2004年9月6日付チャートレビュー

苦情が殺到したのか知らないが今週からオリコンサイトにNew、↓、↑の表示が復活。いつもリニューアルしては苦情を受けて改定するのはいかがなものか?改定しないよりはいいけど。

SINGLE

1位ORANGE RANGE『チェスト』
初動86388枚。3曲目の1位獲得。(前作が2週目に1位)初登場1位は2回目。10万限定でやりたい放題やったハード路線ということだがほぼ完売の勢い。勢いがあるときはどんな曲でもある程度売れるものだが限定にすればさらに効果的だ。うまい。今回限定でなければ次回作に影響があったかもしれないがそれもないだろう。オリコン本誌インタビューではライター共々、「これは1位は取れないし取らない方がいい曲」などと連呼し盛り上がっていたが取ってしまった。「1位取らない方がいい」なんてとんだ贅沢である。

4位day after tomorrow『lost angel』
初動39082枚。お得意の3曲A面。ただし今回は1曲目の『lost angel』をそのままタイトルにしている。前作、前々作をこえ『moon gate』に次ぐ自己2番目の高初動となった。微妙なブレイク具合にそろそろ飽きられて降下していくかと思われたがお得意のタイアップ連発で何とかしている模様。

5位関ジャニ∞(エイト)『浪花いろは節』
初動37892枚。ジャニーズの関西限定ユニットで発売も関西限定らしい。実際に関西でしか売ってないのかは不明だが、なんとこれが演歌らしい。ジャニーズが氷川きよしを見習って企画したのか知らないが、数字的にも成功とも失敗ともいえない微妙なラインとなった。まあ妥当か?

6位CHAGE&ASKA『36度線-1995夏-』
初動31332枚。01年11月末以来の新曲。初動はそのときとまったく同じ。変わらずファンが待っていたということだろう。曲の方はタイトル通り95年には出来ていた曲らしいが何か出せなかったらしく今回やっとのリリースらしい。

9位武道四天王『ネギま!』(以下略)
初動23673枚。毎月リリースの別にアニメ化されてるわけでもない少年マガジン連載の『ネギま!』キャラクターソングシリーズ。前作あたりで少し落ち着いたかと思ったら2.4万まで出してきて最高初動だった前々作に迫った。一部だけとはいえ恐ろしい人気だ。

11位奥田民生『何と言う』
初動20158枚。前作1.6万枚より上昇。前々作もそのくらいだったので今回は通常より高いことになる。3作連続でジャケットに「CCCD」という表示を入れて意志を貫いているのがおもしろい。10月発売のアルバムもおそらくCCCDだろうが、その代わりにSオーディオCD仕様でも発売するらしい。てかとっとと移籍すりゃいいのに。

12位ハットリくん『HATTORI3(参上)』
初動19160枚。香取慎吾が映画でハットリくんをやっているがそれに伴ってのキャラクターシングルのようだ。実写なのに漫画に忠実にほっぺに渦巻き模様を入れて「ニンニン」と言ってみたりすでに何か間違えてしまったかのように思えるが歌のほうも大して売れてない模様。慎吾ママでそこそこヒットさせていたのにこの数字。香取ファンでもこれは買わないか。

13位プルタブと缶『Wonderful days』
初動18926枚。ジャンプ連載の人気漫画&アニメ『テニスの王子様』のキャラ(声優)が集結したユニットらしい。『ネギま!』が一部の熱狂的男性ファンによるものであるのに対してこちらは一部の熱狂的女性ファンによるもの。磁石のようだ。しかしこの手のジャンルは上位に来るようになったものだ。全体のレベルが落ちたのを差し引いてもキャラクターCDで1万だ2万だという数字はかつてにはないものだ。誰かネットの普及とこの手のジャンルの拡大の関係について研究してくれ。何か密接な関係がありそうだ。

19位スガシカオ『クライマックス』
初動10896枚。前作1.6万枚よりダウン。そんなにガクンとファンが減ることはないだろうけど今回は通常よりもやや振るわなかったか。

20位Berryz工房『ハピネス〜幸福歓迎!〜』
初動10529枚。前作0.79万枚から上昇。デビュー曲の0.9万枚を超えて初めて1万の大台に乗せてきた。アルバムも出せたし人気も安定したようだ。けっこう順調に活動できているのはかなり意外だ。小学生では無理があると思ったのだが沈没傾向のハロプロの中でかつてのメロン記念日みたいに段々上昇するなんて可能性もありえない話ではないのか?

今週の沈没

54位河口恭吾『水曜日の朝』
初動3159枚。前作『A Place In The Sun』の3882枚よりやや低下したがあれはドラマ主題歌だったのを考えればまずは安泰か。すぐ下に4週目の前作もランクイン。こちらは初動振るわなかったものの一応粘って1.5万まで数字を伸ばしている。まもなくアルバム発売だがこれがどこまで出るか。

71位キンモクセイ『メロディ』
初動2451枚。前作は松たか子と組んだがそれとほぼ同等の初動。ひとまずこのラインまで下がったものの2作連続で安定。もう少しファンが残ると思ったが時代かねぇ…。

・3週連続2位は柴咲コウ『かたちあるもの』。今週も7.4万枚と1位ラインは保っているが1位に及ばない。来週もB'zが確定しているので無理。『瞳をとじて』と共に『世界の中心で、愛をさけぶ』主題歌は2位止まりという不思議な運命をたどりそう。なお累計33.8万枚。

・先週1位の嵐は3位で4.2万枚。累計は21.3万枚になり1年ぶりに20万を突破。このときも両A面だった。

・トップ10内ロングヒットはケツメイシとゆず。ゆずのほうはオリンピック効果が存分に発揮されているようで1万台まで落ちてから2万台を2週連続でキープしている。現在19.1万枚。

・予定通り今週で年間1位が平井堅に代わった。この曲はLGCDだが年間1位になると01年の浜崎あゆみ『H』以来2度目のCCCDでのシングル年間1位になる…。なんか嫌だ。ちなみに今週ついに週間1万をわった。

ALBUM

1位BUMP OF CHICKEN『ユグドラシル』
初動315065枚。実に2年半ぶりで前作25万枚を上回る初動をたたき出した。リリースペースも遅く、メディアにも出ないわりにはそれが逆にいいのか非常にゆっくりしたブレイク傾向にあるようだ。ケツメイシといいトイズファクトリーの売り方はとにかく押しまくるエイベックスやソニーと逆で何気に長期を見据えた戦略としてかなり効果的なものなのかもしれない。ちなみにミスチルやゆずもトイズである。

2位槇原敬之『Completery Recorded』
初動135207枚。まあ過去の『SMILING』シリーズ連発からして出るだろうとは思っていた、以前在籍のワーナーからのベスト盤。しかし予想を上回る、ソニー時代や移籍したばっかの東芝EMI第1弾『優しい歌が歌えない』までの全シングル収録というレーベルの域をこえたシングル集になっていた。タイミングも恐ろしくバッチリで散々出ているためもはやマッキーのベスト盤で数字を出そうなんて不可能な状況になっていたにも関わらずこれだけ出た。さすがにオリジナルにはやや及んでないもののホント散々ベストは出ているので予想以上の売れ行きである。

その他ピックアップ

11位Lead『BRAND NEW ERA』
初動22415枚。シングルが2.8万出ていたがアルバムのほうが微妙に低いという展開に…。どういうわけかいつの間にかFLAMEよりも売れるようになっている。というかLeadはそのままにFLAMEがガクンと下がっただけなのだが。

16位THE ALFEE『30th ANNIVERSARY HIT SINGLE COLLECTION 37』
初動17951枚。デビュー30年記念のベスト盤。03年に97年からのベストを出したがそのときは2.8万枚。固定しかいないのでベスト盤はシングルよりも振るわないのだが今回はひどすぎる。37作シングル連続トップ10入りの37曲を再録含めて完全収録したということでファン以外にもアピールできる内容にも関わらず、初回盤8000円、通常でも3枚組になってしまうため5000円というのが良くなかったようだ。

23位麻帆良学園中等部2-A『ネギま!』(以下略)
初動13402枚。なんとアルバムにまで登場していたこのシリーズ。さすがにシングルほどの初動は出ていない。位置的にも地味な位置に。それでもかなりすごい数字だと思うが…。いったいどういう作品なのだろうか…。

90位Something ELse『夏唄』
初動3077枚。カバーアルバム。順位こそ悪いが前作は0.38万枚。シングルでは2000枚台、1000枚台と下降していたのを考えればアルバム買いのファンはまだかなり残っていたということでひとまず安心できる。が、東芝EMI公式が10ヶ月近くほったらかしになっていたり不穏な空気が漂う。

・槇原オリジナルのほうは3週目3位8.9万枚。累計35.9万枚。50万行けばいいかな?

・ポルノグラフィティベストはBLUEが5位、REDが7位。どちらも3万台まで落ちてきていて累計は70万前後。やはり悪条件がここにきてたたっている気がする。レンタルでは槇原共々ものすごい勢いで回転しているのだが…。

・堂本剛、2週目8位2.7万枚。2週目までシングルとまったく同じ動き。あまりの急落はファン以外買ってない証…。この段階で累計は18.8万枚だがおそらく20万ちょいで打ち止めだろう。

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