青山知可子

本名=同じ 生年月日=1968年7月7日 出身地=大阪府 初出演作=「ウンタマギルー」('89 高嶺剛)

 法政大在学中に週刊朝日のカバーガールになったのがデビューのきっかけ。グラマラスでけだるい雰囲気を持った女性。「ウンタマギルー」の妖艶な”豚の化身”役が印象的。他の出演作に「1990 牡丹灯籠」('90 磯村一路)など


青山美恵子

本名=同じ 生年月日=1962年3月8日 出身地=神奈川県横浜市 初出演作=「泣きぼくろ」('91 工藤栄一)

 私立横須賀学院高卒。CMモデルやテレビのレポーターなどを務める。映画初出演となった「泣きぼくろ」では木村一八らが探し求める「泣きぼくろの女」として写真でのみ出演した。他の出演作に「病は気から・病院へ行こう2」('92 滝田洋二郎)など


阿木燿子

本名=木村広子(旧姓・福田) 生年月日=1945年5月1日 出身地=長野県長野市 初出演作=「四季・奈津子」('80 東陽一)

 本職は作詞家で、明治大時代のバンド仲間、宇崎竜堂の奥さん。「家族ゲーム」('83 森田芳光)で松田優作の謎めいた恋人役を演じた。他の出演作に「ア・ホーマンス」('86 松田優作)、「フライング・飛翔」('88 曾根中生)など


秋吉久美子

本名=小野寺久美子 生年月日=1955年2月24日 出身地=静岡県富士宮市 初出演作=「旅の重さ」('72 斎藤耕一)

 福島県立岩城女子高校3年の夏、「旅の重さ」の一般公募に応募。惜しくも次点(1位は高橋洋子)となるが、田舎で朽ち果てていくことに絶望して自殺する文学少女の役で出演。短い出番ながら強い印象を残した。この時は本名の小野寺久美子でクレジットされており、秋吉久美子名での初出演は'73年に製作され、'76年に公開された「十六歳の戦争」(松本俊夫)になる。その後、藤田敏八の「赤ちょうちん」「妹」「バージンブルース」(いずれも'74)で不動の人気を得る。物憂い口調で何をするか分からない不思議な女性という役柄が多い。
 他の出演作に「八甲田山」('77 森谷司郎)、「の・ようなもの」('81 森田芳光)、「異人たちとの夏」('88 大林宣彦)、「深い河」('95 熊井啓)など


秋吉満ちる

本名=Monday Michiru Mariano 生年月日=1963年8月19日 出身地=アメリカ 初出演作=「光る女」('87 相米慎二)

ジャズピアニスト・秋吉敏子の娘。'87年、「光る女」のオーディションに合格し、映画デビューする。他の出演作に「二十世紀少年読本」('89 林海象)、「ZIPANG」('90 同)、「シンガポールスリング」('93 若松孝二)など


浅丘雪路

本名=加藤雪会(旧姓・勝田) 生年月日=1935年7月23日 出身地=東京市京橋区築地 初出演作=「ジャズ娘乾杯」('55 井上梅次)

 日本画家・伊東深水の娘。4歳のころから日舞、洋舞、音楽を習い、小学校時代に描いた絵が日展の特選になったこともあるなど多芸の人。'51年、山脇学園中等部を卒業し、宝塚音楽学校を経て、翌年歌劇団に。映画初出演の「ジャズ娘乾杯」では江利チエミ、雪村いずみらと共演した。
 他の出演作に「御金蔵破り」('64 石井輝男)、「座頭市血煙り街道」('67 三隅研次)、「時代屋の女房」('83 森崎東)など


浅丘ルリ子

本名=武藤信子(旧姓・浅井) 生年月日=1940年7月2日 出身地=満州国新京市 初出演作=「緑はるかに」('55 井上梅次)

 私立菊華高中退。中学生のとき「緑はるかに」のオーディションに応募。その後、石原裕次郎、小林旭とアクション路線作品に多数出演した。
 主な作品は「銀座の恋の物語」「憎いあんちくしょう」(いずれも'62 蔵原惟繕)、「赤いハンカチ」('64 舛田利雄)、「男はつらいよ・寅次郎忘れな草」('73 山田洋次)などがある。夫は石坂浩二(本名・武藤兵吉)


朝加真由美

本名=手塚容子(旧姓・竹内) 生年月日=1955年9月6日 出身地= 北海道函館市 初出演作=「純」('80 横山博人)

函館白百合学園高校を中退し、単身上京。CMや雑誌のモデルなどを経て、'73年にフジテレビ「オールスター家族歌合戦」の司会で芸能界デビューする。'77年に女優を目指して劇団青年座の訓練生となり、'80年、「純」で映画デビューを果たした。他の出演作に「汚れた英雄」('82 角川春樹)、「メロドラマ」('88 小沢啓一)など


朝霧鏡子

本名=水谷小夜子 生年月日=1921年2月19日 出身地=東京市下谷区竹町 初出演作=「女人転心」('40 清水宏)

 '33年、竹町小学校を卒業し、松竹少女歌劇部に入る。'40年に松竹に入り、「女人転心」で映画デビュー。主な出演作に「秘めたる心」('40 大庭秀雄)、「間諜未だ死せず」('42 吉村公三郎)、「粋な風来坊」('46 マキノ正博)、「縮図」('56 新藤兼人)など。
 '57年からは舞台に立ったり、新宿でカレー屋などを経営していた。'95年になって「午後の遺言状」(新藤兼人)に38年ぶりで出演。老人性痴呆となった元女優を演じて話題を呼んだ。'99年、死去


芦川いずみ

本名=伊藤幸子(旧姓・芦川) 生年月日=1935年10月6日 出身地=東京市滝野川区 初出演作=「東京マダムと大阪夫人」('53 川島雄三)

 法政大付属潤光女子高中退。松竹歌劇団付属音楽舞踊学校に在学中、川島雄三に見いだされる。明るい強さの中に、ふとひ弱さを覗かせる女性を巧みに演じる。主な出演作に「洲崎パラダイス・赤信号」('56 川島雄三)、「乳母車」('56 田坂具隆)、「幕末太陽伝」('57 川島雄三)、「陽のあたる坂道」('58 田坂具隆)など。藤竜也の奥さん


麻生祐未

本名=奥村由美 生年月日=1964年8月15日 出身地=大阪府 初出演作=「あいつとララバイ」('83 井上梅次)

 少年隊主演の「あいつとララバイ」で脇役としてデビュー。主にテレビドラマでの活躍が目立つが、映画でも「コミック雑誌なんかいらない!」('86 滝田洋二郎)、「絆」('98 根岸吉太郎)などで、しっとりと落ち着いた演技を見せている


新珠三千代

本名=戸田恭子 生年月日=1930年1月15日 出身地=奈良県奈良市小西町 初出演作=「袴だれ保輔」('51 滝沢英輔)

 '43年、普連土女学校を中退、宝塚歌劇団学校に入学し、公演を続けながら「袴だれ保輔」で映画デビューを果たす。主な出演作に「乳母車」('56 田坂具隆)、「州崎パラダイス・赤信号」('56 川島雄三)、「鰯雲」('58 成瀬巳喜男)、「人間の条件」('59-61 小林正樹)、「女の中にいる他人」('66 成瀬巳喜男)など。良妻賢母風の役が多かった


有田紀子

本名=小森紀子(旧姓・有田) 生年月日=1940年2月11日 出身地=東京市中野区 初出演作=「野菊の如き君なりき」('55 木下恵介)

 早稲田大卒。学習院女子中等科在学中、女優にあこがれ、木下恵介監督に手紙を書いたことがきっかけで「野菊の如き君なりき」のたみ役に抜擢された。清純な容姿と強い意志を感じさせる瞳が特徴的。他の出演作に「太陽とバラ」('56 木下恵介)、「でんでん虫の歌」('58 木村荘十二)など。'64年に結婚して引退した


有馬稲子

本名=中西盛子(みつこ) 生年月日=1934年4月3日 出身地=大阪府豊能郡池田町 初出演作=「宝塚夫人」('51 小田基義)

 '48年、宝塚音楽学校入学。何本か東宝の作品に出演し、'53年、東宝の専属となる。「泉」('56 小林正樹)、「黒い河」('57 同)、「夜の鼓」('58 今井正)、「彼岸花」('58 小津安二郎)などに出演。文学性の高い作品に出演したがる女優だったが、「抱かれた花嫁」('56 番匠義彰)などのコメディー作品の方が光る女優。'61年、萬屋錦之介と結婚、'65年に離婚


有村つぐみ

本名=尾本和子 生年月日=1972年2月22日 出身地=東京都 初出演作=「800 TWO LAP RUNNERS」('94 廣木隆一)

 '90年、仲代達矢の無名塾に入る。テレビ朝日「はぐれ刑事純情派」などに出演したのち、「800 TWO LAP RUNNERS」に主人公が憧れる翔子役で映画デビューを果たした。他の作品に「ルビー・フルーツ」('95 君塚匠)など


淡路恵子

本名=井田綾子 生年月日=1933年7月17日 出身地=s東京市品川区 初出演作=「野良犬」('49 黒澤明)

 '48年、府立第八高等女学校3年の時に松竹少女歌劇学校に合格する。芸名はあこがれていた淡島千景にちなんでつけた。'49年、「野良犬」で桂木洋子の代役として、レビューの踊り子役で映画初出演。他の出演作に「この世の花」('55 穂積利昌)、「渡り鳥いつ帰る」('55 久松静児)、「三十六人の乗客」('58 杉江敏男)、「兵隊やくざ」('65 増村保造)など。'66年、中村錦之助と結婚したが'87年に離婚した


淡島千景

本名=中川慶子 生年月日=1924年2月24日 出身地=東京府荏原郡矢口村 初出演作=「てんやわんや」('50 渋谷実)

 宝塚歌劇団を'50年に退団、松竹へ。主な出演作に「本日休診」('52 渋谷実)、「にごりえ」('53 今井正)、「夫婦善哉」('55 豊田四郎)、「早春」('56 小津安二郎)、「黄色いからす」('57 五所平之助)など。シリアスドラマからコメディまで、何でもこなす女優。「夏の庭 The Friends」('94 相米慎二)でも三国連太郎の前妻役を渋く決め、健在ぶりをアピールした。


粟田麗(あわた・うらら)

本名=同じ 生年月日=1974年8月12日 出身地=神奈川県 初出演作=「東京兄弟」('95 市川準)

 3歳からモダンバレエを始め、全国舞踊コンクールなどで受賞、入賞経験あり。玉川大在学中からCMなどタレント活動を開始し、「東京兄弟」のオーディションに合格、緒方直人の妹役でデビュー。少女から大人に変わりゆく洋子を静かに、そして印象深く演じた



飯田蝶子

本名=茂原てふ(旧姓・飯田) 生年月日=1897年4月15日 出身地=東京市浅草区新堀端 初出演作=「死に行く妻」('23 野村芳亭)

 上野高等女学校中退。極貧の家庭に育ち、松坂屋の女店員やお針子、新聞記者など様々な職業を経験した。'19年に歌舞伎芝居を経験して'22年、松竹キネマに面接に訪れ、「美人女優だけでは映画はつくれないはず」と野村芳亭監督にまくし立て、翌年採用された。「坊やの復讐」('24 牛原虚彦)や「小唄集」('24 池田義信担当部分)などに出演し、三枚目女優として頭角を現した。
 '27年に撮影助手だった茂原英雄と結婚。茂原が小津安二郎のキャメラマンとなったこともあり、飯田も「肉体美」('28)から小津作品にレギュラー出演している。主な出演作に「東京の合唱」('31 小津安二郎)、「浮草物語」('34 同)、「人生のお荷物」('35 五所平之助)、「警察日記」('55 久松静児)、「鰯雲」('58 成瀬巳喜男)など。'72年、死去


井川邦子

本名=野中敏子 生年月日=1923年10月15日 出身地=東京市神田区 初出演作=「絹代の初恋」('40 野村浩将)

 一ツ橋家政女学校卒。'40年に松竹大船へ。主な出演作は「カルメン故郷に帰る」('51 木下恵介)、「麦秋」('51 小津安二郎)、「二十四の瞳」('54 木下恵介)、「喜びも悲しみも幾年月」('57 同)など。「笛吹川」('60 今井正)以降はスクリーンから離れている


池内淳子

本名=中沢淳子 生年月日=1933年11月4日 出身地=東京市本所区東両国 初出演作=「皇太子の花嫁」('55 小森白)

 '52年、十文字学園高校卒。三越に勤務し1年半で花嫁修業のため退社。'54年、「サンケイグラフ」のカバーガールに選ばれたことから新東宝にスカウトされ、同年入社することに。主な出演作は「次郎物語」('55 清水宏)、「駅前温泉」('62 久松静児)、「秘剣」('63 稲垣浩)、「甘い汗」('64 豊田四郎)など。主にテレビドラマでの活躍が目立つ


池上季実子

本名=臼井季実子 生年月日=1959年1月16日 出身地=米ニューヨーク市 初出演作=「はだしの青春」('75 市村泰一)

 堀越学園高卒。祖父は歌舞伎役者の八世坂東三津五郎、叔父に七世坂東蓑助、親戚に映画監督・青柳信雄がいる。'74年、スカウトされてNHK「幻のペンフレンド」でデビュー。同年のテレビ東京「愛と誠」で一躍メジャーに。主な出演作に「HOUSE・ハウス」('77 大林宣彦)、「冬の華」('78 降旗康男)、「太陽を盗んだ男」('79 長谷川和彦)、「化粧」('84 池広一夫)など


伊佐山ひろ子

本名=伊佐山博子 生年月日=1952年8月18日 出身地=福岡県福岡市箱崎 初出演作=「白い指の戯れ」('72 村川透)

 '71年、福岡女学院高校を卒業と同時に上京、劇団俳優小劇場付属養成所に入る。翌年卒業し、村川透と出会い、にっかつロマンポルノ「白い指の戯れ」に出演して映画デビューを飾る。同年、「一条さゆり・濡れた欲情」('72 神代辰巳)に、一条さゆりにライバル心を燃やすストリッパーの役で出演、スクリーン狭しと暴れ回って注目を浴びる。この他の出演作に「竹山ひとり旅」('77 新藤兼人)、「博多っ子純情」('78 曾根中生)、「居酒屋兆治」('83 降旗康男)など


石川真希

本名=佐野真希(旧姓・石川) 生年月日=1959年 出身地=東京都武蔵野市 初出演作=「夢みるように眠りたい」('86 林海象)

 '79年に劇団状況劇場に参加。'86年に林海象の処女作「夢みるように眠りたい」に出演して映画デビュー。林監督とはその後、「二十世紀少年読本」('89)、「ZIPANG」('90)で仕事をともにしている。その他の作品に「あふれる熱い涙」('92 田代廣孝)、「東京兄妹」('95 市川準)など。俳優・佐野史郎の妻


いしだ あゆみ

本名=石田良子 生年月日=1948年3月26日 出身地=長崎県佐世保市 初出演作=「喜劇・駅前音頭」('64 佐伯幸三)

 上野学園高卒。'59年、全関西フィギュアスケート選手権大会ジュニアの部で優勝。中学2年の時に歌手としてデビューする。映画では「駅/STATION」('81 降旗康男)、「野獣刑事」('82 工藤栄一)、「夜叉」('85 降旗康男)、「火宅の人」('86 深作欣二)などに出演している。薄幸な女性を演じさせたら天下一品の女優。'80年、萩原健一と結婚するが'84年に離婚


石田えり

本名=内田恵理子 生年月日=1960年11月9日 出身地=熊本県八代市 初出演作=「翼は心につけて」('78 堀川弘通)

 堀越学園高卒。'77年、テレビ番組のアシスタントとして芸能界デビュー。テレビドラマ数本に出演した後、「遠雷」('81 根岸吉太郎)での新鮮な演技で多くの注目を集めた。他の出演作に「ちょうちん」('87 梶間俊一)、「嵐が丘」('88 吉田喜重)、「釣りバカ日誌」('88 栗山富夫)、「泣きぼくろ」('91 工藤栄一)など


石田ひかり

本名=石田光 生年月日=1972年5月25日 出身地=東京都世田谷区 初出演作=「ふたり」('91 大林宣彦)

 亜細亜大卒。中学1年の時にスカウトされ、'86年のフジテレビ「妻たちの課外授業2」でデビュー。主な出演作に「あいつ」('91 木村淳)、「はるか、ノスタルジー」('93 大林宣彦)など


石田ゆり子

本名=石田百合子 生年月日=1969年10月3日 出身地=東京都世田谷区 初出演作=「悲しい色やねん」('88 森田芳光)

 女子栄養短大卒。10歳でジュニアオリンピックに出場、平泳ぎで8位となる。高校1年でスカウトされ、芸能界へ。主な出演作は「3-4X10月」('90 北野武)、「彼女が結婚しない理由」('90 大林宣彦)など


和泉雅子

本名=同じ 生年月日=1947年7月31日 出身地=東京都中央区銀座 初出演作=「荒城の月」('58 猪俣勝人)

 精華学園高校卒。'58年、小学生のときに劇団若草に入団。子役として「荒城の月」に出演している。'61年に日活に入社、「7人の挑戦者」('61 松尾昭典)で本格デビューを果たす。
 主な出演作に「銀座の恋の物語」('62 )、「非行少女」('63 浦山桐郎)、「男の紋章」シリーズ('63-66 松尾昭典)、「絶唱」('66 西河克己)、「あゝひめゆりの塔」('68 舛田利雄)など。器用にどんな役もこなしたために、かえって個性が発揮できなかった面が悔やまれる。'89年には、女性として初めて北極点到達を果たしている


泉本のり子

本名=泉本教子 生年月日=1965年11月28日 出身地=長崎県諌早市 初出演作=「恋する女たち」('86 大森一樹)

 中学3年で兄のバンドにキーボードとして参加。'88年にメジャーデビューを果たしている。映画では「恋する女たち」で柳葉敏郎の恋人役で出演していた


市原悦子

本名=塩見悦子(旧姓・市原) 生年月日=1936年1月24日 出身地=千葉県千葉市 初出演作=「雪国」('57 豊田四郎)

 県立千葉第一高在学中、県の演劇コンクールで個人賞を受賞。卒業とともに俳優座へ。圧倒的な演技力と独特のエロキューションが特徴。主な出演作に「猫と鰹節」('61 堀川弘通)、「われ一粒の麦なれど」('64 松山善三)、「青春の殺人者」('76 長谷川和彦)、「黒い雨」('89 今村昌平)など


伊藤蘭

本名=水谷蘭(旧姓・伊藤) 生年月日=1955年1月13日 出身地=東京都 初出演作=「ヒポクラテスたち」('80 大森一樹)

 日本大芸術学部中退。'72年、NHK「歌謡グランド・ショー」でキャンディーズの一員としてデビュー。'78年に引退したが2年後に女優としてカムバック。「ヒポクラテスたち」で女子医大生を好演。同年には「男はつらいよ・寅次郎かもめ歌」(山田洋次)でマドンナを演じている。'90年に水谷豊と結婚


井上れい子

本名=松宮れい子 生年月日=1951年4月6日 出身地=東京都中野区 初出演作=「股旅」('73 市川崑)

 渋谷区立外苑中卒。ファッションモデルなどを経て、ATG作品「股旅」に出演。尾藤イサオら3人の若者の後を追いかけ、遊郭に売られる百姓の若妻を演じた


入江たか子

本名=東坊城英子 生年月日=1911年2月7日 出身地=東京市四谷区 初出演作=「けちんぼ長者」('27 内田吐夢)

 子爵で貴族院議員の徳長の三女。映画俳優をしていた兄の紹介で芝居を始めたのが芸能界入りのきっかけ。「激情」('28 村田実)、「近代クレオパトラ」('28 畑本秋一)など美貌で多情な悪女役で人気を得た。また、「生ける人形」('29 内田吐夢)、「雲の玉座」('29 田坂具隆)、「滝の白糸」('33 溝口健二)などの大作にも出演した。
 しかし、'34年、トーキー映画が日本に上陸し、華族特有の口振りが仇になり、入江の人気にかげりが出始める。その後もその後さまざまな作品に出演、落ち目となった50年代以降には「怪談佐賀屋敷」('53 荒井良平)などで化け猫役までもやってのけた。'58年には映画界を去り、ホステスや喫茶店経営などをしていた。'62年には黒澤明に請われて「椿三十郎」に出演、また「時をかける少女」('83 大林宣彦)にも上原謙と夫婦役で出演し、話題を呼んだ。'95年死去。


入江美樹

本名=小澤・ベラ・イリーン 生年月日=1944年8月14日 出身地=神奈川県横浜市 初出演作=「鑑賞用男性」('60 野村芳太郎)

 ロシア人の血が混じったクオーター。サン・モール女学院在学中に雑誌「装苑」のモデルに選ばれる。「他人の顔」('66 勅使河原宏)で顔半分をケロイドに覆われた女性を演じた。その他の作品に「あの橋の畔で」('60 野村芳太郎)、日本・カナダ・イタリア・フランス合作のオムニバス「白い朝」('64 勅使河原宏担当部分)がある。指揮者・小澤征爾の妻


入江若葉

本名=小林若葉(旧姓・田村) 生年月日=1943年5月12日 出身地=東京市芝区三田綱町 初出演作=「宮本武蔵」('60 内田吐夢)

 入江たか子の長女。文化学院在学中に内田吐夢に口説かれ、「宮本武蔵」でデビュー。全5部作を乗り切り、演技力に磨きをかけた。
 「丹下左膳・飛燕居合い斬り」('66 五社英雄)以降は活躍の場をテレビに移したが、'80年以降は大林組の常連となり、「転校生」('82)、「時をかける少女」('83)、「さびしんぼう」('85)、「ふたり」('91)、「青春デンデケデケデケ」('92)などに出演している。また、大林作品以外では「俗物図鑑」('82 内藤誠)、「二十歳の微熱」('93 橋口亮輔)などがある


岩下志麻

本名=篠田志麻(旧姓・岩下) 生年月日=1941年1月3日 出身地=東京都京橋区銀座 初出演作=「乾いた湖」('60 篠田正浩)

 新劇俳優の野々村潔と山岸美代子を両親に持つ。'58年、父親のツテでNHK「バス通り裏」に出演したのがきっかけで芸能界デビューを果たした。主な出演作に「笛吹川」('60 木下恵介)、「秋刀魚の味」('62 小津安二郎)、「暗殺」('64 篠田正浩)、「心中天網島」('69 同)、「はなれ瞽女おりん」('77 同)、「鬼畜」('78 野村芳太郎)、「疑惑」('82 同)など。'90年に公開された「極道の妻たち」(五社英雄)が大ヒットとなり、以後このシリーズにレギュラー出演している。'67年、篠田正浩監督と結婚。



上原美佐

本名=上原美佐子 生年月日=1937年3月26日 出身地=福岡県福岡市 初出演作=「隠し砦の三悪人」('58 黒澤明)

 文化女子短大在学中の'57年、試写会場で黒澤明に見いだされ、「隠し砦の三悪人」のヒロイン役に抜擢される。演技は稚拙だったが、きりりとした顔立ちと、ショートパンツ姿で一躍スターに。主な出演作に「戦国群盗伝」('59 杉江敏男)、「独立愚連隊」('59 岡本喜八)など。しかし、本人は「私には才能がない」として引退宣言を何度も繰り返し、わずか2年間で引退した


上原由恵

本名=有働由恵 生年月日=1957年4月6日 出身地=宮崎県宮崎市 初出演作=「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」('84 森崎東)

 高校卒業後、上京して小沢昭一主宰の芸能座に入座。舞台、テレビドラマを中心に活躍している。「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」では薄幸な娼婦・愛ちゃんを好演して深い印象を与えた。他の出演作に「塀の中の懲りない面々」('87 森崎東)、「釣りバカ日誌6」('93 栗山富夫)など


梅村蓉子

本名=鈴木花子 生年月日=1903年10月21日 出身地=東京市日本橋区蠣殻町 初出演作=「散りにし花」('22 島津保次郎)

 10歳で新派の山崎長之輔一座に入座。'22年、松竹蒲田撮影所に入社、栗島すみ子、柳さく子らとともに活躍する。主な出演作に「足にさはった女」('26 阿部豊)、「紙人形春の囁き」('26 溝口健二)、、「侍ニッポン」('31 伊藤大輔)、「唐人お吉」('30 溝口健二)、「祇園の姉妹」('36 同)など。'44年、ロケ地の山奥で病死


浦辺粂子

本名=木村くめ 生年月日=1902年10月5日 出身地=静岡県賀茂郡下田町 初出演作=「乙女の心」('22 ?)

 私立沼津高等女学校中退後、コーラスガールなどを経て、'23年に日活京都へ。「塵境」('24 溝口健二)で流し芸人を好演、「キネマ旬報」で絶賛されている。'29年に京都の資産家と結婚して引退。しかし、一年で離婚、映画界にカムバックする。その後は自分の年齢を考え、老け役、汚れ役を進んで演じるようになった。主な出演作に「見果てぬ夢」('30 東坊城恭長)、「滝の白糸」('33 溝口健二)、「あにいもうと」('53 成瀬巳喜男)、「二十四の瞳」(54 木下恵介)など多数。'89年死去



絵沢萌子

本名=楠智江(旧姓・松田) 生年月日=1939年3月28日 出身地=兵庫県神戸市生田区 初出演作=「強虫女と弱虫男」('68 新藤兼人)

 関西学院大卒業後、劇団くるみ座に参加。'68年、京都でロケ中の新藤兼人の作品「強虫女と弱虫男」に"松田友絵"として押し掛け出演したのが映画デビュー。何本かの作品に出演後、'72年に姫田真左久に口説かれ、ロマンポルノ「濡れた唇」('72 神代辰巳)に出演、ポルノスターとして活躍する。
 一般作品に「祭りの準備」('75 黒木和雄)、「復讐するは我にあり」('79 今村昌平)、「マルサの女」('87 伊丹十三)、「月はどっちに出ている」('93 崔洋一)など。存在感のある演技で脇を固めている


江角マキコ

本名=江角真紀子 生年月日=1966年12月18日 出身地=島根県出雲市 初出演作=「幻の光」('95 是枝裕和)

 島根県立大社高校卒。実業団バレーボールチームに入団するが、肩の故障がもとで退団、モデルに転向する。映画では「幻の光」に主演している


江波杏子

本名=野平香純(かすみ) 生年月日=1942年10月15日 出身地=東京市渋谷区千駄ヶ谷 初出演作=「明日から大人だ」('60 原田治夫)

 母は戦前の東宝女優、江波和子。宝仙学園高在学中の'59年、大映のニューフェイスに合格。「女の賭場」('66 田中重雄)に出演し大ヒットとなったことから、”昇り竜のお銀”が活躍する「女賭場師」シリーズの主役を務め、スターの座に。大映倒産後、フリーとなり、「津軽じょんがら節」('73 斎藤耕一)、「純」('80 横山博人)、「花園の迷宮」('88 伊藤俊也)、「ナースコール」('93 長崎俊一)などに出演している


江利チエミ

本名=久保智恵美 生年月日=1937年1月11日 出身地=東京市入谷区 初出演作=「猛獣使いの少女」('52 佐伯幸三)

 明星学園中学卒。'49年、進駐軍戸塚キャンプのクラブで歌って拍手を受け、歌手を目指す。家計を助けるために各地のキャンプをまわり、エリーの愛称で親しまれる。'51年、キングレコードに入社、翌年「テネシー・ワルツ」でデビューする。'52年には大映と契約を結び、「猛獣使いの少女」で映画デビューを飾った。
 主な出演作は「ジャズ娘乾杯!」('55 井上梅次)、「サザエさん」('56 青柳信雄)、「ちいさこべ」('62 田坂具隆)、「巣立ちのとき・教育は死なず」('81 板谷紀之)など。'59年、俳優の高倉健と結婚するが、'71年に離婚。'82年、アパートの自室で吐瀉物によって窒息死しているところを発見された。葬儀の席に元夫・高倉は顔を見せなかった



大楠道代

本名=大楠道代(旧姓・安田) 生年月日=1946年2月27日 出身地=中国・天津 初出演作=「風と樹と空と」('64 松尾昭典)

 武庫川学院短大に在学中、日活にスカウトされ、「風と樹と空と」で吉永小百合の友人役を演じてデビュー。'65年に勝新太郎が安田に惚れ込み、勝の強い勧めで大映に移籍する。主な出演作に「氷点」(''66 山本薩夫)、「痴人の愛」('67 増村保造)、「セックス・チェック/第二の性」('68 同)、「ツィゴイネルワイゼン」('80 鈴木清順)など


大島弘子

本名=同じ 生年月日=1973年8月5日 出身地=東京都 初出演作=「あの夏、いちばん静かな海。」('91 北野武)

 高校在学中にテレビのバラエティ番組でデビュー。共演の兵藤ゆきに北野武を紹介され、「あの夏、いちばん静かな海。」のヒロイン役に抜擢された。古めかしい顔が、ろうあ者の少女役にピタリとはまり、評価された。この作品以後、芸能界からは遠ざかっている


太田あや子

本名=? 生年月日=1960年1月1日 出身地=東京都 初出演作=「女高生・夏ひらく唇」('80 加藤彰)

 高校卒業後、ロマン・ポルノ「女高生・夏ひらく唇」でデビュー。一般作では「TATOO(刺青)あり」('82 高橋伴明)で、破滅へとひた走る宇崎竜堂に思いを寄せる少女を演じている


大寶智子

本名=同じ 生年月日=1971年12月24日 出身地=東京都 初出演作=「ロックよ、静かに流れよ」('88 長崎俊一)

 15歳のとき、「1999年の夏休み」('88 金子修介)のオーディションに合格。公開は続いて出演した「ロックよ、静かに流れよ」が先行した。「バタアシ金魚」('90 松岡錠司)で演じた、高岡早紀の友人・リリコ役が印象に残る。その後「八月の狂想曲」('91 黒澤明)、「ナースコール」('93 長崎俊一)などに出演、着実にキャリアを積んでいる


大竹しのぶ

本名=同じ 生年月日=1957年7月17日 出身地=東京都品川区 初出演作=「青春の門」('75 浦山桐郎)

 '73年、短大生の時にフジのドラマ「ボクは女学生」のオーディションに合格してデビュー。続いて「青春の門」の一般公募に合格、映画初出演となった。その後、「事件」('77 野村芳太郎)で野村に「天才」と言わしめ、「鬼畜」('77 同)、「麻雀放浪記」('84 和田誠)、「死んでもいい」('92 石井隆)と印象深い演技を見せている。


大谷直子

本名=清水直子(旧姓・大谷) 生年月日=1950年4月3日 出身地=東京都墨田区向島 初出演作=「肉弾」('68 岡本喜八)

 都立赤羽商業高校在学中、「肉弾」のオーディションに応募、思い詰めたような表情と鮮烈なヌードで強い印象を残した。主な出演作に「やくざ絶唱」('70 増村保造)、「ブルークリスマス」('78 岡本喜八)、「ツィゴイネルワイゼン」('80 鈴木清順)、「海峡」('82 森谷司郎)など


大西結花

本名=同じ 生年月日=1968年7月6日 出身地=大阪府豊中市 初出演作=「台風クラブ」('85 相米慎二)

 大東学園高卒。'84年、16歳の時、日本テレビ「家族の晩餐」オーディションに合格。翌年、「台風クラブ」に出演し、好評を得る。他の出演作に「スケバン刑事」('87 田中秀夫)、「眠れる美女」('95 横山博人)など。A級ライセンス所有


大場久美子

本名=同じ 生年月日=1960年1月6日 出身地=埼玉県蕨市 初出演作=「遺書・白い少女」('76 中村登)

 '70年から子役として芸能活動を行っていたが、'75年に現・テレビ朝日「決定版・あなたをスターに!」で審査員賞を受賞、アイドルとなる。初出演の「遺書・白い少女」では端役だったが、「HOUSE・ハウス」('77 大林宣彦)で7人娘の一人ファンタを演じて人気が急上昇。その他の作品に「ひめゆりの塔」('82 今井正)、「丑三つの村」('83 田中登)など


大原麗子

本名=同じ 生年月日=1946年11月13日 出身地=東京市小石川区丸山町 初出演作=「孤独の賭け」('65 村山新治)

 北豊島高卒業と同時にNHKのオーディションに合格、「幸福試験」に出演し、翌年、東映に入社した。映画、テレビ共に大した作品には出ていないが、抜群の存在感で知名度は高い。「居酒屋兆治」('78 降旗康男)で、兆治のかつての恋人役を演じた。渡瀬恒彦、森進一と結婚しているが、いずれも離婚


大嶺美香

本名=同じ 生年月日=1977年1月29日 出身地=神奈川県 初出演作=「二十世紀少年読本」('89 林海象)

 中学生の時に「二十世紀少年読本」のオーディションに応募。以後、「ZIPANG」('90)、「アジアン・ビート/アイ・ラブ・ニッポン」('91)など林監督の作品全てに出演している。「私立探偵濱マイク」('94)シリーズでは永瀬正敏の妹、茜役を演じた


岡田奈々

本名=矢井弘子 生年月日=1959年2月12日 出身地=岐阜県岐阜市 初出演作=「青春の構図」('76 広瀬襄)

 堀越学園高卒。'74年、テレ朝「決定版・あなたをスターに」でチャンピオンになり、芸能界入り。映画では「戦国自衛隊」('79 斎藤光正)、「さらば、わが友・実録大物死刑囚たち」('80 中島貞夫)、「最後の博徒」('85 山下耕作)などに出演している


岡田茉莉子

本名=吉田鞠子(旧姓・田中) 生年月日=1933年1月11日 出身地=東京市渋谷区代々木 初出演作=「舞姫」('51 成瀬巳喜男)

 父は大正から昭和にかけて活躍した2枚目スター、岡田時彦。'51年、東宝のニューフェイスに合格する。入所20日目で成瀬巳喜男の目にとまり、「舞姫」に急遽、準主役で出演した。芸名は父の名付け親でもある谷崎潤一郎。次々と作品に出演するが、「浮雲」('55 成瀬巳喜男)、「流れる」('56 成瀬巳喜男)などの作品以外は、B級作品が多かった。
 '57年、松竹大船に移籍してようやく作品に恵まれ始め、「集金旅行」('57 中村登)、「秋日和」('60 小津安二郎)などでカラッとした現代女性を演じて好評を得る。その後、自らのプロデュースで「秋津温泉」('63 吉田喜重)に主演。翌年、吉田と結婚し、「水で書かれた物語」('65)「エロス+虐殺」('70)など、夫婦で数々の名作を生み出している


岡本舞

本名=蒔田和可女 生年月日=1963年6月1日 出身地=東京都 初出演作=「国東物語」('85 村野鐡太郎)

 '79年、中学卒業とともに仲代達矢主宰の無名塾に。翌年、NHK「なっちゃんの写真館」でデビュー。「雪の断章・情熱」('85 相米慎二)で斉藤由貴の養家のいじわるな娘役、「櫻の園」では演劇部の顧問、里見先生を演じる。出演作は少ないが印象的な役が多い


緒川たまき

本名=佐川典子 生年月日=1972年2月11日 出身地=広島県 初出演作=「ナチュラル・ウーマン」('94 佐々木浩久)

 専門学校在学中にスカウトされ芸能界に。テレビドラマ初出演は'93年、フジ「あの日に帰りたい」。映画出演作は「プ」('95 山崎幹夫)、「SF サムライ・フィクション」('98 中野裕之)


小川真由美

本名=同じ 生年月日=1939年10月7日 出身地=東京市杉並区阿佐ヶ谷 初出演作=「母」('63 新藤兼人)

 短大卒業後、文学座付属演劇研究所へ。'63年に舞台での演技を認められ、「母」で映画デビュー。徐々に悪女役のイメージが定着し始める。他の出演作に「陸軍中野学校」('66 増村保造)、「八つ墓村」('77 野村芳太郎)「鬼畜」('78 野村芳太郎)「復讐するは我にあり」('79 今村昌平)など。”情念の女”を演じさせたら右に出るものはない。'67年、細川俊之と結婚するが'73年に離婚


荻野目慶子

本名=同じ 生年月日=1964年9月4日 出身地=千葉県柏市 初出演作=「獄門島」('77 市川崑)

 幼い頃から劇団ひまわりで子役として活躍。映画初出演の「獄門島」では岸恵子の少女時代を演じた。その後、「海潮音」('80 橋浦方人)、「南極物語」('83 蔵原惟繕)、などに出演。
 '92年ごろに不倫関係の恋人が荻野目宅で自殺。これを契機にイメージを一新し、「いつかギラギラする日」('92 深作欣二)、「忠臣蔵外伝・四谷怪談」('94 深作欣二)のお梅役など異常にテンションの高い演技を見せるようになった。


沖山秀子

本名=同じ 生年月日=1945年12月21日 出身地=鹿児島県川内市 初出演作=「神々の深き欲望」('68 今村昌平)

 関西学院大在学中、俳優・小沢昭一の紹介で「神々の深き欲望」のヒロイン、トリ子役を探していた今村昌平と出会い、同作品でデビュー。その後、「喜劇・女は度胸」('69 森崎東)、「どですかでん」('70 黒澤明)などに出演していたが、'71年に恐喝未遂事件を起こし、その後自殺未遂、精神病院への入院を繰り返す。'76年にカムバックし、「十九歳の地図」('79 柳町光男)などに出演したが、現在は活動していないようだ


小栗香織

本名=同じ 生年月日=1970年9月14日 出身地=神奈川県茅ヶ崎市 初出演作=「良いおっぱい悪いおっぱい」('90 本田昌広)

 湘南高校在学中、横浜で買い物をしているところをスカウトされ芸能界へ。'88年、「としまえん」のイメージガール、日本テレビ「11PM」カバーガールなどを務め、人気を集める。映画では「青春デンデケデケデケ」('92 大林宣彦)、「Love Letter」('95 岩井俊二)などに出演している


長田江身子

本名=同じ 生年月日=1967年6月1日 出身地=山梨県 初出演作=「Love Letter」('95 岩井俊二)

 高校卒業後、成田空港で航空会社の地上勤務員を務めた後、モデルに。「Love Letter」で図書館に務める中山美穂の同僚役を演じた


小田切みき

本名=四方美喜(旧姓・山藤) 生年月日=1930年6月29日 出身地=東京府豊多摩郡千駄ヶ谷町 初出演作=「田園交響曲」('38 山本薩夫)

 幼い頃から日本舞踊を学び、'35年に新協劇団「夜明け前」で初舞台。'38年、「田園交響曲」で映画デビューを果たす。'52年、黒澤明「生きる」の小田切とよ役に抜擢され、志村喬の相手役として強い印象を残した。
 その他の作品に「ひめゆりの塔」('53 今井正)、「警察日記」('55 久松静児)、「潮騒」('71 森谷司郎)など。俳優、安井昌二の妻


乙羽信子

本名=新藤信子(旧姓・加治) 生年月日=1924年10月1日 出身地=鳥取県西伯郡米子町 初出演作=「処女峰」('50 木村恵吾)

 '37年、宝塚音楽歌劇学校合格。宝塚のトップスターとして活躍し、'50年に大映入り。出来の悪いメロドラマに何本か出演した後、運命の作品「愛妻物語」('51 新藤兼人)に出演し、大絶賛を受ける。
 '53年には大映を退社し、新藤に心酔しきって近代映画協会に参加。その後、乙羽と新藤は公私ともに寄り添い、「縮図」('53)「どぶ」('54)「裸の島」('60)「母」('63)と、2人で数々の名作を作り上げることになる。'78年に2人は結婚。'94年、遺作「午後の遺言状」を完成させ、その年の12月に死去した






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