
That 70s Show -ダット・セヴンティース・ショウ- ★★
放送局: FOX
製作: カーシー-ワーナー・プロダクション Carsey-Warner Production
プレミア放送日: 8/23/98 (Sun) 20:30-21:00
製作総指揮:マーシー・カーシー、トム・ワーナー、ボニー・ターナー、テリー・ターナー
製作:フランコ・バリオ
監督:テリー・ヒューズ
脚本:カリオ・サレム
出演:トファー・グレイス (エリック)、ローラ・プリポン (ドナ)、ミラ・クニス (ジャッキー)、アシュトン・クッチャー (ケルソ)
物語: 1976年、ウィコンシン州の典型的な郊外の町ポイント・プレイス。ティーンエイジャーのエリック、ドナ、ケルソ、ジャッキー、ハイド、フェズは、今日も階上で親たちがパーティを繰り広げている中、地下室に集まってお喋りをして過ごしている。お酒も回って気分もよくなったエリックの父レッドは、彼が長年所有していた愛車をエリックに譲る計画を明らかにする。エリックたちはそれに乗ってロック・コンサートに出発するが、車が途中でエンコしてしまう。整備工はコンサートのチケット2枚でバッテリーを交換すると申し出るが‥‥
アメリカがドラッグやフリー・セックス、ディスコなど最もワイルドだった時代を、懐かしみながらおもしろおかしく描くというシットコム。ウィスコンシン州の郊外の町という、どこにでもあるような地方の田舎町を舞台に、女性に興味が出てきたエリック、隣りに住む幼な馴染みのドナ、顔はいいがおつむの弱いケルソ、その甘やかされたガールフレンドのジャッキー、いつも何かの陰謀説を唱えているハイド、交換留学生で英語があやふやなフェズの6人を中心に、彼らの親を交えて話が進行する。
70年代を偲ぶ作品というのは、「ゆかいなブレディ一家 (95)」シリーズの成功が示すように、アメリカでは根強い人気がある。「That 70s Show」も一巡してまた現代も流行しているベルボトムのパンツを筆頭とするファッションやディスコ音楽等を番組に散りばめ、ベイビー・ブーマー世代と若い世代の両方にアピールすることを狙っている。アメリカでは新番組というのは9月下旬から始まるのが普通だが、この番組は8月下旬からフライング気味でスタート、早めに放送開始することで、この時期再放送に飽きている視聴者の早期定着を狙った。その甲斐あってかわりとよい視聴率をマーク、今年FOXが編成した番組で、唯一ヒットと言える成果をもたらした。その他の番組はほぼ全滅状態で早々と皆キャンセルされているから(アメリカでは視聴率が悪いとあっという間に編成から外される)、この番組の健闘がわかろうというもの。私自身の意見としては、ラッパのジーンズ(言い方が古いな私も)は何か自分が馬鹿だった時代を思い出させてくれて恥ずかしくなってくるため、番組に入り込めなかった。いったい世の中の人々は、過去を見せられて懐古の情をかき立てられるだけで、見ていて恥ずかしくなるというようなことはないのだろうか?
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