ハコのライブを聴く。去年の暮れに渋谷のジャンジャンで十数年ぶりに生のハコを聴いて、すっかりその世界に舞い戻ってしまった訳です。こぢんまりとしたライブが似合う人だしね。まぁ、こういう場所で水割り片手にハコを聴く自分自身に酔っている、というのもあるのですが。とにかくこれは私の根っこの部分なので、うまく説明できません。今夜は「未来の花」でハマってしまいました。

2月28日
バイト中に出版社から電話。「前に頼んだ原稿はどーなってるんじゃ!」「そっちが字数を連絡して来ないんじゃねぇか!」という内容をもっと紳士的に話し合う。ま、締め切りまでまだ4日もあるというのでひと安心。
東京に出てきている笠原シズオさんからも電話。また次の機会に会いましょうね。

2月27日
家で原稿書きと資料の読み込み。合間に図書館から借りた立川談志の落語CDを聴く(「黄金餅」「ぞろぞろ」「六尺棒」「疝気の虫」「小言幸兵衛」)。
夜はあちこちに電話をする。まぁ、いろいろあるよ、うん。

2月26日
早朝第1回目から上野セントラル4へ。
『どすけべ女社長 未亡人の性欲』(00年・新東宝 監督・脚本/小林悟 出演/愛染恭子・小池結・港雄一・久保新二・薩摩剣八郎他)会社が変わっても、小林テイストは変わらない。例えば、愛染が着替え→襖に隙間ができる→港が覗く→興奮して卒倒するふり→愛染が人工呼吸→港が愛撫→感じてくる愛染「人工呼吸ってこんなに気持ちのいいものだったかしら…」こんなベタベタな展開に何を書けばいいのか。ちなみにキャメラは飯岡さんなので、手ブレはありません。
『ノーパン痴漢電車 見えちゃった!』(00年・新東宝 監督/田尻裕司 脚本/武田浩介 出演/佐藤幹雄・池谷早苗・山崎瞳・奈賀毬子・桜居加奈他)大評判の前作同様、等身大の人間を描こうという意図は分かるし、事実それは成功していたと思う。しかし、私には佐藤幹雄演じる主人公が理解できないのである。もちろん世代の差が大きな原因であろうが、このキャラクターに痴漢をさせるという設定にも問題がありそうだ。それと等身大の女性を描くには、今回の女優陣では役不足。池谷の個性は認めるが、この役とは相容れないものを感じた。前作は久保田あづみという美形&演技派がいたからこそ成立したのだ、ということを証明する結果となった。
深町監督の旧作を観ないで昼食に。やはり松屋でカレーセット。もう病気ですな。食事の後は、そのまま上野オークラに入る。
『痴漢と覗き 指愛撫のうねり』(97年・大蔵「痴漢 極楽指めぐり」改題 監督/関根和美 脚本/小松公典・関根和美 出演/樹かず・水乃麻亜子・悠木あずみ・冴月汐他)以前観ているからどうしようかと思ったのだが、水乃&悠木に会いたくて早めに入場。でも半分くらい寝ていたけどね。
『痴漢の指2 不倫妻みだらな挑発』(99年・新東宝/ジャパンホームビデオ 監督/神野太 脚本/竹橋民也 出演/勝虎未来・江原修・港雄一・野上正義・佐々木麻由子・南けい子他)うーん、よく分からない。巧く作られているのに、何も伝わってこない。「人」の匂いがしない映画だった。
『人妻家庭教師 濡れしぐれ』(00年・大蔵 監督/小川欽也 脚本/水谷一二三 出演/椎名絵里香・江本友紀・小池結・杉本まこと・中川大輔・平川ナオヒ・久須美欽一)平均点じゃないですか?椎名絵理香がさまざまなSEXを見せてくれて、HAPPY ENDならそれでいいじゃない。これ以上を望んでも無理でしょう。
帰宅後は雑用を片づける。そうそう、今日の『痴漢の指2』で99年のピンク映画は見納め。PGのピンク映画ベストテン用にまとめてみたら、製作された103本のうち98本も観ていた。ちょっと観過ぎですかね。

2月25日
というわけで、今日の昼食は豚キムチでした。バイトの後で、新宿の某出版社へ。原稿を確認してから、ちょっとした打ち合わせ。続いて渋谷へ移動。なんで金曜日の夜8時に男3人が渋谷で待ち合わせねばならんのじゃ!との思いが吹っ飛ぶような好条件の原稿依頼。大丈夫、まかせてください。新ジャンルの勉強もしまっせ。でもなんだね、人が集まると派閥ができる、仕方がないよね。いつまでも八方美人じゃいられないぞ、と。

2月24日
バイトの後、G’S SPOT打ち合わせ。最近昼食に松屋のカレーセットばかり食べている。カレーにサラダとみそ汁がついて500円は安いよね。あしたは久しぶりに豚キムチ定食でも食べようかな。

2月23日
20日に引き続き、『痴漢電車 ナマ足けいれん』のエキストラ。集合してからかなり待ち時間があって、午後からようやく撮影開始となる。電車のシーンでは同じくエキストラで来ていた佐倉萌さんの隣に座ってしまったのだった。久々に会った北千住ひろしさんや、最近よく会うしょういちクン、ご存じPG軍団ともお話。
夕方に撮影終了。急いで帰宅して、昨日打ち合わせた雑誌の原稿を書く。あっさり完成してしまい、これでお金を貰えるなら万々歳である。また、こんな仕事がこないかな。

2月22日
バイトの後、雑誌社の人と会う。今は非常に忙しいのだが、まずまずの条件だったので仕事を引き受けてしまう。ホントに大丈夫なのだろうか?

2月21日
バイトの後、時間があったので山手線一周爆睡。そのまま新橋でダンボV10打ち合わせ。4人分の鍋を二人で平らげる。

2月20日
新人・高田宝重監督のデビュー作『痴漢電車 ナマ足けいれん』(エクセス)のエキストラで新宿の居酒屋へ。痴漢の達人・ムッシュ(池島ゆたか)の講義を聴く新人痴漢役で出演する。監督業がメインになった池島ゆたか&荒木太郎が久々に役者として火花を散らすシーンは、マニア必見の注目ポイント。公開をお楽しみに。18歳の新人女優も出てますよ〜。
帰宅後は例によって原稿書き。その間にいろいろな電話が・・・。今週も忙しくなりそうだ。

2月19日
ぼっーと寝てたらバイト先から電話。風邪をひいた人の代わりに働けないかと言われても、こちとらそんな暇なおアニィさんとはおアニィさんが違うんでぃ!電話のおかげで早起きできたので、朝から原稿書きをする。
ももんじゃさんと食事をしてから、北沢タウンホールへ。劇団星座ファミリー劇場『銀河鉄道の夜&よだかの星』を観る。うーん、やはり手塚美南子さんは凄いわ。子供を意識しているから、どうしても類型的にならざるを得ない公演なのに、見事ジョバンニに生命を吹き込んでしまった。ホント素晴らしかったです。ピンク関係では、カンパネルラが水原かなえ、その父に池島ゆたか、ジョバンニの母&生徒&インディアン(何じゃ、それは?)に麻生みゅう。ちなみに私もパンフに寄稿してます。会場で、佐倉萌に見棄てられたしょういちクンや、時代劇評論家になる(?)五代暁子さんや、PG軍団員とお話。でも今日は早めに帰宅して、原稿書きを続ける。
そうそう、最近年齢と乾燥のせいで肌がカサカサなんだよね。で、ドラッグストアに寄って、化粧品を物色。クリームでも320円から数千円のものまでいろいろあるんだね。その中でレトロな箱に入った妙なものを発見。その名もウテナ男性クリーム!大昔、ウテナお子さまクリームだっけ?テレビでCMやってたよなぁ。まだ会社が残っていたのか。だいたい、この昭和30年代のようなイラストは何なんだよ。面白いのでさっそく買って使ってみる。うーん、おやじ臭くていい香り。それにこれは意外と効きそうだぞ。

2月18日
今日もバイトと原稿書き。夜には仕事関係の電話が2本。ひとつはひょっとするとおいしいことになるかも・・・。しかしなんだね、バイトを始めたら、逆にライターとしての仕事が増えてきたね。世の中とはそういうものなんだな。

2月17日
確定申告で税務署へ。去年、会社勤めをしていたときに源泉徴収されていた分が全額戻るようだ。Lucky!韓国でも遊びに行こうかな。
続いて区役所へ行く。用を済ませてから、トイレで用を足す。役所でのう○ことかけて、経営が破綻した銀行ととく。そのこころは、税金で尻ぬぐいします。うまい!座布団5枚くらいもらえそうだ。
ということで(何が?)新宿へ移動して、G’S SPOT打ち合わせ。ゴメンネ、今は動けなくて。
さて、いよいよ本日のメインイベント。東映化工で池島組試写を観る。
『性奴の宿 うごめく女尻』(00年・大蔵 監督/池島ゆたか 脚本/五代暁子 出演/佐々木麻由子・河村栞・佐々木優香・千葉誠樹・平川ナオヒ・池島ゆたか 声の出演/神戸顕一・水原かなえ・山の手ぐり子)出ました、池島ゆたかのグレートムタ路線。もう、この路線はたまらなく好きですね。今回のポイントはラスト前の究極の愛の世界!その後のラストシーンがかすんでしまうほどのインパクトがある美しさでした。
終了後は、例によって明大前で打ち上げ。内輪話はさておいて、とりあえず一言だけ。「吉行由実さん、お元気ですかー!」

2月16日
性同一性障害の人に会いました。もう50歳くらいの人で、性別は女なんだけど、どこから見ても男。いやぁ、ビックリです。あとは昨日と同じで、バイト&原稿書き。それと友人の教師から、大和の性感ヘルス報告の電話あり。

2月15日
バイト&原稿書きで一日が終わる。しばらくはこんな日が多くなりそう。
今日のおまけ:久々に千葉名物Maxコーヒー(正しくはジョージアMaxだっけ?)を飲む。相変わらずの味ですな。

2月14日
雑用を片づけて上野オークラへ。
『黒下着の淫らな誘い』(00年・大蔵 監督/荒木太郎 脚本/内藤忠司 出演/時任歩・杉本まこと・風間今日子・篠原さゆり・快楽亭ブラック・荒木太郎他)久々にこってりした荒木テイスト。以前より演出力が向上した分まだ観ていられるが、私としては好きになれない作品である。ブラック師匠の出番はあれだけだったの?
『性戯の達人 女体壺さぐり』(00年・大蔵 監督・脚本/園子温 出演/夢乃・鈴木敦子・桐生アゲハ・神崎優他)独りよがりの悪ふざけをしたいのなら、自分で金を集めて自主制作をすべきである。大蔵映画もどうせ門戸を開放するなら、清水大敬・柴原光・吉行由実らにもっとチャンスを与えて欲しい。
終了後、矢上氏と待ち合わせ。招待券で日暮里特選落語会を観る。
【この日の出演者】立川國志舘「つる」 春風亭柳桜「粗忽長屋」 立川文都「親子酒」 桂小文治「長短」 −仲入り− 三遊亭吉窓「王子の狐」 柳亭燕路「締め込み」 立川談幸「淀五郎」
またまた「淀五郎」と聴くことになるとは。とにかく客が甘すぎて、演者が楽をしてしまっている。これではいい結果は生まれない。強いてあげれば、良かったのは吉窓かな。
しかし、バレンタインデーだというのに、色気のない一日だね。まぁ、すでに3つもチョコレートを戴いたからいいけど。いつもらったんだ!というクレームが出るかな? 私はこの日記に嘘は書いていません。でも、省略していることはあります、ハイ。
今日のおまけ:山手線で移動中、私立文京女子中(ハッキリ書くぞ!)の生徒数人が乗ってきて、「今日、鶯谷で降りるから」「ウグイスダニ〜?」「分かった!彼にチョコを渡すんだろ」「でも、鶯谷ってマズイんじゃない?」「チョコ使ったプレイでもするの?」なんて会話をしていました。さっきのピンク映画より、よっぽど興奮しますね。

2月13日
図書館から借りた立川談志の落語CDを聴く(「寝床」「妲己のお百」他)。午後はPGの99年下半期ピンク映画座談会。毎度のことだが、菓子を食べすぎてしまう。帰宅後、TSUTAYAで借りたビデオを観る。
『美少女戦士 コワトリン』(99年・エアフィールド 監督/植田中 出演/相沢知美・神戸顕一他)噂通りのチープな内容で、はじめはそれが面白いのだが、観ているうちにだんだん飽きてくる。そういう作品なんだからしょうがないけどね。

2月12日
「具流八郎の世界」を観に、川崎市市民ミュージアムへ行く。公共施設でピンク映画を上映してくれるんだからありがたい。料金も一本500円と格安。場内もきれいでいいんだが、なんか水の匂いがするんだよね。TDLのカリブの海賊みたいな独特の匂いが。
『情事の履歴書』(65年・国映 監督/若松孝二 脚本/大谷義明・若松孝二 出演/千草みどり・赤石健・野上正義他)脚本の大谷義明の正体は大和屋竺・曾根中生ら。女優が全裸で雪のなかを駆け回るシーンが話題になった作品で、まだまだ政治的な主張は強くない。社会の底辺でしたたかに生きる女が、法に触れずに男を殺す姿を描いていて、話としてはちょっとした推理小説のような出来ばえ。そして若き日の野上さんのハンサムなこと!これには驚きました。
『裏切りの季節』(68年・若松プロ 監督/大和屋竺 脚本/大谷義明 出演/立川雄三・谷川朱里・佐藤重臣他)なんだかさっぱり理解できずに、途中うとうとしてしまいました。『荒野のダッチワイフ』みたいに何度か観ているうちに面白くなるのかなぁ。
帰宅後、TSUTAYAで借りたビデオを観る。
『腹貸し女』(68年・若松プロ 監督/若松孝二 脚本/出口出 出演/門麻実・吉沢健・伊地知幸子・津崎公平他)最近なんで古いピンク映画のビデオを何本も観ていたのかというと、林田氏から「ピンク&ロマンポルノ」という本のピンク作品紹介をいくつか頼まれていて、万全を期すべき作品とか、話を忘れてしまった作品とかを観なおしていたわけです。で、この作品ですが、問題点は先の『情事の履歴書』と同じで、ストーリー重視の作品は若松監督の資質に合わないということですよ。政治的にアジりまくる話とか、連続レイプの話とかはいいんだけどね。
そんなわけで、ビデオの後は原稿書き。ふー、締め切りを二日オーバーしてやっと完成しました。

2月11日
取材で埼玉へ。内容は秘密です。で、行った先で個人営業の格安コーヒーショップに入ってトーストを注文したら、なんと銀紙に包まれた四角い銀リスマーガリンがついてきた。懐かしいなぁ。小学校の給食以来じゃないかな。
夕方東京に戻り、落語協会の2Fへ五街道佐助の勉強会を聴きに行く。
【この日の出演者】五街道のぼり「元犬」 五街道佐助「権助芝居」 −仲入り− 五街道佐助「淀五郎」
去年の暮れ、東映化工の控室で、映画『ロードランナー』の関係者を葉月螢さんに紹介してもらって、その中に佐助さんがいたんですね。で、そのときに名刺を交換したら、案内状が送られてきたので観に行ったというわけ。さすが役者出身だけに、歌舞伎調になるところは活き活きしている。でもあまりリアルに演じると「臭い」と言われたりするし、難しいところですね。まぁ、今の段階としては合格点でしょう。帰宅後はいつものように原稿を書く。

2月10日
原稿書きに専念する。夕方に気分転換と買い物を兼ねて散歩。ついでに税務署に寄って確定申告書を貰ってくる。何がなんだか分からないじょー。

2月9日
渡辺護監督に会う。むふふ、仕掛けますよ、いろいろと。
そうそう、荒井注さんが亡くなりましたね。フジカラーのCMに出ると聞いたときから、私はこの日が来るのを予期していました。人生最後の仕事はドリフの一員として・・・、そんな感じがしてましたよね。ご冥福をお祈り致します。神戸氏もショックかな。

2月8日
バイトと原稿書き。今日はそれだけで終わってしまった。そうだな、何か書いておこう。よく行くまずいラーメン屋にね、茶髪・ガングロ系の中国娘がいるんですよ。日本語はほとんどできません。妙な感じですよ。あと、K−1というラーメン屋を発見しました。いつ見ても客が入っていません。大丈夫なのでしょうか。

2月7日
朝からバイトへ。ところがやることがなくて午前中で終わってしまう。金曜日の段階で分かってたんだよ、私には。そこで、当初の計画通り東映化工へ試写を観に行く。
『痴漢電車 手のひらで桃尻を』(00年・大蔵 監督/国沢実 脚本/樫原辰郎 出演/村山竜平・沢井ひかる・川島ゆき・麻生みゅう・星野ゆき・寺十吾・幸野賀一他)エキストラで出演した作品。ほとんど映ってなかったけどね。さすが最近好調の国沢監督。典型的な痴漢電車のストーリー(コメディだと深町章監督が撮りそうな話)なのだが、前半後半でしっかりメリハリをつけて、暗から明へと見事に転調していく。癒しをテーマにしても、偽善的になることなく、初老の男のファンタジーとしてきれいにまとめていた。欲を言えば、女優がもう少し魅力的だといいんだけどね。中性的な雰囲気を活かした麻生みゅう以外は今ひとつでした。
終了後、わずかな休憩をはさんでもう一本の出演作試写。「今日は石動三六特集か!」と樫原さんに笑われながらも、再度試写室へ。そういえば樫原さんからいいものを貸してもらったんだ。内緒ですけどね。今度お返しに前田VSアンドレのビデオ貸さないと。
『CFガール ONANIEシャワー』(00年・大蔵 監督/小川欽也 脚本/清水いさお 出演/野村しおり・佐倉萌・江本友紀・伊藤美幸・杉本まこと・久須美欽一・平川ナオヒ・石動三六・しょういち・睦月影郎・おくの剛)いやぁ、出演した身としてはあまりいいたくないですが、最近の小川監督作品の中でもっとも悲惨な出来かも知れません。主演女優もストーリーも音楽も、ちょっと参ってしまいました。良かったのは江本友紀だけでしたね。野村しおりとは現場で挨拶を交わしましたが、とても素直ないい人でした。でも、役者が向いているかどうかは、それとは別の次元の問題ですよね。
小川組は打ち上げとかないし、原稿書きもあるから早めに帰ろうと、駅まで歩いて井戸田氏(遊びに来ていた)らと別れた瞬間、池島監督(東映化工で編集をしていて国沢組試写に合流)から携帯に電話。「国沢組の打ち上げをやってるから遊びに来い!」とのこと。みゅう2からの誘いは断ったのに(ごめんね)、どうも池島監督には弱い。そこで近くの居酒屋に顔を出すと、偶然小川組帰りの佐倉萌さんたちもいて、そのまま宴会に突入。いやぁ〜参った参った。さすがに二次会へは行かずに、さっさと帰宅して原稿書きをする。

2月6日
一日中原稿書きをするが、これがなかなかはかどらない。締め切りまでに終わるのだろうか?
久々に福岡オークラに電話して、いろいろと話をする。金があればまた行きたいけどね。ついでに船でプサンに渡って、美味しいもの食べて、夜はワノルドンで(以下、忙しいので省略)。

2月5日
バイトのはずだったのに、先方の都合でお休み。だったら昨日も休みにして欲しかったなぁ。おかげでせっかくのデートが・・・。
午後から都立中央図書館で調べ物。1ヶ月の改装を経て、ようやくパソコンで検索できるようになったが、暫定オープンなのでまだまだ端末が少ないし使いにくい。でも、食堂が今まで通りだったのは嬉しかったね。ここの麻婆ラーメン(480円)は辛くておすすめです。公共施設だと江東区役所のラーメンも安くて旨かったなぁ。確か300円以下だったはず。つぶれた寄席・若竹の正面にあります。
ドトールで読書して、新宿末広亭の深夜寄席へ。
【この日の出演者】柳家三之助「千早ふる」 三遊亭小田原丈「ウンコタレ(新作。多分こんな題名ではない)」 柳家喬太郎「彫師マリリン」 林家たい平「二番煎じ」
喬太郎&たい平、二ツ目最後の揃い踏みということでどうなるかと思ったが、案の定開場前から長蛇の列。入場者数は250人を超え、立ち見が出る大盛況。その中で二人はそれぞれの持ち味を活かしたいい高座でした。

2月4日
「甘すぎる生活」も今日でおしまい。日記を止めるのではなく、財政が破綻したのでアルバイトを始めたのである。さぁ、いつまで続くでしょうか?とりあえず初日の感想。世の中には馬鹿が多すぎるぞ!

2月3日
例によって遊覧舎とTSUTAYAへ。矢上氏(突然新しい名前出現)に誘われ、招待券で立川流日暮里寄席を観る。場内に唐沢俊一氏や開田あやさんがいらしたので、軽くご挨拶。
【この日の出演者】立川談号「素人鰻」 立川志っ平「やかん」 立川談四楼「弥次郎」 立川文都「反対俥」 立川左談次「五人廻し」 −仲入り− 立川笑志「幇間腹」 立川志遊「初天神」 立川談之助「夢花火」 大喜利(豆まき)
この日の収穫は左談次だね。いつもは軽い噺か漫談なのに、突然の大ネタ。それも喜瀬川を取り巻く五人を澱みない口調でコミカルに描写して見事な出来栄え。いやぁ、驚きました。でも、最後の豆まきに出てきたときには、いつもの単なる酔っぱらいでしたが。

2月2日
午前中から私用であたふた。夕方、ももんじゃさんと食事をしてから、上野セントラル4へ。映画の日なので1300円で入れた。場内で吉永氏とバッタリ。
『団地妻 不倫でラブラブ』(00年・国映/新東宝 監督/サトウトシキ 脚本/小林政広 出演/横浜ゆき・林由美香・さとう樹菜子・本多菊雄・伊藤猛・川瀬陽太)面白い脚本だと思うんだ。それなのになぜトシキ監督は、いつもの『団地妻』のようなとぼけたタッチで演出しなかったのだろう。顔のアップの切り返しとかがなく、長回しばかり。せっかくのカラオケ第二弾も不発。観ていてすっかりくたびれてしまいました。おまけですが、あの大きな露天風呂は那須湯本の北温泉ですね。すぐ近くの大丸温泉には行ったことがあります。
『一週間 愛欲日記』(00年・国映/新東宝 監督・脚本/小林政広 出演/葉月螢・川瀬陽太)『CLOSING TIME』に辟易していただけに、まったく期待していなかったんですよ。ところが、出だしは快調。これは「SEXを通して人間を描く」というピンク映画の王道を行く作品になるんじゃないか。去年の田尻監督『OLの愛汁 ラブジュース』のような傑作になるんじゃないか。そんなことを考えながら観ていたら、あっという間に失速。何のことはない、この二人は単なる馬鹿だったんだわ。こうなると「SEXを通して人間を描く」どころではなく、「馬鹿な人間のSEXを描く」だけの作品に転落。一見唐突に見えるラストシーンも私は納得できましたね。「馬鹿なんだから」しょうがないんだよ、うん。
帰宅後はTSUTAYAで借りてきたビデオを観る。
『女パチンカーの性行動』(00年・OV・TMC 監督/笠原唯央 脚本/五代暁子 出演/浅見じゅん・間宮ルイ・相沢知美・篠原さゆり・神戸顕一・熊谷孝文・幸野賀一他)去年の真夏にエキストラで行った作品。客役でチラッと映ってました。パチンコ屋を二晩貸し切りで撮影してます。劇中、カンベちゃんが唄っているのはドリフの「誰かさんと誰かさん」。それと、間宮ルイって、演技も上手くないし美人でもないけど、なんかいいんだよなぁ。同感の人はFMWの後楽園ホールへどうぞ。よく観に行ってるそうですよ。

2月1日
新宿のTSUTAYAに寄った後、小川組のアフレコでシネキャビンへ。佐倉萌さんや久須美欽一さんと一緒のシーンなので、NGを出して迷惑をかけないように緊張の一瞬。なんとか無事に終了する。良かった良かった。自分の出番以外に陰の声も一つ担当。でも、いつ見ても中村さんの仕事ぶりは凄いよなぁ。これぞプロの職人技!そうそう、控室では佐倉さんとしょういちクンから余った巻き寿司をいただいてしまいました(こんなことを書いている自分が情けない…)。

1月31日
所用で区役所などあちこちを回る。合間に立川談志のCDから「四季の小噺」「居残り佐平次」。
夜は原稿書き、と思っていたら締め切りが延期。それでも書くぞ!と張り切っていたら、こういう日に限って電話が何本も。これ幸いとサボってしまう。久々に神戸顕一さんからも電話。近々「裸の女優たち」の印税が入るとのこと。Lucky!しかし、今週も野暮用だらけですな。

1月30日
阿佐ヶ谷の劇団・展望で、現代映像研究会の第3回上映会を観る。
『ふくろうの河』(61年・アメリカ)これが面白いんだな。短編小説を題材にしたということだが、このアイデアは映像にしたほうが絶対にいい。
『荒野のダッチワイフ』(67年・国映/大和屋プロ 監督・脚本/大和屋竺 出演/港雄一・山本昌平・麿赤児・大久保鷹・野上正義・山谷初男・津崎公平他)数回観たが、今回が一番面白かった。ストーリーを覚えているだけに、画面の雰囲気を楽しむ余裕ができて、そうなると逆に話が深く分かるという好循環。良かったですよ。
映画の後は、港雄一&松島政一対談。案の定、噛み合わなくて笑ってしまう。特別ゲスト・大久保鷹の乱入もあり。
終了後はその場で飲み会。ここには書かないけど、いろいろあったみたいですよ。

1月29日
家で原稿書き。合間に図書館で借りてきた立川談志の落語CD(「短命」「小猿七之助」「羽団扇」「花見の仇討」「たぬき」)を聴く。昭和43年頃の録音で、才気溢れるという表現がピッタリの出来。
夜は、先日TSUTAYAで借りたビデオを観る。
『十三人連続暴行魔』(78年・新東宝 監督/若松孝二 脚本/出口出 出演/馬津天三・日野繭子・杉佳代子・たかとりあみ・高木マヤ・荒木クミ子・千葉久美子・吉岡一郎他)亀有のラストショーで久しぶりに再見、と思っていたら大混雑で観られなかった作品。タイトル通り(男も含めて被害者は13人)のストレートな内容で、若松孝二らしさがよく出ている。
去年、韓国で買ってきたコッピ(インスタントコーヒー)が余っていたので、じっくり味わって飲む。うーん、やっぱり旨い。日本のインスタントとは比べものにならないね。

1月28日
割引券で、上野広小路亭「しのばず寄席」へ。
【この日の出演者】春風亭昇七「寿限無」 夏子(漫才) 三遊亭遊吉「粗忽の釘」 三増巳也(曲独楽) 快楽亭ブラック「お血脈」 伊藤夢葉(奇術) 三遊亭圓橘「うどんや」 −仲入り− 神田紫「勘助島の由来」 春風亭鯉昇「武助馬」 前田隣(漫談) 昔昔亭桃太郎「勘定板」
客席の9割が老人という普通の寄席に出ても、ブラックと前田隣は危ない。ブラックの古典落語に出てくる石川五右衛門は、生理中の女を強姦しようとして「楼門五三桐」よろしく「月経かな〜」と見得を切るし、前田隣は「浅草では犬をモツ煮にする」とか「傴僂が仰向けに寝ると足が上を向く」とかヤバいネタの速射砲。でも、結構受けてるんだよなぁ。正統派では鯉昇が力を発揮していた。夏子はまだ人前に出せるレベルではない。紫の講談に出てくる「勘助島」を検索したら、大阪大正警察署のHPにたどりついた。実在する場所なんだね。
ドトールコーヒーで休憩して、そのまま上野オークラへ移動する。
『覗かれた不倫妻 主人の目の前で…』(99年・新東宝 監督/榎本敏郎 脚本/井土紀州・榎本敏郎 出演/伊藤猛・沢田夏子・川瀬陽太・岸加奈子・さとう樹菜子・伊藤清美・木全公彦・小林節彦・いずみゆきこ他)大嫌いなタイプの映画だった。何も言うことなし。
『援交コギャル おじ様に溺れて』(00年・大蔵 監督/池島ゆたか 脚本/五代暁子 出演/河村栞・水原かなえ・佐倉萌・千葉誠樹・かわさきひろゆき・池島ゆたか・神戸顕一・幸野賀一他)試写以来4ヶ月ぶり。溝口健二の『祇園の姉妹』を現代に置き換えたあたりはうまくできている。問題は妹の性格設定にありそうだ。『祇園の姉妹』での妹(山田五十鈴)はどことなく「女」の部分を残しているので、ラストの涙で観客の共感を誘うのだが、こちらの妹(河村栞)は強気一辺倒なので、ラストの涙が唐突に見えてしまう。その分、得したのが姉役の水原かなえで、原作の姉がただ愚鈍なだけの存在なのに対し、こちらは妹思いの母性まで表現することができた。これは水原の好演もさることながら、五代脚本の視点がそちらに向いていたということなんだろう。相変わらず佐倉さんは良かったです。おっと、ひとりだけ「さん」をつけてしまった。
帰宅後、先日TSUTAYAで借りたビデオを観る。
『強奸監禁座敷牢』(99年・OV・ピンクパイナップル 監督・脚本/佐々木浩久 出演/佐倉萌・小野美晴・中根徹・下元史朗他)昔の大蔵怪談のような味わい。ビデオ撮影なのでどうしてもチープだが、役者陣に恵まれていてなかなか面白い。死ぬ場面での佐倉萌の表情は非常に怖いです。

1月27日
新宿でG’S SPOT打ち合わせ。ついでにTSUTAYAを覗いたら、自分がエキストラで参加した作品が新作OVコーナーに4本並んでいたので嬉しかった。
その後試写会のため、千代田公会堂へ。
『遠い空の向こうに』(99年・アメリカ)いやぁ傑作ですよ、これは。ただひとつ残念だったのは、ラストのスペースシャトルと星条旗。失われつつある「アメリカの愛と夢と良心」を巧みに描いてきたのに、最後にそれが「強いアメリカ→アメリカ至上主義」に転化してしまっては、せっかくの感動も興ざめ。まぁ、アメリカ国内ではこのほうが受けるんだろうけど・・・。

1月26日
昨日の続き。足立正生の上映会は出所に合わせて企画されたとのこと。でも戻ってこないよね。
さて、今日はまず生方氏から借りたビデオを観る。
『不能者』(67年・国映 監督・脚本/小林悟 出演/仲小路慧理・島たけし・松井康子・谷ナオミ・清水世津・林美樹・藤ひろ子・北村淳・鶴岡八郎・九重京司・津崎公平・椙山拳一郎他)今までに観た小林悟監督作品の中で一番面白い。不能者の男とその彼女の苦悩に親子の情を絡め、通俗的だが筋の通った作品に仕上げている。特に手術費用を捻出するため、女が不本意ながら他の男と付き合うシーンの流れるようなカット割りとカメラワークにはビックリ。唐突なラストはちょっと残念だったが、最近の作品とは雲泥の差と言っていい。豪華なキャストの中で、堅実派の椙山拳一郎がキレた役を演じているのにも驚いた。役者時代の新田栄=北村淳も若かったね。
夕方から中野へ。久しぶりに青葉の特製中華そばを食べる。やっぱり旨い!そのままなかの芸能小劇場で、「快楽亭ブラックひとり会」を観る。
【この日の出演者】桂サンQ(実は快楽亭ブラック)「大安売り」 快楽亭ブラック「味噌蔵」「一発のOMANKO」 −仲入り− 前田隣・快楽亭ブラック(放送禁止漫才) 快楽亭ブラック「子はカチンコ」
落語ファンならお分かりのとおり、「子はカチンコ」は「子は鎹=子別れ(下)」のパロディ。酒好きの大工・熊五郎の代わりに、映画好きの咄家・立川志らくが主人公である。パロディの名作「川柳の芝浜」に比べるとまだ消化されていないが、練っていくうちに面白くなりそうだ。しかし、この日一番凄かったのは前田隣。♪親亀の背中に子亀を乗せて〜、で一世を風靡した人だが、ヤクザ・ヒロポン・支那人・下ネタ・内輪話と言いたい放題。肝臓ガンに冒された芸人の断末魔の叫びは、どこまで暴走を続けるのか。

1月25日
出版社で打ち合わせ。そのまま新宿TSUTAYAでビデオを借りる。なぜか中村幻児監督『Kamome』のチラシが置いてあったので貰ってくる。この作品にはスナックの客役で出演したのだが、残念なことにほとんど映っていないのだった。クレジットには名前が出てるんだけどね。ところで、出演兼プロデューサー補の鈴木佐知ってあの人?もう一枚、シネマ下北沢での「足立正生全映画上映会」のチラシもあった。ピンクでは『堕胎』『避妊革命』を未見なので、観に行こうかな。昔、六本木で『略称・連続射殺魔』が上映されたとき、チラシに「足立正生の顔写真は交番に行くと貼ってある」と書かれていて、思わず笑ってしまいました。服役中のレバノンから戻ってくることはないのだろうか。

1月24日
小川組『アイドル 濡れた欲情』(大蔵)のエキストラで、飛鷹スタジオへ行く。素人の私がまたまたセリフのある役を戴けるとは。それも4つのセリフを久須美欽一さん、佐倉萌さん、野村しおりさんとやり取りするのである。その上、台本は当日渡し。横では杉本まことさん、横須賀正一クンが見守っている。緊張するな、と言うほうが無理ですね。まぁ、とりあえずNGを出さなかったからいいか。
それと1月20日の日記ですが、本人から直々に訂正がありました。朝の4時半にシラフだったのではなく、朝の4時半にようやく酔いから醒めたのだそうです。うーん、この日記は佐倉萌さんにも読まれていたのか・・・。今度ゲストブックに何か書いていってね。

1月23日
所用で以前勤めていた会社へ。健康のためそこから上野まで1時間ほど歩き、PG主催の薔薇族映画鑑賞ツアーに参加する。待ち合わせ場所の前を、国沢実監督が通り過ぎたので軽くご挨拶。次回作(夏公開)の内容をちょっとだけ聞いたが、まだここには書けません。さてさて、総勢10名くらいでぞろぞろと世界傑作劇場へ入る。
『天使の楽園』(99年・ENK 監督/鈴木章浩 出演/今泉浩一・葉月螢他)良くも悪くも自主映画。葉月螢が等身大の役を演じているのは珍しい。葉月フリークの瀬川氏と相談の上、このパターンを素葉月(すはづき)と名づけることにしました。関西の素うどんみたいだね。
『男心、ゆれる愛』(99年・大蔵 監督・脚本/山崎邦紀 出演/中村英児・やまきよ・村上ゆう・石川雄也他)難解なことで有名な山崎監督の薔薇族作品。今回もさっぱり分かりませんでした。クラゲ・コンドーム・自転車の三題噺なのかな。
終了後は、みんなで飲み会。例によってうだうだとお話。
今日はちょっと無駄話を書きます。まずはプロレスネタ。IWAジャパンでMAYAが試合しているとき、清水大敬あたりが乱入してマイクを握り、「お前は扇まやだろ!」と叫んだら受けるんじゃないかな。スイマセン、「お前は平田だろ!」のパロディです。分かる人だけ分かってください。もう一つ無駄話。先日マクドナルドで今だけ安いダブルバーガーを食べたら、ハンバーグが3枚入ってました。これぞ幻のトリプルバーガーか!ついでにもう一つ。松屋でカレーを食べたら、信じられないほど大きな肉が入っていました。しかし、貧乏くさいものしか食べてないなぁ。まぁ、天玉ソバよりはマシか・・・。

1月22日
いつものようにダラダラ過ごす。夜は生方氏から借りたビデオを観る。
『やくざ刑罰史 私(リンチ)刑!』(69年・東映 監督/石井輝男 脚本/石井輝男・掛札昌裕 出演/菅原文太・吉田輝雄他)残酷なキワモノ映画というより、石井輝男が様々なやくざ映画のパターンを借りて遊んでいるような作品。それほど面白くはなかったが、独特のテンポで退屈することはない。

1月21日
浅草シネマへ行く。
『女課長の生下着 あなたを絞りたい!』(94年・エクセス 監督/鎮西尚一 脚本/井川耕一郎 出演/冴島奈緒・吉行由実・小沢健三他)これがお目当ての作品で、知り合いだった人が出演しているのである。冒頭に出てくる自殺志願の青年がその人で、確か原将人監督と親交があったのが縁で現場に呼ばれ(?)、なんと冴島奈緒とカラんでいる。うーん、うらやましいぞ。映画そのものも、現実離れした軽さが楽しい佳作。冴島奈緒の魅力もよく出ている。昔はエクセスでもこんな作品があったんだよね。
『小田かおる 貴婦人O嬢の悦楽』(95年・エクセス 監督/浜野佐知 脚本/山崎邦紀 出演/小田かおる・吉行由実・平賀勘一・桃井良子・栗原良・杉本まこと)昔を知る者にとってこの小田かおるは辛い。先日の『トゥナイト2』に出ていた小田かおるはもっと辛い。浜野監督ならではの、こってりしたカラミを演じているのは立派だが。
『朝吹ケイト お固いのがお好き』(93年・エクセス 監督/浜野佐知 脚本/山崎邦紀 出演/朝吹ケイト・山本竜二・栗原良・平賀勘一・哀川うらら・瑠璃奈他)女が能動的にSEXを享受するという典型的な旦々舎パターン。朝吹ケイトは去年の出演作のほうが綺麗でしたね。
せっかく浅草に来たので、浅草寺でお参り。新しくできた東洋館(元フランス座)はすっかり松竹演芸場化していた。これは楽しみだ。
山本氏に誘われて、東商ホールへ試写会を観に行く。
『ラブ オブ・ザ ゲーム』(99年・アメリカ)感動の押し売りのような脚本なのに、それがあまり伝わってこないのは、主人公二人の性格設定に問題があったのか、演出が凡庸なのか。瑣末なことにこだわりたくはないが、長距離砲ではない若手の左バッターで、投手の頭を越えるような高いバウンドのゴロを打ちながら一塁の数メートル手前でアウトになるような鈍足の選手は、大リーガーになれないと思います。

1月20日
珍しく朝からインターネットに接続してみたら、笠原さんのページに佐倉萌本人の書き込みが!いやぁ驚きましたね。朝の4時半に佐倉さんがシラフだとは。いや、そうじゃなくて・・・。
そんなこんなで一日中原稿書きをするが、いろいろと気が散ってなかなか進まない。単純なカードゲーム・ハーツにハマってしまうわ、落語事典を読んでしまうわ。
夜、出版社から電話があり、仕事を一つGETできそうな感じ。よーし、この調子だ。
寝ようと思ったら、数十年来の旧友から電話。「弁護士を紹介してくれ」と言われてもねぇ。夫婦間でなんとか解決してくださいよ。

1月19日
地の果てで、ももんじゃさんと食事。和食系ファミレス夢庵でのんびり。ドリンクバーの種類が多くて嬉しい。ここはどこの系列なんだろう?
山本氏に誘われて、九段会館へ試写会を観に行く。
『クッキー・フォーチュン』(99年・アメリカ)シリアスな死を題材にしているだけに、その後の展開を楽しめと言われてもねぇ。リヴ・タイラーが出てくる場面以外は観ていてつらいものがあった。しかしロバート・アルトマン監督74歳、小林悟監督69歳。いや別に深い意味はないんですけどね。

1月18日
11日のリベンジで新橋ロマンへ。
『女子アナ 盗撮下半身』(99年・エクセス 監督・脚本/佐々木乃武良 出演/水原美々・佐倉萌・里見瑤子・岡田謙一郎・久須美欽一・山内健嗣他)テレビ界の異常な内幕を風刺しようという意図は分かるが、それと対照的な存在となるべき一般人カップルの位置づけが中途半端。水原美々が転換するポイントも分かりにくい。まぁ女優を楽しんで観ればそれでいいのだが。
『田口ゆかり ザ・ケイレン』(86年・にっかつ 監督/渡辺護 脚本/池田正一 出演/田口ゆかり・嵯野華恵美他)ロマンX作品。二人の女性の本番を75分もダラダラ見せられるのだからたまらない。渡辺護のフィルモグラフィーに汚点を残した一本である。
『美人取立て屋 恥ずかしい行為』(99年・エクセス 監督・脚本/工藤雅典 脚本/橘満八 出演/青山実樹・佐々木ユメカ・黒田詩織・森士林・吉田祐健・飯島大介他)制約の多いエクセスで、なぜ工藤監督だけがカラミの少ない作品を撮っていいのか分からないが、前作に続いて主演女優に感情移入できないのが致命傷である。佐々木ユメカは良かったけどね。
瀬川氏に誘われて、よみうりホールへ試写会を観に行く。
『ストーリー・オブ・ラブ』(99年・アメリカ 洋画は面倒なので以下省略)あまり期待しないで時間潰しに観るんだったら面白いんじゃないの?大人の洒落た会話劇という感じで、こんなテーマをピンクで撮れたらいいのになぁ、と思いながら観ていた。ミシェル・ファイファーは綺麗でした。

1月17日
割引券を貰ったので、上野広小路亭で「新鋭女流花便り寄席」を観る。こんな呑気なことをしてる場合じゃないんだけどね。
【この日の出演者】宝井梅星「黒田節の由来」 田辺一邑「西行歌行脚より鼓ヶ滝」 桂小文「時そば」 春日井あかり「阿部主従隅田川乗切り」 −仲入り− 田辺つる路「本能寺合戦」 春風亭美由紀(俗曲) 一龍斎春水「静の舞」
一龍斎春水は元祖声優アイドルともいえる麻上洋子。どうしても芝居臭は抜けないが、かなり力をつけてきた。前から感じているのだが、雰囲気が吉行由実に似てるんだよなぁ。ちなみに春水さんのホームページでは「講談宇宙戦艦ヤマト」をちょっとだけ聴くことができます。他のメンバーは、まぁこんなもんでしょう。前座の一邑は将来楽しみだね。
夜はTSUTAYAから借りたビデオを観る。これは半分仕事みたいなもんだ。
『連続暴姦』(83年・新東宝 監督/滝田洋二郎 脚本/高木功 出演/大杉漣・織本かおる・麻生うさぎ・竹村祐佳・螢雪次朗・末次真三郎他)リアルタイムで観たときほどハードな印象は受けなかったが、やはりよくできた傑作だ。当時の女優はいい味を持ってましたね。今は亡き上板東映を見られる貴重な作品でもある。
『ブルーフィルムの女』(69年・国映 監督/向井寛 脚本/宗豊 出演/橋本実紀・藤井貢・吉岡一郎他)ピンク映画史に名を残す作品なのだが、そんなにいいのかな。だいたい向井監督の映画って、面白いと思ったことないし。藤井貢は佐野周二・上原謙とともに松竹三羽烏だった人。カラミまでやっているからご立派である。

1月16日
図書館で本を借りて、お気に入りの近所のコーヒーショップへ。ドトールのようなチェーン店ではないが、安くて美味しいのである。原稿がたまってきたので、そろそろちゃんと書かないといかんなぁ。ということで、夜はお仕事。

1月15日
上野オークラへ行く。
『人妻不倫痴態 −女医・弁護士・教師−』(99年・エクセス 監督/新田栄 脚本/岡輝男 出演/林由美香・佐々木基子・川原理香・久須美欽一・杉本まこと・田嶋謙一・竹本泰史他)見落としていたので観たのだが・・・。だめだ、こりゃ。
『花嫁は初夜に濡れて』(00年・大蔵 監督/国沢実 脚本/樫原辰郎 出演/さとう樹菜子・篠原さゆり・石井かおり・浅倉麗・真央はじめ・杉本まこと他ゲスト多数)ウラ話を聞いていただけに、作品として成立していて良かったと思ってしまう。「災い転じて福となす」というか「怪我の功名」というか、さとう樹菜子と篠原さゆりのパートが実にいいのだ。韓国映画『ディナーの後に』を思い出した。意表をついたラストも好きです。
『生出し若奥様 しびれる』(96年・大蔵 監督・脚本/国沢実 出演/田中真琴・林梨沙他ゲスト多数)今週は国沢監督特集ですね。これも見落としていた作品だが、内面的な葛藤をただそのまま絵にしただけのような印象を受けた。映画的な魅力に乏しく、観ていてどっと疲れてしまった。久々に長髪の西藤尚を見たが、なんか違和感があるね。
かわさきひろゆきさんから電話。そうだ、星座のチラシの原稿を忘れてた〜!

1月14日
国沢組『痴漢電車 手のひらで桃尻を』(大蔵)のエキストラ。最近の大蔵のタイトルは、熟語で始まり助詞で終わるパターンが多い。7時に新宿に集合し、電車内→飛鷹スタジオと移動して22時まで。撮影の合間に旧知の脚本家・樫原さんと有意義な馬鹿話をする。この作品はGW公開で、4人の女優が出演。ポイントになるのは魅力の増した麻生みゅう(書き込み御礼のヨイショではない…かな?)。新人&お久しぶりのメンバーもいるので、そのあたりも注目。賛否両論となりそうな衝撃のラストシーンもお楽しみに。

1月13日
新宿へ。TSUTAYAに寄って古いピンク映画のビデオを借りる。そのあとでG’S SPOT打ち合わせ。帰りに何を食べてもまずい新宿駅の立ち食いそば屋で、ナムル丼という変なものを食べてみる。案の定とってもまずい。明日に備えて今夜は早寝。

1月12日
招待券が手に入ったので、上方から来演している露の五郎を観に国立演芸場へ行く。
【この日の出演者】金原亭小駒「真田小僧」 入船亭扇治「垂乳根」 一龍斎貞友「出世の大杯」 露の新治「権兵衛狸」 おぼん☆こぼん(漫才) 露の五郎「芝居噺 本能寺」 −仲入り− 伏見知か志(歌謡模写) 柳家さん助「親子酒」 叶家勝二・小奈美(曲芸) 桂南喬「天狗裁き」
私には面白いんだけど、招待客が多いなかで正統派の芝居噺は受けてるのかな。貞友はちびまる子ちゃんの母親役の声優。講談は初めて聴いたが、言葉が滑って今ひとつ。普段の寄席では10分くらいのさん助に20分もつきあうのは辛い。南喬の「天狗裁き」もさん喬と比べてしまうとちょっとね。
夜、井戸田氏から電話。ホームページのリンク集に加えてくれたとのこと。さっそく読んでみたら、このページが高く評価されていて照れ笑いでニヤニヤ。と、そこに小川欽也監督から電話が!(因縁ですな) なんと次回作への出演依頼でした。

1月11日
新橋ロマンにエクセスの正月作品を観に行ったら、予定変更で16日からになっていた。くそ〜、交通費を無駄にしてしまった。不愉快なので今日はこれでおしまい。

1月10日
出かけようと思っていたのだが、財布の中にわずか千円しか入っていないことに気づく。引き出すのに手数料を取られるのも悔しいし、近所をぶらぶらと散歩しただけで帰ってくる。なんと谷啓製作所という工場を発見。中からは「ガチョーン」という音が・・・するわけないか(いかん、日記なのに読者ウケを狙ってしまった)。
家で資料調べと原稿書きを少々。久しぶりの仕事ですね。渡辺護監督にビデオのお礼の電話をしていろいろと話す。うーん、あれは酒の席での冗談ではなかったのか。ここにはまだ書けないけど、面白いことになるかも知れない。
「ぴあ」のプレゼントで浅草新劇場・世界館・シネマの招待券が当たる。何を観に行こうかな。やはり朝吹ケイト・小田かおる・冴島奈緒のビッグネーム3本立だろうか。

1月9日
そうか図書館へ行けば懐メロを無料で借りられるんだ、ということに気づいたので、今度は小林旭のベストCDを借りてきて「ダイナマイトが150トン」を聴く。『痴漢電車 いやらしい行為』(佐藤寿保監督)で林由美香が唄っている曲ですね。ついでに「恋の山手線」でも覚えようかな。
渡辺護監督からお借りしたビデオをじっくりと観る。
『おんな地獄唄 尺八弁天』(70年・関東映配 監督/渡辺護 脚本/大和屋竺 出演/香取環・国分二郎・武藤周作・吉田純・辰巳典子・野上正義他)評判の『夜のひとで』よりこちらの方がずっといい。東映の『緋牡丹博徒』に似た設定だが、仏(弁天)に翻弄される人間の煩悩、後年よく描いた反権力へ向かう少女の生き様なども盛り込まれていて、これぞ渡辺護を象徴する一本。野上さんが若いチンピラという配役に時代を感じてしまった。
『激撮!日本の緊縛』(80年・新東宝 監督/渡辺護 脚本/小水一男 出演/日野繭子・市村譲・下元史朗・大杉漣・堺勝朗・岡尚美・中川夕子他)これはリアルタイムで観ている(当時のメモによるとエビス地球座だって。どこにあったか覚えてないぞ)。徴兵拒否した恋人の代わりに憲兵に犯された少女の復讐が孫の代で完結する、というスケールの大きな女性三代記。三役を演じる日野繭子はもちろんいいのだが、憲兵役の市村譲も負けていない。今では考えられないが、玉音放送や当時のニュースフィルム、時代ごとの流行歌をガンガン採り入れていて、それが逆に女性三代の数奇な運命を弱めてしまっている。
『団地妻を縛る』(80年・新東宝 監督/渡辺護 脚本/小水一男 出演/岡尚美・日野繭子・市村譲・大杉漣他)これは当時ピンク映画のメッカだった新宿名画座で観た。「くさや」を食べるシーンだけ覚えていたが、日野繭子演じる団地妻が一人の女として自立していく話だった。渡辺監督の現代劇は今ひとつのものが多いが、これも展開が唐突で納得いかない部分がある。

1月8日
久しぶりに渋谷へ。喜楽でワンタン麺を食べる。しかし相変わらず嫌な町だね。ガメラが襲撃して燃やしてくれないかな。
ジャンジャンでの「放送禁止落語会 全員集合サヨナラやけくそフォーエバー大会」を観る。ここに来るのも今日で最後かな。
【この日の出演者】(タイトル不明の新作落語は勝手に名づけています)快楽亭ブラ房「朝鮮人の恩返し(序)」 川柳つくし「川柳川柳に捧げる歌」 快楽亭ブラ談次「名前の由来」 三遊亭小田原丈「柳家小せん物語」 柳家喬太郎「3分で分かる双蝶々」 快楽亭ブラック「朝鮮人の恩返し」 三遊亭圓丈「柳家ヘレン」 林家彦いち「ススキノパトロール」 柳家小ゑん「即興詩人」 −仲入り− 夢月亭清麿「バスドライバー短縮版」 三遊亭新潟「川柳川柳物語1」 春風亭昇輔「川柳川柳物語2」 立川談之助「赤尾敏物語短縮版」 林家源平「挨拶」 立川左談次「挨拶」 テンカウントゴング(全員)
最後は時間がなくて大騒ぎだったが、サヨナラ公演というより正月の寄席のようなノリでそれなりに面白かった。まぁジャンジャンが続いたとしても、メンバーの目指す笑いの質が大きく異なってきただけに、そろそろ限界だっただろう。
帰宅して留守電を聞くと、とても偉い方からメッセージが吹き込まれていた。思わず平伏して承る。そのあとで仕事の筺うーん、忙しくなりそうだ。

1月7日
神保町のチケットショップ・遊覧舎へ。健康のために、そこから上野まで歩くことにする。駿河台を上り、聖橋を渡って神田明神へ。江戸の演芸に興味がある身としては、やはりここでお参りは欠かせない。妻恋坂から黒門町を抜けて上野到着。今年初めてのピンク映画を上野オークラで観る。
『痴漢タクシー エクスタシードライバー』(99年・新東宝 監督/新里猛作 脚本/大河原ちさと 出演/田中要次・奈賀毬子・佐倉萌・風間今日子・久保新二他)田中&佐倉カップルの行方や奈賀毬子の生き方が綺麗事に見えてしまい、テレビドラマのような印象を受ける。だが、当たり前のことを当たり前に描く姿勢は、今のピンク映画界が失っている大事なものかも知れない。
『痴漢電車 ゆれて絶頂5秒前』(00年・大蔵 監督/関根和美 脚本/関根和美・金泥駒 出演/彩香・中村杏里・浅丘由実・達花和妃・城春樹・飯島大介・やまきよ・亜希いずみ・佐々木基子・篠原さゆり・さとう樹菜子他)正月らしく賑やかで馬鹿馬鹿しくて観客に夢を与える、商業映画としては充分な作品だと思いますよ。ヒロインがもう少し可愛いと、ストーリーに説得力が出るのだが・・・。「やっぱりコーディネートはこうでねえと」というおやじギャグには不覚にも笑ってしまった。
すぐ近くの上野広小路亭で行われている「はなきん寄席」へ。去年、神戸顕一忘年会で知りあった若手コメディアン、Mr.ボーイズが出演するのである。
【この日の出演者】Mr.ボーイズ(コント) 鏡味水仙&朱仙&菊仙&志仙(江戸太神楽 獅子舞・傘曲芸) 神田山吹「太閤記より曾呂利新左衛門 柿の御意見」
Mr.ボーイズはまだ評価できるレベルじゃない。ただ二人の個性をぶつけていけば、何とかなるんじゃないかな。山吹はどうしても素人口調が抜けないので、このような武家が登場する話は辛い。以前聴いたマンガチックな「西遊記」はそれなりに味が出ていたが。
帰宅後、珍しく仕事の電話が2本。毎日こうなら嬉しいけどね。

1月6日
ちょっとしたものを書いたり、正月に録画しておいた寄席中継のビデオを見たり、そんなことをしている間に一日が終わってしまう。去年のピンク映画『義母覗き 爪先に舌絡ませて』で佐々木麻由子が唄っていた「十九の春」がどうしても聴きたくて、近くの図書館から『田端義夫ベスト』という渋いカセットを借りてくる。沖縄民謡独特の旋律に、なんとも言えない味わいがある歌である。

1月5日
錦糸町でG'S SPOT打ち合わせ。その後、新橋でダンボV10打ち合わせ。読んでる人は意味不明だろうが、この二つのグループがビッグになれば、私も一人前に生活できるようになるのである。
今日も帰宅すると、出していない人から年賀状が届いている。また返事を書かないといけないよぉ。

1月4日
ホテルで無料サービスの朝食を食べて出発。いよいよこの旅行のメインイベント、大須演芸場へ出向く。まだ10時前だというのにすでに開いていて、出演者の皆さんが自らキップを売っている。なんてアットホームな寄席なんだろう。一度入場して荷物を置いて、すぐ近くの大須観音にお参り。再び寄席に戻って初席第一部を観る。
【この日の出演者】大須くるみ(パフォーマンス:名古屋弁ラップ・かっぽれなど) 多嶋ゆきお(コミックマジック) 旭堂左南陵「赤穂義士伝より南部坂雪の別れ」 なごやのバタやん(田端義夫物真似) 伊東かおる・波たかし(コント) 上野千春(演歌「好きになった人」ほか) 玉川カルテット(歌謡浪曲) 三遊亭歌笑「うどんや」
想像以上の内容で、まずまず楽しめた。特に伊東かおるの凄さには参った。昔『ザ・テレビ演芸』で故・横山やすしに絶賛されていたが、ここで埋もれてしまうには惜しいくらいのセンスとパワーを持った芸人である。玉カルはすっかりドサ回りの芸だが、この寄席の落ちつかない雰囲気には合っているだろう。ガチガチの落語や講談はここではキツい。
終了後は立ち食い串カツや立ち食いきしめんを食べて、金山駅から東海道線を東へ。何度も乗り継いで22時頃東京に着く。家に帰ると、出していない人からも結構年賀状が届いているじゃないか。あっ、五街道佐助さんからも・・・。

1月3日
映画館マニアの友人と一緒に名古屋まで遊びに行く。朝7時に品川集合。青春18キップで東海道線を西へ向かう。乗り継ぎを繰り返して昼頃に浜松到着。駅の近くの映画館を探索する。北口のさびれた雑居ビルの地下にあったのが新映劇場。連日オールナイトで、早朝に劇場にいる客には、パンとコーヒーをサービスしているらしい。料金は1600円。番組はエクセス・新東宝・大蔵の混合で、『セクシーパブ 乳揉み尻さすり』『痴漢タクシー エクスタシードライバー』『喪服未亡人 いやらしいわき毛』と比較的新しい作品ばかりだった。
南口の道路沿いにあったのが光洋劇場。こちらは木造で、昔ながらの佇まいを残している。料金は1300円。上映はエクセスのみで、『濡れ上手 白衣の未亡人』などちょっと古い作品が多いようだ。
洋食屋という感じのレストランでカツカレーを食べて、再び東海道線に乗り込む。岡崎で途中下車。駅前通りに堂々と建っていたのが岡崎南映劇場。入り口で様子をうかがっていたら、「観ていきなよ」とおじさんに呼び止められる。どうやら支配人のようだ。「ここで40年映画館やってるからね。今さら他のことはできないし、このまま頑張りますよ」と語ってくれた。オリジナルの看板や番組表もあり、ヤル気が感じられる劇場だ。健闘を祈りたい。料金は1700円。エクセス3本立(この日は『和服義母の貞操帯』『三十路の女将 くわえ泣き』ほか)と新東宝&大蔵3本立の一週間交替。この南映劇場の周辺は、古くてなかなか趣がある街並みだ。
大府で武豊線に乗り換える。気動車の響きが心地よい。ちょっと寄り道して半田へ向かう。熱帯魚屋の二階にあったのが半田日活。道路沿いには、にっかつのNマークの看板が残っていた。階段には盛り塩、きれいな受付もあり、まるでソープランドのような雰囲気だ。料金は1700円。番組は『義母と娘 羞恥くらべ』『人妻同窓会 密猟乱行』などエクセス3本立。
直通の快速に乗って、ようやく名古屋着。すでに日は落ちて暗くなっている。ここにはいくつかピンク映画館が残っているが、ソープランド街にある中村映劇を見に行くことにする。木造のかなり大きな建物で、ロビーには小田かおる・赤坂麗らの色褪せたパネルが飾られていた。料金は1200円で、番組はエクセス3本立(『女刑務官 美肉狩り』『女修道院 バイブ折檻』ほか)と新東宝&大蔵の交互。
映画館の近くからなんとなくバスに乗り込む。これが大正解で、予約しておいたビジネスホテルのすぐ近くまで移動できた。三が日の中心街は人通りがなくて寂しい。それでも開いている居酒屋を見つけて夕食を食べる。

1月2日
上野公園噴水前に、のざらし劇場公演『星花川』を観に行く。この寒さの中、炊き出し目当てに来ているホームレスの前で演じる芝居ではない。テーマも難解だし、上演時間も長いし・・・。ただ、さすらい姉妹(水族館劇場の千代次&夕暮半蔵門)が弾く三味線の音色には、聴く者の心を惹きつける不思議なパワーを感じた。芝居終了後は、観に来ていたPG選考委員の瀬川&吉永氏とお茶を飲んでから帰宅する。

1月1日
元旦、ということで年賀状が届く。業界の方では、野上正義さん・清水大敬さん・神戸顕一さんなどなど。麻生みゅうさんからもメールでカードが届いていたし、この場を借りて感謝感謝です。
午後から川崎大師に初詣に行く。参道には韓国風の食べ物の屋台が目立つ。チヂミを買って食べたが、日本風にアレンジされていて、まぁそれなりに美味しかった。韓国風の鯛焼きが、金魚焼きというまずそうな名前で売られていたぞ。お参りを済ませ、境内の屋台で毎年恒例の瓶入りコーヒーを飲む。甘ったるくてとてもコーヒーとは言えない代物だが、めったに手に入らないので貴重である。浅草では一年中売ってるけどね。
初詣に行ったのか、妙な食べ物を物色しに行ったのか・・・。帰宅後は、このホームページ作成に悪戦苦闘する。今日は早く寝るぞ!

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