
妖怪百物語
|HOME|懐エピ|60〜80年代|Q&A|アイドル|燃える闘魂|こども教育|リンク集|掲示板|恐怖編|↓next|

≪『妖怪百物語』の序章…≫

★1960年代後半…。いままで、子供たちの間で異常過熱していた怪獣ブ〜ムそのモノが少し下火になりかけて来た頃、「水木しげる」先生原作の怪奇漫画『墓場の鬼太郎』と言う漫画が『ゲゲゲの鬼太郎』と言うテレビ漫画(アニメ)となり、1968(昭和43)年1月からフジテレビ系列にて、テレビ本放映が開始され、それに伴うかの様に子供たちの間で「怪獣モノ」から「怪奇・妖怪モノ」へとブ〜ムが少し変わりつつありました…。
そんなわけで、当「禁断のHM〜恐怖編」HPの記念すべき第一回目のHP検証紹介作品は?…。その「怪奇・妖怪モノ」ブ〜ムがにわかにやって来た当時、人気映画『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』の同時上映として、「怪奇・妖怪モノ」ブ〜ムに乗りながらもある意味、実験的に全国劇場公開されました大映制作による妖怪映画の第一作目でもありました!『妖怪百物語』(1968年3月20日劇場公開/カラ−/79分/大映京都撮影所)と言う作品の恐怖のHP検証紹介なのであります…。
★『妖怪百物語』の劇場公開当時、幼い少年だった私は映画館の前で、この映画の中に登場すると思われる、何とも奇妙な形をした「から傘おばけ」の劇場ロビ〜用スチール写真(★上記「から傘」画像参照…)に、目が止まり、何故か?引き込まれる様に胸が躍り興味を持ち(「怪奇・妖怪モノ」ブ〜ムとは言っても実際、その当時の殆どの子供達は、人気怪獣映画の「ガメラ」だけを目当てに映画館に来ているケ〜スが多かったように思います…)、『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』の映画を見たいと言う気持ちより(実際、私自身、本作品『妖怪百物語』の強いインパクトのせいで、当時人気の『ガメラ対バイラス映画』の記憶は、あまり無い…)、「この一本足のおばけ(から傘)は、いったい何なんだろう?」…と、私自身、映画館のロビ〜に貼ってあった「舌をベロン〜と出した(笑)一本足のから傘おばけ」の写真に感じてしまった止まらない不思議な好奇心と感動が心の中で先走りながらも、胸をワクワク〜ドキドキ〜ときめかせ、親に連れられ無事!劇場入りを果たしたのでありました…。
≪『妖怪百物語』の主な内容…≫

★時は、江戸時代…。町の権力者達が刺激を求めて料亭で催した怪談の会(噺家が百本のろうそくの前で、淡々と怪談「百物語」を怖〜く語るのである…)を行ったが、そんな「百物語」の語りが行われた会の最後に絶対に行なわなければならなかった「妖怪のおきて」と言う「憑き物落としのおまじない」を町の権力者達が、迷信だとバカにして実行せずに「百物語」の会を終わらせた為に、
その夜から、怪談の会に参加し、「妖怪」のおきてを破った愚かな町の権力者達に対して、日本の「妖怪達」が怒り狂い攻め始めたのでありました…。妖怪の代表格「油すまし」、「のっぺらぼう」、「ろくろ首」などをはじめとした「妖怪の大軍団」が大挙して、「妖怪のおきて」を軽んじ無視した町の権力者達を襲い、次々と恐怖の底に落とし入れて行く〜と言う物語なのでありました…。そんな訳で、この映画『妖怪百物語』の最大の見所でもありますラストの「クライマックスシ〜ン」は、暴れに暴れ捲くった妖怪達の大軍が襲い、いたぶり殺した町の悪人達の惨めな最期を見届けると、ようやく妖怪達の怒りが収まったのか、棺を担いで夜の闇に次から次へと大挙して行進しながら消えて行くと言う〜確か、クライマックスの妖怪達の登場シ〜ンからラストの妖怪達の大軍が夜の闇に徐々に消えていくシ〜ンまでが、何とも幻想的なスロ〜モ〜ションのようなゆったりとした映像だったので、それらの映像が私の脳裏に焼き付いてしまい、残像となってしまった程、たいへんインパクトの強い『妖怪百物語』のラストシ〜ンだったのでもありました…。
≪『妖怪百物語』の最後に…≫
★映画『妖怪百物語』劇中、私自身がとっても好きな…と言うか印象的な場面のひとつでもあったのが、当時、人気絶頂だった「ルーキー新一」さんが、とってもお間抜けに(笑)好演されておりました但馬屋のばか息子「新吉」と、序章でもチョットだけ触れましたが、私自身一押し!「一本足のから傘おばけ」との絡みのいちシ〜ンで、一本足でやや無機質な(笑)感じの「から傘おばけ」が襖に墨で悪戯書きをした「新吉」の落書き漫画から突然!実体化して「ひょこんっ!」…と登場し、中々その状況のが掴めない〜頭の弱い「新吉」に向かって、舌を出しながらペロペロ〜と近寄って来る滑稽なシ〜ンに、私の親を含めた子供連れで映画を見ている大半の大人達は、その「新吉」と「から傘おばけ」のやりとり自体が、たいへんコミカルだったので、素直におもいっきり笑ってしまっていたようなのですが、その当時の未知なるトンでもないモノを見てしまったと言う感覚におもいっきり戸惑っていた私にとっては、そんな大人達のような心の余裕など全く無く〜只々、もの凄くそのシ〜ンのやりとりが不気味で怖かった…などと言う記憶があり、その後、私の夢の中でも、私自身が何故か?「新吉」の役で、「ぴょん〜ぴょん〜!」…と、迫り来る一本足の「から傘おばけ」に「ぺろり〜」と無機質な感じで舐められる怖〜い悪夢を何度も見てしまうようになっていたのは、言うまでもありません…。幸か不幸か?本作、映画『妖怪百物語』と言う恐怖作品が、私自身にとって「恐怖の扉」への入り口になってしまったのでもありました…。

≪制作・著作〜大映(株)・水木しげる≫
★当ホームページで使用している画像や個人情報データなどの著作権は、すべて、それぞれの原著作権者に帰属し、無断で、商用や営利目的などでの二次利用や転用使用する事は厳禁されています!…。
|HOME|懐エピ|60〜80年代|Q&A|アイドル|燃える闘魂|こども教育|リンク集|掲示板|恐怖編|↓next|
copyright(C)1998 禁断のハイブリッドマニアック
Takashi Hada all rights reserved.